ミシガン・インターナショナル・スピードウェイ – Wikipedia

ミシガン・インターナショナル・スピードウェイ (Michigan International Speedway) はアメリカ合衆国・ミシガン州ブルックリンにあるオーバルトラック。観客席数は13万7,243席。特に通称は無いが、同じ2マイルオーバルのオートクラブ・スピードウェイとの組み合わせは”姉妹”と言われ、こちらが姉にあたる。

1968年オープン、CARTとIRLが分裂していた時代、CART夏の祭典であり最大イベントとなるU.S.500が行われていた場所として有名である。NASCARの開催は6月開催がスプリントカップシリーズ/キャンピング・ワールド・トラック・シリーズ、8月の開催がスプリントカップシリーズ/ネイションワイド・シリーズという組みあわせで行われ、ポコノ同様シーズン中盤に2回を近接して行う珍しいトラック。IRLの方は2002年~2008年で使用があったが、2009年はシーズン前にキャンセルとなってしまい、定例で開かれるビッグレースはNASCARのみとなってしまった。

近所にはキャンプ場が多数用意され、レースウィークを泊まりこみで観戦するには便利なトラックである。

トラックの特徴[編集]

コース寸法
個数 長さ バンク角
ホームストレート 1 3600フィート(1097.3m) 12°
バックストレート 1 2242フィート(683.4m)
ターン 4 4718フィート(1438m) 18°
全長:2マイル(3218.7m) 路面:アスファルト

18度とそこまで角度の付いたバンクではないが、ストレート長が十分に確保されているのが一番の特徴。そしてコース幅が広く、4ワイドから瞬間的には5ワイドまで可能なだけでなく、どのラインでもそれなりのスピードで走れるためにラインの自由度の高さは特出している。路面が改修された2012年のレースでは、3大シリーズ全てでトラックレコードが更新された。中でも6月のスプリントカップシリーズでは予選で19人が周回平均速度200mph超を達成、アトランタ、テキサス、ラスベガスらを上回るNASCAR最速トラックになった。

レコード[編集]

現在CARTの予選レコードがオフィシャルコースレコードとなっている。

外部リンク[編集]