山嵜泰正 – Wikipedia
山嵜 泰正(やまざき やすまさ、1936年(昭和11年)月日不明 – 2015年(平成27年)7月[1])は、京都市出身の郷土史研究家[2]。説話・伝承学会、京都地名研究会、世界鬼学会などの学会に所属した。
京都市立堀川高等学校[3]から立命館大学へ進学し、同大学院(法学修士)卒業後は京都府立大江高等学校[4]を経て京都教育大学付属高等学校にて教鞭、加えて京都教育大学の非常勤講師を兼務。定年退官後は京都文教大学の非常勤講師を経て、京都リビング新聞カルチャー講座、ラボール学園(京都勤労者学園)、生涯学習センター(京都市、宇治市)にて「歴史・説話」「歴史人物伝」の講師を勤めた[5]。
2006年(平成18年)に長編小説『三木パウロ:安土セミナリオ第一期生』で第16回紫式部市民文化賞(宇治市)を受賞。
著作[編集]
- 『京キリシタンの伝承を歩く』ふたば書房、2014年。ISBN 978-489320-184-3。
- 『説話伝承はおもしろい』ふたば書房、2013年。ISBN 978-4-89320-182-9。
- 『幕末から明治近代化へ:京の伝承を歩く』ふたば書房、2012年。ISBN 978-4-89320-181-2。
- 『清盛・義経:ゆかりの人と伝承地』ふたば書房、2011年。ISBN 978-4-89320-180-5。
- 『信長・秀吉、京の城と社寺』ふたば書房、2011年。ISBN 978-4-89320-179-9。
- 『京・嵯峨嵐山の伝承を歩く』ふたば書房、2008年。ISBN 978-4-89320-176-8。
- 『三木パウロ:安土セミナリオ第一期生』宇治市文化自治振興課、2006年。
- 『おもしろ鬼学』北斗書房、2003年a。ISBN 4-89467-074-7。
- 『小町の謎』ふたば書房、2002年。ISBN 4-89320-169-7。
- 『京・寺町通りの伝承を歩く』ふたば書房、2001年。ISBN 4-89320-166-2。
- 『鬼の多面性:そのユーモアとペーソス』自費出版、1997年。
- 『ロレンソ修道士/千利休の切腹:見落とされたもう一つの理由/天正十九年(1591)の京:千利休の死』自費出版、1997年。
- (絶版)『日本学事始6巻 京都あちこち(下巻)』ときじく文庫、1997年。
- 『社会科って何だろう』自費出版、1996年。
- 『授業における教師の役割と教材構成』自費出版、1996年。
- (絶版)『日本学事始5巻 京都あちこち(中巻)』ときじく文庫、1996年。
- 『菅原道真、天神変身へのプロセス』自費出版、1995年。
- 『芭蕉の子か・二郎兵衛『覚書』』自費出版、1994年。
- (絶版)『日本学事始4巻 京都あちこち(上巻)』ときじく文庫、1992年。
- (絶版)『日本学事始3巻 戦争をするのも人間 戦争を阻止するもの人間』ときじく文庫、1990年。
- (絶版)『日本学事始2巻 日本の近代教育を考える』ときじく文庫、1987年。
- (絶版)『日本学事始1巻 物語の生成と発展』自費出版、1986年。
- (絶版)『人生の三視点から見た大伴家持の心象』ときじく文庫、1985年。
- 『原爆投下目標だった京都』京都教育大学附属高等学校、1985年。
- (絶版)『飛鳥・山田寺私見/額田王の娘・十市皇女レクイエム』ときじく文庫、1984年。
- (絶版)『硯・京の南蛮寺(小説)』自費出版、1983年。
- 『環境権教育』自費出版、1977年。
共著・監修・編集[編集]
関連項目[編集]
- ^ 綱本逸雄編『地名探究 第14号』京都地名研究会、2016年。
- ^ 『きょうと市民しんぶん』(平成22年8月1日号)京都市広報担当、2010年。
- ^ 山嵜(2008, p. 204)
- ^ 山嵜(2003a, p. 9)
- ^ 山嵜(2012, p. 巻末)
外部リンク[編集]
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