カルロス・レイガダス – Wikipedia

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はレイガダス、第二姓(母方の姓)はカスティージョです。(Template:スペイン語圏の姓名)
Carlos Reygadas
カルロス・レイガダス
第22回東京国際映画祭にて (2009年)
本名 Carlos Reygadas Castillo
生年月日 (1971-10-10) 1971年10月10日(50歳)
出生地 メキシコシティ
国籍 メキシコ
職業 映画監督、脚本家、映画プロデューサー
ジャンル 映画
活動期間 1999年 –
主な作品
『闇のあとの光』

 

受賞

カンヌ国際映画祭
監督賞
2012年 『闇のあとの光』
審査員賞
2007年 『静かな光』
その他の賞
テンプレートを表示

カルロス・レイガダス・カスティージョ (スペイン語: Carlos Reygadas Castillo, 1971年10月10日 – )は、メキシコの映画監督、脚本家、映画プロデューサー。ヌエーヴォ・シネ・メヒカーノの映画作家の一人である。

1971年10月10日、メキシコの首都メキシコシティで生まれる。1987年、16歳の時にアンドレイ・タルコフスキーの作品に影響を受ける。その後、アメリカのマウント・セント・メアリー大学に進学した後、メキシコで法学を、ロンドンで武力紛争を学び、国連の機関で働いた。

1999年、2本の短編『Prisioneros (囚人たち)』と『マクスユマン』を製作。同年には最初の長編『ハポン』の脚本を執筆し始め、2001年に撮影を終えた。翌2002年に完成した同作は第55回カンヌ国際映画祭でカメラ・ドール特別表彰を受賞。その他にもブラチスラヴァ国際映画祭グランプリ、テッサロニキ国際映画祭監督賞など多数の賞を獲得した。2004年、友人のハイメ・ロマンディアとともにアマト・エスカランテの長編デビュー作『サングレ』のプロデューサーを務める。以後、プロデューサーとしての活動も行うようになる。2005年、エスカランテが助監督を務めた『天国のバトル』が第58回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されるが[1]、写実的な性描写により酷評された。2007年に発表した『静かな光』は第60回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し[2]、マーティン・スコセッシに高く評価された[3]。2012年、『闇のあとの光』が第65回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した[4]

監督[編集]

  • Prisioneros (1999年) 短編
  • マクスユマン Maxhumain (1999年) 短編
  • ハポン Japón (2002年)
  • フィルミング「天国のバトル」 Filmando: Batalla en el cielo (2004年) ドキュメンタリー
  • 天国のバトル Batalla en el cielo (2005年)
  • 静かな光 Stellet licht (2007年)
  • 俺の王国 Este es mi reino (2010年) オムニバス『レボリューション』の一篇
  • 闇のあとの光 Post Tenebras Lux (2012年)
  • われらの時代 Nuestro Tiempo (2018年)

製作[編集]

  • サングレ Sangre (2004年) アマト・エスカランテ監督
  • ラ・インフルエンシア La influencia (2007年) ペドロ・アギレラ監督
  • よそ者 Los bastardos (2008年) アマト・エスカランテ監督
  • 樹木 El árbol (2009年) カルロス・セラーノ・アスコーナ監督
  • エリ Heli (2013年) アマト・エスカランテ監督
  • El mudo (2013年) ダニエル・ベガ・ヴィダル、ディエゴ・ベガ・ヴィダル監督

参考文献[編集]

外部リンク[編集]