セット・ユア・ゴールズ – Wikipedia

セット・ユア・ゴールズ (Set Your Goals) とは、アメリカ合衆国 カリフォルニア州オリンダにて結成されたハードコア・パンクバンドである。

2004年結成。初期はハードコア・パンクをベースにポップでキャッチ―な要素を含んだサウンドが特徴。近年はポップパンク色が強く出ている。社会派のバンドとして知られ、歌詞の多くは宗教、政治、環境破壊などの内容で占められている。またその全ての歌詞は、下品や過激な言葉を一切使わず、全てクリーンな歌詞で構成されている。これは、ヴォーカルのマットが末日聖徒イエス・キリスト教会の人々に囲まれた環境で育った事に起因しており、これについてインタビュー中に言及された時、「末日聖徒イエス・キリスト教会の人々は、決して汚い言葉を使わない。それに、品の無いバンドだって思われたくないんだ。社会にメッセージを発するのに、汚い言葉は必要ない」と語った。

また、彼らは2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、「Allinmerch.com」にてチャリティーTシャツの販売を行った[1]

現在のメンバー[編集]

旧メンバー[編集]

  • マイク・アンブロース (Mike Ambrose) – ドラムス

音楽性の変化[編集]

1stアルバムと2ndアルバムでは、代表曲「Gaia Bleeds (Make Way For Man)」に見られるように、ポップ色の強いハードコア・パンクサウンドが持ち味だったが、最新3rdアルバム『Burning at Both Ends』では、自らのルーツを見直すかのように、ストレートで爽やかなポップ・パンクサウンドへと移行。また、歌詞もそれ以前の社会派な物から、よりパーソナルな物へと変わっている。

写真奥左から、ジョー、オーデリオ、マット、ジョーダン。

2004年結成。バンド名は、アメリカのパンクバンドCIVのデビューアルバムのタイトルから引用した。

2006年7月11日、デビューアルバム『Mutiny!』をリリース。

2009年7月21日、2ndアルバム『This Will Be the Death of Us』をリリース。

2011年6月27日、3rdアルバム『Burning at Both Ends』をリリース。

2012年10月、マイクがバンドから脱退。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

発売日 アルバムのタイトル 販売レーベル 全米ビルボードアルバムチャート最高位
2006年7月11日 Mutiny! Eulogy
Top Heatseekersにて、46位
2009年7月21日 This Will Be the Death of Us Epitaph
65位
2011年6月27日 Burning at Both Ends Epitaph
165位

EP[編集]

  • Set Your Goals (2006)
  • Reset (2006)
  • Steal Your Goals (2006) – メロコアバンドThe Stealとのスプリット盤。

外部リンク[編集]