秦基博 – Wikipedia
秦 基博 | |
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生誕 | |
出身地 |
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学歴 | 法政大学経営学部卒業 |
ジャンル | |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | |
活動期間 | 1999年 – |
レーベル | |
事務所 | オフィスオーガスタ |
共同作業者 | |
公式サイト | 秦基博 公式サイト |
秦 基博(はた もとひろ、1980年10月11日 – )は、日本のシンガーソングライター。所属事務所はオフィスオーガスタ、所属レーベルはユニバーサルミュージック。宮崎県日南市生まれ、神奈川県横浜市青葉区育ち。身長178cm[2]。血液型A型。
宮崎県日南市で3人兄弟の末っ子として生まれ、1988年7月に神奈川県横浜市青葉区に転居[2]。12歳ぐらいの時、6歳上の長兄が3,000円ほどで譲り受けてきたギターを初めて弾かせてもらったのがきっかけで[2][3]、中学時代から作曲を始め、高校生の頃から本格的に楽曲制作を行うようになった。
高校最後のライブで、初めて観客の前で演奏し、大学に進学する頃に友人の伝で横浜のライブハウスF.A.D YOKOHAMAに出演するようになる[3]。以降、横浜を中心に渋谷や下北沢などで弾き語りでのライブ活動を展開。
2004年1月20日にインディーズミニアルバム『オレンジの背景の赤い静物』を発売。
2005年の末頃、ライブハウス出演時に偶然その場に居合わせたオフィスオーガスタのスタッフから声をかけられ[2]、2006年3月より同社に所属。7月に開催された『Augusta Camp 2006』に出演し、オープニングアクトを務める[4]。11月8日にシングル『シンクロ』でメジャーデビュー。同曲は全国FMパワープレイ獲得数の新記録(43局)を樹立した[5]。
2007年9月26日に1stアルバム『コントラスト』を発売。11月24日より、全国ツアー『秦 基博 1st LIVE TOUR “CONTRAST”』を全国7ヶ所で開催し、約1万人を動員[6]。12月27日、F.A.D YOKOHAMAでスペシャルライブ『BACK TO F.A.D!』を開催し、初の凱旋公演を行った[7]。
2008年3月15日にスペースシャワーTV『SPACE SHOWER Music Video Awards 08』で『鱗(うろこ) -Director’s Cut Ver.-』がBEST MALE VIDEOを受賞[8]。
2009年3月6日に単独公演としては自身初となる日本武道館公演を開催。5月4日より初の弾き語りツアー『GREEN MIND 2009』を全国21ヶ所公演で開催[9]。
2013年10月16日にセルフセレクションアルバム『ひとみみぼれ』を発売[10]。
2014年4月18日に映画『STAND BY ME ドラえもん』で主題歌を担当することを発表し[11]、8月6日に同作の主題歌『ひまわりの約束』がシングルとして発売された[12]。10月29日に弾き語りベスト・アルバム『evergreen』発売。同作は第56回日本レコード大賞企画賞を受賞した[13][13]。
2015年7月3日に青森県の縄文遺跡群の魅力や価値に関する情報発信を行う親善大使「あおもり縄文大使」に任命される[14]。
2016年11月1日よりデビュー10周年を記念して、自身初の全国アリーナツアー『Hata Motohiro 10th Anniversary ARENA TOUR “All The Pieces”』を開催。同公演内にてデビュー10周年を記念して自身初のスタジアムライブを来春に横浜スタジアムにて行うことを発表した[15]。
2017年4月4日、横浜スタジアムでの横浜DeNAベイスターズ本拠地開幕セレモニーにてセレモニーに登場し、横浜DeNAベイスターズ制作のドキュメンタリー映画、FOR REAL -ベイスターズ、クライマックスへの真実。-の主題歌となっている「青」を歌唱した[16]。5月4日、デビュー10周年を記念して初の野外単独ライブ『HATA MOTOHIRO 10th Anniversary LIVE AT YOKOHAMA STUDIUM』が開催され、2万5000人を動員した[17]。同日、4thアルバム『Signed POP』収録曲で、テレビドラマ『恋がヘタでも生きてます』の主題歌となった「Girl」が自身初のリカット・シングルとして発売された[18]。6月14日にデビュー10周年を記念して初となるオールタイム・ベストアルバム『All Time Best ハタモトヒロ』が発売された[19]
2019年12月11日に前作「青の光景」から4年ぶりとなるオリジナルアルバム「コペルニクス」を発売。
2020年3月4日、大宮ソニックシティを皮切りに4年ぶりの全国ツアー「HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2020 -コペルニクス-」を開催予定だったが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により度重なる延期を経て、全公演中止となる。8月27日にF.A.D YOKOHAMAで自身初の無観客ライブ『Hata Motohiro Live at F.A.D YOKOHAMA 2020』が開催された[20]。11月19日に前述の中止となった全国ツアーを無観客にて収録し配信ライブというかたちで開催。
2021年3月17日に弾き語りベストアルバム「ever green2」を発売。連動するかたちで4月27日、宇都宮市文化会館大ホールを皮切りに9年ぶりとなる弾き語りツアー「HATA MOTOHIRO GREEN MIND 2021」を開催。コロナ禍での開催となったが無事に全公演終了。11月9日、10日に横浜アリーナ、11月22日、23日に大阪城ホールにて「Hata Motohiro 15th Anniversary LIVE」開催。それぞれ初日は弾き語り、2日目はバンドライブとして開催。横浜アリーナ公演初日に12月26日、日本武道館にて「HATA MOTOHIRO 15th Anniversary LIVE“Philharmonic Night”」を行うことを発表。室屋光一郎率いる弦楽オーケストラとピアノにトオミヨウを迎えて行われた。
ディスコグラフィ[編集]
シングル[編集]
CDシングル[編集]
デジタルシングル[編集]
作 | 発売日 | タイトル | 初収録アルバム |
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1st | 2018年11月3日 | 花 | コペルニクス |
2nd | 2019年3月13日 | 仰げば青空 | |
3rd | 2022年4月13日 | Trick me | – |
EP[編集]
枚 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 順位 | |
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初回限定盤 | 通常盤 | ||||
1st | 2012年2月8日 | エンドロールEP | AUCL-69 | AUCL-71 | 9位 |
アナログレコード[編集]
枚 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 |
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1st | 2013年10月16日 | Girl | AUJL-1 | 4thアルバム『Signed POP』からシングルカット 完全生産限定 |
詳細
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2nd | 2018年5月2日 | ひまわりの約束 | HBL-001 | 数量限定盤 |
詳細
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3rd | 2018年11月3日 | 花 | UMKA-19051 | 2018年レコードの日限定盤 デジタルと同時リリース |
詳細
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4th | 2019年11月6日 | Raspberry Lover | PDJA-1001 | UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤 |
詳細
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アルバム[編集]
ミニ・アルバム[編集]
枚 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 順位 | |
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初回限定盤 | 通常盤 | ||||
1st | 2007年3月7日 | 僕らをつなぐもの | AUCK-18017 | AUCK-18016 UMCA-10135 |
50位 |
2009年1月21日 | 僕らをつなぐもの (プレミアム・エディション)(完全生産限定盤) | AUCK-18038 | 11位 |
オリジナル・アルバム[編集]
枚 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 順位 | RIAJ認定 | |
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初回限定盤 | 通常盤 | ディスク | ||||
1st | 2007年9月26日 | コントラスト | AUCK-18019 | AUCK-11010 UMCA-10136 |
5位 | ゴールド |
2nd | 2008年10月29日 | ALRIGHT | AUCK-18036 | AUCK-11014 UMCA-10137 |
7位 | – |
3rd | 2010年10月6日 | Documentary | A:AUCL-46 B:AUCL-48 |
AUCL-50 UMCA-10138 |
3位 | |
4th | 2013年1月30日 | Signed POP | A:AUCL-114 B:AUCL-116 |
AUCL-118 UMCA-10139 |
3位 | |
5th | 2015年12月16日 | 青の光景 | AUCL-192 | AUCL-194 UMCA-10143 |
2位 | ゴールド |
6th | 2019年12月11日 | コペルニクス | UMCA-19061 | UMCA-10072 | 6位 | – |
コペルニクス(Home Ground限定盤) | PDCA-1908 |
ベスト・アルバム[編集]
枚 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 順位 | RIAJ認定 | |
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初回限定盤 | 通常盤 | ディスク | ||||
1st | 2010年3月3日 | BEST OF GREEN MIND ’09 | AUCL-21 | 8位 | – | |
2nd | 2013年10月16日 | ひとみみぼれ | AUCL-140 | AUCL-142 UMCA-10140 |
4位 | |
3rd | 2014年10月29日 | evergreen | AUCL-30022 | AUCL-167 UMCA-10141 |
6位 | ゴールド |
4th | 2017年6月14日 | All Time Best ハタモトヒロ | 1CD:UMCA-19051 DVD:UMCA-19052 Blu-ray:UMCA-19053 |
UMCA-10051 | 1位 | ゴールド |
5th | 2021年3月17日 | evergreen2 | UMCA-19064 | UMCA-10079 | 11位 | – |
6th | 2021年10月13日 | BEST OF GREEN MIND 2021 | UMCA-10085 | 18位 | ||
BEST OF GREEN MIND 2021(Home Ground限定盤) | UMCA-1001 |
インディーズ時代の作品[編集]
分類 | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 |
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ミニアルバム | 2004年1月20日 | オレンジの背景の赤い静物 | ANR-0001 | 廃盤 |
デモ音源 | 2006年 | DEMOTRACKS | – | デビュー前に関係者のみに配布された音源集 |
詳細
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配信限定作品[編集]
発売日 | タイトル |
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2008年3月26日 | SHIBUYA-AX ’07 |
詳細
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2008年12月26日 | フォーエバーソング(Live at The Room) |
詳細
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2009年1月21日 | ライブ@中野サンプラザ27/12/2008 |
詳細
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2017年9月6日 | 鱗(うろこ)‐岡崎体育Remix‐ |
DVD/Blu-ray[編集]
収録作品[編集]
楽曲提供[編集]
参加作品[編集]
タイアップ一覧[編集]
ラジオ番組[編集]
CM[編集]
注釈[編集]
- ^ 初回生産限定盤の内容を収録
- ^ 16thシングル『言ノ葉』の初回生産限定盤『言ノ葉+GREEN MIND 2012』として発売。
- ^ 21stシングル『70億のピース/終わりのない空』の初回生産限定盤に収録。
出典[編集]
- ^ a b Greenberg, Adam. Hata Motohiro | Biography & History – オールミュージック. 2020年10月22日閲覧。
- ^ a b c d “総力特集 Vol.9『秦 基博』 | 秦 基博 履歴書”. エキサイトミュージック. エキサイト. 2020年10月22日閲覧。
- ^ a b 中津海麻子 (2017年4月25日). 迷い悩んだ経験が、始まりだった 秦 基博(前編). (インタビュー). 朝日新聞社. 朝日新聞デジタル&w. 2020年10月22日閲覧。
- ^ “Profile”. 秦 基博 Official Web Site. 2020年10月22日閲覧。
- ^ “総力特集 Vol.9『秦 基博』”. エキサイトミュージック. エキサイト. 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦 基博、全国ツアー終了とともに追加公演発表”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2007年12月12日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦 基博 凱旋公演決定!!”. Livedoor ニュース (LINE). (2007年12月12日). オリジナルの2020年10月30日時点におけるアーカイブ。 2020年10月22日閲覧。
- ^ “<MVA08>、BUMP OF CHICKENが史上初の3冠”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2008年3月16日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦 基博の毎年恒例<GREEN MIND>、2011年は故郷宮崎のみで開催”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2010年11月8日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦基博、新作「一耳惚れ」は初の自選アルバム”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2013年8月9日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦 基博、「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌担当”. OKMusic (ジャパンミュージックネットワーク). (2014年4月18日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “第56回輝く!日本レコード大賞(2014年)”. TBSテレビ. 2020年10月22日閲覧。
- ^ a b “『第56回 輝く!日本レコード大賞』にて三代目JSBが大賞を受賞”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2014年12月31日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦基博&レキシ、世界遺産登録目指す「あおもり縄文大使」に任命”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2015年7月3日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦基博、来年5月に横浜スタジアムでワンマンライブ”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年11月2日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦基博がDeNA本拠地開幕戦セレモニーに登場 「青」を生披露”. デイリースポーツ. (2017年4月4日) 2021年4月22日閲覧。
- ^ “【秦 基博】『HATA MOTOHIRO 10th Anniversary LIVE AT YOKOHAMA STADIUM』2017年5月4日 at 横浜スタジアム”. ジャパンミュージックネットワーク (2017年5月20日). 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦基博「Girl」、前田敦子主演でキュンとくるMV完成”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年4月6日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦基博「All Time Best ハタモトヒロ」特典映像の詳細明らかに”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年3月24日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦 基博、原点の地から“ライブハウスで音楽を聴く喜び”を届けた無観客ライブ”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2020年8月28日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “秦基博さん(本校音楽部OB・シンガーソングライター)がNHK番組(SONGS)に出演”. 法政大学第二中・高等学校. 2014年3月26日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2020年10月22日閲覧。
- ^ “9月 :: 法政大学”. 法政大学 (2015年9月12日). 2020年10月22日閲覧。
- ^ 秦基博『新しい歌』USEN、2009年1月21日。
ISBN 9784903979083。
- ^ おれエリートかな…ジョイマン高木さん受験に燃え尽きて. (インタビュー). 朝日新聞社. (2017年12月22日). 朝日新聞デジタル. 2020年10月22日閲覧。
- ^ “恋する気持ちが綴られた14曲の「ラブレター」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2008年10月28日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “オフィスオーガスタだけでコンプリート、『月ノうた』発売”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2009年4月29日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “オフィスオーガスタコンピ第2弾は冬をテーマに17曲収録”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2009年10月20日) 2020年10月22日閲覧。
- ^ “林遣都×市原悦子「しゃぼん玉」、秦基博が歌う主題歌「アイ」流れる予告編”. 映画ナタリー. (2016年12月13日) 2016年12月13日閲覧。
- ^ “河瀬直美&樹木希林「あん」主題歌は秦基博書き下ろしの新曲!”. 映画.com (2015年3月26日). 2015年3月26日閲覧。
- ^ “秦 基博、NHK Eテレ『人生デザインU-29』新テーマ曲に書き下ろし新曲提供”. Ro69. (2015年3月31日) 2015年4月2日閲覧。
- ^ “秦基博、桐谷美玲ドラマにアップテンポなラブソング提供”. 音楽ナタリー (2016年1月21日). 2016年1月21日閲覧。
- ^ “秦基博、“西の怪童”と呼ばれた棋士の一生描く「聖の青春」に主題歌提供”. 音楽ナタリー. (2016年9月2日) 2016年9月2日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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