ビンセント・スペイディア – Wikipedia

この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。

  • ヴィンセント・スペーディア
  • ヴィンス・スペーディア
ビンセント・スペイディア
Vincent Spadea
Tennis pictogram.svg
Spadea 2009 Delray 2.jpg

ビンセント・スペイディア

基本情報
フルネーム Vincent Spadea
愛称 Vince
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 同・イリノイ州シカゴ
居住地 同・フロリダ州ボカラトン
生年月日 (1974-07-19) 1974年7月19日(47歳)
身長 183cm
体重 77kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 1993年
引退年 2010年
ツアー通算 4勝
シングルス 1勝
ダブルス 3勝
生涯通算成績 376勝473敗
シングルス 311勝359敗
ダブルス 65勝114敗
生涯獲得賞金 $5,004,680
4大大会最高成績・シングルス
全豪 ベスト8(1999)
全仏 3回戦(1999・2002・03)
全英 4回戦(2004)
全米 4回戦(1995・99)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2006・07)
全仏 3回戦(2006)
全英 3回戦(2004)
全米 3回戦(2005)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 18位(2005年2月28日)
ダブルス 90位(2006年6月12日)

ビンセント・スペイディアVincent Spadea, 1974年7月19日 – )は、アメリカ・イリノイ州シカゴ出身の男子プロテニス選手。シングルス自己最高ランキングは18位。ATPツアーでシングルス1勝、ダブルス3勝を挙げた。身長183cm、体重73kg、右利き。バックハンド・ストロークは両手打ち。

スペイディアは長くアメリカの中堅選手として活動し4大大会のシングルスに54回出場している。最高成績は1999年全豪オープンのベスト8進出である。4回戦で第6シードのアンドレ・アガシを 6–2, 7–5, 6–7, 6–3 で破る殊勲を挙げた。準々決勝ではトミー・ハースに 6–7, 5–7, 3–6 で敗れた。

2000年シドニーオリンピックと2004年アテネオリンピックにアメリカ合衆国代表として出場した。シドニー五輪では1回戦で地元のパトリック・ラフターに敗れたが、アテネ五輪ではオーストリアのユルゲン・メルツァーを 6-0, 6-1 で破り初戦を突破した。2回戦で金メダルを獲得したチリのニコラス・マスーに 6-7, 2-6 で敗れた。

マスターズ大会では2003年のインディアンウェルズ、モンテカルロ、2004年のマイアミでベスト4に進出している。

2004年3月のスコッツデール大会の決勝でニコラス・キーファーを 7–5, 6–7(5), 6–3 で破り優勝し初のATPシングルスタイトルを獲得した。これが唯一のシングルス優勝である。2005年2月28日付のランキングで自己最高の18位を記録している。

スペイディアは2010年7月のテニス殿堂選手権を最後に現役を引退した。

ビリー・ジーン・キングとボビー・リッグスの「男女対抗試合」を描いた2017年公開の映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』で、リッグスを演じたスティーブ・カレルの代役としてテニスの試合シーンに出演した[1]

ATPツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 5回 (1勝4敗)[編集]

サーフェス別タイトル
ハード (1-2)
クレー (0-1)
芝 (0-1)
カーペット (0-0)

ダブルス: 5回 (3勝2敗)[編集]

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A P WG Z# PO G S SF-B NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, P=開催延期
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, SF-B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

外部リンク[編集]