PFCボテフ・プロヴディフ – Wikipedia

PFCボテフ・プロヴディフ
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原語表記 Професионален футболен клуб Ботев Пловдив
愛称 Канарчетата (The Canaries)
Жълто-черните (The Yellow-Blacks)
クラブカラー 黄と黒
創設年 1912年
所属リーグ ファーストリーグ
ホームタウン プロヴディフ
ホームスタジアム フリスト・ボテフ・スタジアム
収容人数 18,777
代表者 スペインの旗 ダニエル・セレヒド
監督 ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 アズルディン・ヴァレンティッチ
公式サイト 公式サイト
Yellow jersey, black shorts and yellow socks

ホームカラー

アウェイカラー

サードカラー

■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ

プロフェシオナレン・フドボレン・クルプ・ボテフ・プロヴディフ(ブルガリア語: Професионален футболен клуб Ботев Пловдив, 英: Professional Football Club Botev Plovdiv)は、ブルガリアのプロヴディフをホームタウンとするサッカークラブ。現存するブルガリア最古のサッカークラブである。クラブ名のボテフはブルガリアの国民的英雄であるフリスト・ボテフに由来している。

1961年、ホームスタジアムであるフリスト・ボテフ・スタジアムが完成し、FCステアウア・ブカレストとの親善試合(3-0)が行われた。

1962年、クラブの歴史で最も重要な選手であるディンコ・デルメンジフイエフ英語版のリーダーシップの下、ブルガリア・カップ初優勝を果たした。1966-67シーズンには2回目のAグループ優勝を果たした。ディンコ・デルメンジフイエフはAグループで通算447試合に出場し、同194得点を記録した。出場試合数、総得点数は共にクラブ記録である。

1981年、2回目のブルガリア・カップ優勝を果たした。1980-81シーズンのAグループでは、ゲオルギ・スラフコフ英語版が31得点を決めてリーグ得点王、ヨーロッパ・ゴールデンシューを受賞した。UEFAカップウィナーズカップ 1981-82では、この大会で優勝するFCバルセロナと対戦し、ホームゲームを1-0で勝利した。1984年11月7日、プロヴディフ・スタジアムで実施されたUEFAカップウィナーズカップ 1984-85のバイエルン・ミュンヘン戦でもホームゲームを2-0で勝利する歴史的快挙を成し遂げた。

1992年、クラブはフリスト・アレクサンドロフ英語版フリスト・ダノフ英語版が率いるコングロマリットに買収された。クラブ史上初の外国人選手となるハンガリー人のRoberto Szabayを獲得するなど大型補強を行ったが大きな成果は得られず、1992-93、1993-94、1994-95シーズンに3位になったのが最高だった。

1999年、クラブはDimitar Hristolovに買収された。2000-01シーズンは、1955シーズンから47シーズン連続で所属したAグループで13位に終わり、Bグループへ降格した。2002-03シーズンにAグループに復帰したが、2003-04シーズンは14位で再び降格した。2005-06シーズンに再びAグループに復帰したが、16チーム中13位、10位、12位、13位と低迷した。2010年2月24日、クラブは財政難に陥り、V AFG(3部リーグ)への降格が決定した[1]。2009-10シーズンの後半戦は全試合、没収試合(0-3)とされた。

再出発となった2010-11シーズンはSouth-East V AFGを38試合37勝1分0敗の圧倒的な成績で優勝し、Bグループ(2部リーグ)昇格を決めた。2011-12シーズンはBグループ東部で2位になり、同西部2位のFC Sportist Svogeと対戦した昇格プレーオフも2-0で勝利してAグループ昇格を決めた。

2012-13シーズンはAグループ4位に終わったが、3位のPFC CSKAソフィアが債務の問題で欧州カップ戦参加資格を剥奪されたため、繰り上げでUEFAヨーロッパリーグ 2013-14出場権を獲得した。2013-14シーズンはブルガリア・カップ決勝に進出したが、PFCルドゴレツ・ラズグラドに0-1で敗れた。

タイトル[編集]

国内タイトル[編集]

  • Aグループ:2回
    • 1929, 1966-67
  • ブルガリア・カップ:3回
    • 1962, 1981, 2016-17
  • ブルガリア・スーパーカップ:1回
    • 2017
  • バルカン・カップ:1回
    • 1972

過去の成績[編集]

年度 所属 順位 カップ戦
2011-12 2部 東部 2位 27 14 9 4 40 17 +23 51 準々決勝敗退
2012-13 1部 4位 30 18 6 6 51 21 +30 60 3回戦敗退
2013-14 1部 4位 38 18 11 9 57 32 +25 65 準優勝
2014–15 1部 6位 32 12 6 14 38 39 -1 42 ベスト32
2015–16 1部 7位 32 8 9 15 27 44 -17 33 ベスト32
2016–17 1部 8位 32 13 5 14 51 50 +1 44 優勝
2017-18 1部 5位 36 15 11 10 62 49 +13 56 準決勝敗退
2018-19 1部 6位 36 14 8 14 44 36 +8 50 準優勝
2019-20 1部

欧州での成績[編集]

現所属メンバー[編集]

2017年2月6日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
2 DF ブルガリア ツヴェトミル・パノフ
3 DF ブルガリア アタナス・タショロフ
4 DF ブルガリア ヴィクトル・ゲネフ
5 DF ブルガリア クリスティアン・ディミトロフ
6 DF ブルガリア ダニエル・ズラトコフ
7 MF ブラジル フェリピ・ブリソラ
8 MF ブルガリア トドル・ネデレフ
9 FW ブラジル フェルナンド・ヴィアナ
10 MF ブルガリア セルカン・ユセイン
11 FW ブルガリア クリスティアン・ドブレフ
14 MF コートジボワール ヤヤ・メレジェ
15 FW ブルガリア イヴァン・キレフ
17 MF ブルガリア ラチェザル・ブルタノフ (Captain sports.svg)
18 DF ブルガリア ラドスラフ・テルジエフ
19 DF ブルガリア ズドラヴコ・デルメノフ
No. Pos. 選手名
20 FW フランス オマール・コッソコ
21 GK ブルガリア マルティン・ディミトロフ
22 GK ブルガリア ゲオルギ・ゲオルギエフ
23 MF ブルガリア ペタル・チャラコフ
24 DF ブルガリア ラザル・マリン
25 DF ブルガリア クルム・ストヤノフ
39 MF ブルガリア アントニオ・ヴトフ
99 GK ブルガリア イヴァン・チュヴォロヴィッチ
MF ブルガリア ラドスラフ・アポストロフ
MF ブルガリア ランゲル・イグナトフ
MF ブルガリア エミル・カムベロフ
MF ブルガリア ミルコ・ゲオルギエフ
FW ブルガリア イスメト・ラマダン
FW ブルガリア ボリス・チュチュコフ

歴代監督[編集]

  • ブルガリアの旗 リュボスラフ・ペネフ 2014

歴代所属選手[編集]

  • ブルガリアの旗 ニコラ・コヴァチェフ 1955-1956
  • ブルガリアの旗 ゲオルギ・アスパルホフ 1961-1963
  • ブルガリアの旗 ボリスラフ・ミハイロフ 1994-1995
  • ブルガリアの旗 マルティン・カムブロフ 1998-1999, 2001
  • ブルキナファソの旗 アビブ・バモゴ 2012
  • リトアニアの旗 エルネスタス・シェトクス 2012-2013
  • コンゴ共和国の旗 フェレボリ・ドレ 2014-2015
  1. ^ Bulgaria’s Botev Plovdiv expelled from first division over debts” (英語). india.com (2010年2月24日). 2014年7月4日閲覧。

外部リンク[編集]