ドラえもん 夢どろぼうと7人のゴザンス – Wikipedia

ドラえもん 夢どろぼうと7人のゴザンス』は、セガが1993年3月26日に発売したメガドライブ用ゲームソフト。

漫画『ドラえもん』(1969年 – 1996年)を題材とした作品である。

ドラえもんを操作するアクションゲーム。じゃんけんなどのミニゲーム要素がある。

ドラえもんのコンピュータゲームで唯一のメガドライブ用ソフト。

「SEGA」ロゴの画面でドラえもんが音声合成で「セーガー」とボイスを発するのが特徴である。

特製のカンペンケース、鉛筆、消しゴムが入った文具セットが付属していた。

日本国外では、大韓民国のみで正規に発売された。日本版のROMのままであるため、ゲーム内容は、日本語であった。

ゲーム内容[編集]

ステージ構成[編集]

  • のび太の町
  • 空き地
  • 宇宙

キャラクター[編集]

スタッフ[編集]

  • ディレクション:石井達也
  • ゲーム・デザイン:久礼深雪
  • メイン・プログラム:小野寺正
  • サブ・プログラム:U.C
  • グラフィック・デザイン
    • ドラえもん:林宏樹
    • エネミー:高梨誠(ネクサスインターラクト)
    • デモ:林宏樹、渡辺明美
    • ステージ:高橋章、斉藤智晴(ウインズ)、延東史郎(ウインズ)
  • サウンド:島村孝一
  • サウンド・アシスト:鎌谷千佳子、しぶやじゅんこ
  • マニュアル:渡辺貴生 (DEZAIRA)、さかいはじめ
  • サンクス:大岡良樹
  • プロデュース:渡部雅人
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では7・7・6・5の合計25点(満40点)となっている[2]
  • ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.6点(満30点)となっている[3]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.0 3.2 3.4 3.4 3.0 3.5 20.6
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年、太田出版)では、「キャラもの=子供向け=『何回ミスしてもゲームオーバーにならなきゃいい』と思考回路がショートしたのか(中略)何をしても増殖する残りドラ」、「放出したタマは取り返すのがセガの掟とばかりに、地面は穴ぼこだらけ、空中の足場は渡りにくく、嫌なところに必ず配置されてるザコ。(中略)対ボス戦は『あっちむいてホイ』や『イス取りゲーム』だけど、ほのぼのできねえ」と評している[4]