CTY-FM – Wikipedia

CTY-FM(シーティーワイエフエム)は、超短波放送(FMラジオ)の特定地上基幹放送事業者であるシー・ティー・ワイ(CTY)が運営するコミュニティ放送である。この放送局は三重県四日市市および三重郡菰野町の各一部地域を放送区域としている。

CTYに合併されるまでは別会社のエフエムよっかいち株式会社として運営していた。

1999年7月30日に、エフエムよっかいち株式会社が設立され、同年9月1日にコミュニティ放送を開局した。

その後、エフエムよっかいちは、2011年4月から2017年3月まで四日市市に本社を置くケーブルテレビ局CTYの完全子会社であった。同局のほか、津市に本社を置くケーブルテレビ局ZTV(津・亀山エリアのみ)が再送信している。長らくPORT WAVE(ポートウェイブ)の愛称でコミュニティ放送を運営していたが、2017年4月1日に合併のためコールネーム全体がCTY-FMに変更された。本社と演奏所(スタジオ)は四日市市本町8番2号、送信所は四日市港ポートビルにある。また、かつてサテライトスタジオが四日市一番街商店街内の文化の諏訪駅にあった。放送エリアは、四日市市と菰野町の他、鈴鹿市、いなべ市、桑名市、朝日町、川越町、東員町で、エリア内合計人口77万6千人の85%をカバーする[1]。愛知県の一部でも良好に聞こえる地域がある。

CTYとエフエムよっかいちは、2017年4月1日付にて合併[2]。エフエムよっかいちの名称も2017年4月1日付でコールネームからなくなった。コールネームにはCTY-FMとハイフンが入っているが、新ロゴにはハイフンは省略されている。時報通知の際も「CTYが午前(あるいは午後)○○時をお伝えします」とCTY提供であることを明示している。呼出名称は放送内で用いられていない。新しいジングルはエレキギターのソロの後で「シー・ティー・ワイ・エフエム(x2-3)セブンティ・シックス・ポイント・エイト(x1)」で、PORT WAVE時代の周波数コール[3]を含んだSFの後に短く全員で愛称を囁くヴァージョンよりボーカルを前面に出した構成[4]。予報・正報音は省略される。

  • 1999年(平成11年)
  • 2008年(平成20年)6月10日 SimulRadioに参加。インターネットでの聴取が可能となる。
  • 2011年(平成23年)4月1日 四日市市に本社を置くケーブルテレビ局シー・ティー・ワイの完全子会社化。
  • 2012年(平成24年)3月までは自社制作番組以外の時間はJ-WAVEの番組を放送していたが、4月よりミュージックバードに変更された。
  • 2014年(平成26年)
  • 2015年(平成27年)7月1日 独自のスマートフォン向け聴取アプリを開発・リリース[6]
  • 2017年(平成29年)4月1日に会社合併のため愛称を「FM Portwave」から「CTY-FM」へリニューアル[7]。従来用いられてきたコールネーム「エフエムよっかいち Portwave」が「CTY-FM」に置き換えられることとともに、エフエムよっかいちの名称がコールネームから消滅。公式サイトからも「エフエムよっかいち」の名称が消えた[8]。この日は特別番組「わたしと街の未来~この街で出来る事・したい事」を9時間50分にわたって展開した。
    • 5月 FM++の公式ホームページからWindowsのブラウザのほとんどで聴取可能になった。
    • 9月30日 ListenRadioによる配信を終了[9]。10月1日からは独自のスマートフォン・iPhone向け聴取アプリのみ使用可能。
  • 2018年(平成30年)
    • 10月までに携帯端末向けインターネットラジオの配信をFM++(PC・スマートフォン・iPhone)とFM聴(スマートフォン・iPhone[10])へと変更。SimulRadioのホームページからCTY-FMの「放送を聴く」をクリックするとfmplaplaへリンク[11]されるようになった。
  • 2019年(令和元年)
    • 9月に開局20周年を迎えた。
  • 2020年(令和2年)

放送内容[編集]

  • 地域住民とインターネット利用者をターゲットとした番組構成。
  • 番組の制作を支えているのはボランティアのパーソナリティとディレクター。
  • 地元のアーティストを支援することがあり、四日市発インディーズバンド・スプーンタップが3人編成だったころ、また国際ノンルーフ楽団解散間際に番組枠を与えていた。
  • PORT WAVE時代には、2台のオンド・マルトノと電子ピアノ[14]を用いた災害・減災対策CMを掛けていた。減災対策は三重県のコミュニティFMの中でも特に力を入れており、2017年の台風情報では平時の番組を休止して警報解除までノンストップで放送した。
  • 番組CM「みんなの夢を教えてください」[15]はPORT WAVE時代から引き継いでいる。
  • 2017年は高校野球の地方大会や、ヴィアティン三重のサッカー中継など、スポーツ実況にも力を入れている。

CTY-FMの番組[編集]

  • ブエノスディアス、タンゴでおはよう
  • MUSIC BOX
  • MAKOMO Station
  • Morning Wave
  • ラジオなんやかんや
  • よっかいちわいわい人探訪!
  • マンスリーよっかいち
  • 4-sailsのフォーセール!
  • WANGAN MUSIC
  • よっかいちカフェ
  • めっちゃめちゃ四日市
  • なうい洋一のコミカル症候群(シンドローム)
  • なうい洋一のコミカル症候群+
  • 黒田モーター商会presentsほんサタ★スマイル
  • 煌めき☆アンフォレントの「煌めけ!アンフォレディオ☆」
  • Evening Wave
  • パワープレイ
  • アストロウェイブ768
  • カリブ文学者山本伸のMonday Nite GrooVe!
  • Estrada da vida[16]
  • ALO!YOKKAICHI[17]
  • 人に巡り会う旅
  • 応援兄弟のラジオDeご縁
  • アムリタイム
  • 三重バイオレットアイリス・ハンドボールガールズ
  • 水曜アニソンスペシャル[ひ]~ちゃん探検シリーズ
  • ヤジばなサタデー
  • バリバリ☆
  • 音楽煮込み

外部リンク[編集]