上杉町 – Wikipedia
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上杉町(うえすぎちょう)は、京都府綾部市の地名。郵便番号は623-0102。
綾部市北部に位置する東八田地区の一地域。北で黒谷町・於与岐町、東で井根町、南東で十倉名畑町、南で梅迫町、南西で中筋町、西で七百石町、北西で高槻町と隣接する。
国道27号とJR舞鶴線が上杉町の中心部を南北に通過しており、いずれも綾部市街および舞鶴市方面へ延びている。
小字[編集]
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丹波国何鹿郡上杉荘[編集]
祖父を勧修寺盛憲、父を勧修寺清房とする重房が、鎌倉幕府の新たなる征夷大将軍として宗尊親王が山城国葛野郡の京から相模国の鎌倉へ下る折、お供をすることになった。この東下り以降、重房は公家より武家と転じ、侍(さむらい)として丹波国何鹿郡上杉荘に所領を得て上杉重房となり鎌倉武士の一翼を担う。この上杉荘は現在の綾部市安国寺町なども含む上杉町の周辺一帯であった。そして、綾部市上杉町はその名を現在にまで残している。
この重房の孫娘の上杉清子は足利貞氏に嫁し、後の足利尊氏を産む。この足利尊氏生誕の地の候補のひとつが現在の綾部市安国寺町すなわち丹波国何鹿郡上杉荘と言われている。足利尊氏は夢窓疎石の意見を取り上げ日本全国の令制国単位に安国寺利生塔を建立したが、丹波国では上杉氏の菩提寺となっていた上杉荘(現在の安国寺町辺りであるが)の光福寺を丹波国安国寺とし、景徳山安国寺に改めた。
地名の由来[編集]
この一帯が上杉氏の本貫地である丹波国何鹿郡上杉荘(うえすぎのしょう)と呼ばれていた頃の名残である。
沿革[編集]
鉄道[編集]
JR西日本舞鶴線が通り、梅迫駅が利用できる。梅迫駅は上杉町と上杉町の南に隣接する梅迫町との境界線上に位置する駅である。
バス[編集]
道路[編集]
国道27号を中心とし、複数の県道が分岐している。
日本郵便[編集]
関連項目[編集]
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