フィフティ・シェイズ・フリード (映画) – Wikipedia

フィフティ・シェイズ・フリード』(Fifty Shades Freed)は2018年のアメリカ合衆国の恋愛映画。『フィフティ・シェイズ』3部作の最終作となる作品である。監督はジェームズ・フォーリー、主演はダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンが務めた。本作はE・L・ジェイムズが2012年に発表した同名小説を原作としている。

なお、前作、前々作は日本国内でR18+指定を受けたが、本作はR15+指定となっている[4]

ストーリー[編集]

アナスタシア(愛称アナ)とクリスチャンはヨーロッパでの新婚旅行から帰ってきたのだが、クリスチャンはどこか不満げであった。アナがその理由を尋ねると、クリスチャンはアナが職場で旧姓のスティールを使用し続けていることを不快に思っているのだという。クリスチャンがグレイという名字に感じている重みを知ったアナは、しばしの口論の末に彼の願いを聞き届けることにした。クリスチャンはアナの職場であるシアトル・インディペンデント・パブリッシング(SIP)を買収し、それをアナにプレゼントした。仰天するアナをよそに、クリスチャンは「会社名はグレイ・パブリッシングに変更するつもりだ」と嬉しそうに語った。

夫のクリスチャンが過保護に過ぎると感じることもあったが、アナは幸せな日々を過ごしていた。そんな2人の幸せを監視しながら憎悪を煮えたぎらせる男がいた。ジャック・ハイドである。ハイドは部下だったアナスタシアにセクハラをしたために、クリスチャンの逆鱗に触れてSIPを解雇された。それは自業自得であるにも拘わらず、ハイドはクリスチャンに復讐すべく行動していたのである。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替[5]

2012年3月、ユニバーサル・ピクチャーズとフォーカス・フィーチャーズがE・L・ジェイムズの『フィフティ・シェイズ』3部作の映画化権を獲得したという報道があった[6]。2015年2月6日、第1作のプレミア会場で、監督のサム・テイラー=ジョンソンが残る2作も映画化されると明言した[7]。その直後、テイラー=ジョンソンが企画から降板させられた[8]。11月2日、第2作と第3作の監督にジェームズ・フォーリーが起用され、ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンが続投することになったと報じられた[9]。2016年2月8日、アリエル・ケベルが本作に出演するとの報道があった[10]。12日、ジャック・ハイドをエリック・ジョンソンが演じると発表された[11]。20日、ブラント・ドーハティの出演が決まった[12]

撮影[編集]

2015年11月、ユニバーサル・ピクチャーズは第2作と第3作を一遍に撮影する計画を立てているとの報道があった[13]。本作の主要撮影は2016年2月9日に始まり、同年7月12日に終了した。本作のロケはパリやバンクーバーで行われた。その際、ワーキング・タイトルとして「Further Adventures of Max and Banks 2 & 3」が使用されていた[14][15]

2017年9月10日、本作のティーザー・トレイラーが公開された[16]。11月6日には、本作のファイナル・トレイラーが公開された[17]

興行収入[編集]

本作は『ピーターラビット』及び『15時17分、パリ行き』と同じ週に公開され、公開初週末に3700万ドルから4000万ドルを稼ぎ出すと予想されていたが[18]、この予測は的中した。2018年2月9日、本作は全米3768館で封切られ、公開初週末に3856万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となった[19]。なお、この数字は前作の公開初週末興行収入(4660万ドル)を大きく下回るものであった[20]

本作は批評家から酷評されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには138件のレビューがあり、批評家支持率は12%、平均点は10点満点で3.1点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『フィフティ・シェイズ・フリード』はフィフティ・シェイズ三部作に不格好な終幕をもたらした。三部作はモヤモヤしたまま三人婚へと至った。」となっている[21]。また、Metacriticには43件のレビューがあり、加重平均値は31/100となっている[22]。なお、本作のシネマスコアはB+となっている[23]

外部リンク[編集]