栄町駅 (樺太) – Wikipedia

プリスター二停留所
栄町駅
о.п. Пристань
ピャーチ・ウグロフ
コルサコフ
所在地 ロシアの旗 ロシア
極東連邦管区サハリン州
コルサコフ地区

北緯46度37分29秒 東経142度46分15秒 / 北緯46.62472度 東経142.77083度 / 46.62472; 142.77083 (プリスター二停留所
栄町駅
)

所属事業者 ロシア鉄道
極東鉄道支社サハリン地域部
駅名変遷 1931年-1944年 : 栄町(さかえまち)
所属路線 コルサコフ – ノグリキ線
駅構造 地上駅
開業年月日 1931年4月1日
備考 駅員無配置
* 1944年9月30日に廃止され、その後復活。
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栄町駅(さかえまちえき)は、かつて樺太大泊郡大泊町に存在した鉄道省樺太東線の駅である。ソビエト連邦時代に復活し、現在はロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部のプリスター二停留所о.п. Пристань)である。「プリスター二」とはロシア語で桟橋を意味する。

  • 1931年(昭和6年)4月1日:樺太庁鉄道の駅として開業[1]
  • 1943年(昭和18年)4月1日:南樺太の内地化により、鉄道省(国有鉄道)に編入。
  • 1944年(昭和19年)9月30日:廃止。
  • (時期不明):ソビエト国鉄のプリスター二停留所として復活。

現在の駅構造[編集]

単式ホーム1面1線を有する停留場。駅員無配置で、駅舎が設けられているが直接ホームに入ることもできる。

運行状況[編集]

1944年当時[2][編集]

  • 大泊港駅発着の列車が1日1往復運行されていた。

現在[編集]

  • ピャーチ・ウグロフ駅 – ユジノサハリンスク駅間の近郊列車(Д2系気動車列車、コルサコフ方面1本・ユジノサハリンスク方面2本)が平日のみ停車する。

1944年当時[編集]

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線

大泊港駅 – 栄町駅 – 大泊駅

現在[編集]

ロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部
コルサコフ-ノグリキ線

エレクトリーチカ(各駅停車)

ピャーチ・ウグロフ駅 – プリスター二停留所 – コルサコフ駅

※朝に運行される6017列車はエレクトリーチカであるが、当停留所を通過する。

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  1. ^ 日本鉄道旅行地図帳 滿洲・樺太(今尾恵介・原武史 監修 新潮社 2009年)p.65
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.60

外部リンク[編集]