東道後のそらともり – Wikipedia

東道後のそらともり

東道後のそらともり(ひがしどうごのそらともり)は、愛媛県松山市南久米町3番地1にある、入浴やレジャー、宿泊を兼ね備えた複合温浴施設である。

「久米之癒」を経営している久米開発有限会社と同じ経営者が、別会社「そらともり株式会社」を設立して経営している。施設は温泉守護神が奉られている東道後神社(日尾八幡神社)がある日尾山の麓に位置しており、源泉は四国八十八箇所49番札所である浄土寺の麓に位置している。

コンセプトは「氣養生」である。また、ヌメリのある泉質は「久米之癒」と同様であり、少しぬるめの温泉で長湯に向いている。また、屋上庭園にある露天風呂や、アロマ水で蒸気を発生させるロウリューというサウナが設置されているほか、三玉石のフィルターで濾過した飲用可能な源泉がある。

「久米之癒」がおおむね入浴のみを目的としているのに対し、こちらはレストラン・ボディケア・リラクセーションルーム・家族風呂・湯宿を兼ね備えた複合施設である。

この節には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(孌洞の1文字目)が含まれています(詳細)。

当地は伊予鉄道の所有[要出典]であり、1962年から「ファミリー温泉」「いよてつ健康ランド」「湯快爽快いよてつの湯」と経営が変遷している。

  • 1962年 – 伊予鉄道の子会社である日尾開発が「東道後ファミリー温泉」として開業する。
  • 1990年 – 施設の老朽化に伴い「松山いよてつ健康ランド」としてリニューアルする。
  • 2005年9月30日 – 「松山いよてつ健康ランド」が閉店し、後に運営企業の日尾開発も解散する。
  • 2006年4月12日 – 温浴施設の運営などを営む湯快爽快(神奈川県)が伊予鉄道と賃貸借契約を結び、「湯快爽快いよてつの湯」として開業する。
  • 2007年10月30日 – 「湯快爽快いよてつの湯」が閉店する。
  • 2009年5月2日 – そらともり株式会社が伊予鉄道と賃貸借契約を結び[要出典]、営業を開始する。

当施設は、四国八十八箇所の遍路道沿線に所在している[1][2]

以下は、当施設までの主な交通の概要である[1]※詳細は公式サイトなどを参照。

  1. ^ a b アクセス方法 – 東道後のそらともり(2013年2月9日閲覧)
  2. ^ 『四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編』第8版 p.59(図58-2) へんろみち保存協力会 2007年2月発行 ※遍路道の確認に用いた出典として。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]