菊地太 – Wikipedia

菊地 太(きくち ふとし、1951年4月5日[1] – )は、日本の俳優、モデル。本名および旧芸名、菊地 正孝(きくち まさたか)[1][2][4]

岩手県出身[1][2][4]。東海大学卒業[1][4]。俳優としては清野事務所に[1][4]、モデルとしてはインターシリーズに所属していた[2][5]

鶴田浩二に師事し、芸能界入り[6]。1975年『新幹線大爆破』(東映)の刑事役で俳優デビューする[6]

その後はプロダクションに所属し、1976年に円谷プロ制作の特撮テレビドラマ『プロレスの星 アステカイザー』(NET、現・テレビ朝日)のオーディションに合格[6]。当初は初期の数話に出演する全日本チャンピオンのプロレスラー役の予定であったが、結果的に「ジョー神崎」役でレギュラーとして出演することとなった[6][7]。役作りのために新日本プロレスの道場に通い、ドロップキックやブレーンバスターなどのプロレス技も決められるようになったという[6]。主演を務めた島村美輝は、菊地について「ある意味番組にとって要となった人なんじゃないかな」と評している[8]

特技は、アクション[1][4]。また、歌が趣味なことから日本クラウンよりCDもリリースしており、東映カラオケビデオへの出演も多い[6]。その他、モデルとしてCM出演も多数[6][2]

テレビドラマ[編集]

菊地正孝 名義[編集]

  • プレイガール 第206話「銀嶺は復讐の血で燃えた」(1973年、12CH)
  • 非情のライセンス(NET)
    • 第1シリーズ
      • 「兇悪の門」(1973年)
      • 「兇悪の回路」(1973年) – バーテン
      • 「兇悪のビーナス」(1973年)
      • 「兇悪の陽だまり」(1974年)
    • 第2シリーズ
      • 第5話「兇悪のカナリア」(1974年) – 事務員
      • 第15話「兇悪の故郷」(1975年) – 記者A
      • 第44話「兇悪のヌード」(1975年) – アベックの男
      • 第62話「兇悪の超特急」(1975年) – 警官B
      • 第64話「兇悪の失恋」(1975年) – 警官
      • 第72話「兇悪の密告」(1976年) – 男B[注釈 1]
      • 第73話「兇悪のノクターン」(1976年) – 花崎組々員A
    • 第3シリーズ 第14話「兇悪のマイホーム・連続身代わり殺人」(1980年)[注釈 1]
  • 太陽にほえろ!(NTV)
    • 第53話「ジーパン刑事登場!」(1973年)
    • 第84話「人質」(1974年)
    • 第94話「裏切り」(1974年)
  • 雑居時代 第1話「自分の家に下宿する男」、第9話「お母さん」(1973年、NTV)
  • 特別機動捜査隊(NET)
    • 第598話「黄色い性の風化」(1973年) – 警官
    • 第600話「海は帰らない」(1973年) – 学生風B
    • 第606話「愛と憎しみの湖」(1973年) – ボーイ
    • 第631話「大爆発」(1973年) – 男
    • 第765話「ダイナマイトとダリヤの花」(1976年) – 伊勢 ※菊地太名義
  • 幡随院長兵衛お待ちなせえ(1974年、MBS)
    • 第1話「長兵衛誕生」
    • 第24話「哀しい女」
  • 真夜中のあいさつ(1974年、TBS)
  • 若い!先生 第23話「ふりむくな昨日を!」(1974年、TBS) – 組員
  • がんばれ!!ロボコン(1974年 – 1975年、NET) – ガソリンスタンド店員
    • 第1話「おいらロボット ロボコンだい」
    • 第7話「フンジャラ! スターになるぞ!!」
    • 第12話「ギャンギャラ! つらいぜロボット柔道」
    • 第15話「ギャホー! ニセハートマークだ!!」
    • 第25話「ペコペコリン!! 節約タイプは高くつく」
  • 正義のシンボル コンドールマン(1975年、NET)
    • 第3話「殺しが命 ダンガンマー」 – 死神四郎の部下[注釈 2]
    • 第4話「輝け! ゴールデンコンドル」 – 金満社長の部下
  • 敬礼!さわやかさん 第16話「愛のミニパト天使」(1976年、NET)

菊地太 名義[編集]

  • プロレスの星 アステカイザー(1976年 – 1977年、NET) – ジョー神崎
  • 俺たちの朝 第26話「親父と行きずりの女と春の凧」(1977年、NTV)
  • 5年3組魔法組 第16話「魔法で相撲だハッケヨイ!」(1977年、NET)
  • 快傑ズバット 第16話「殺しのぬれぎぬ 哀しみの健」、第17話「嘆きの妹 ふたりの健」(1977年、12CH) – バーテン左京次
  • 特捜最前線(ANB)
    • 第1話「愛の十字架」(1977年) – 立花会構成員
    • 第10話「母・その愛の標的」(1977年)
    • 第22話「標的 ある女の情炎」(1977年)
    • 第41話「シクラメンは見ていた!」(1978年)
    • 第54話「ナーンチャッテおじさんがいた!」(1978年)
    • 第59話「制服のテロリスト達!」(1978年)
    • 第66話「判決・毒薬を盛った女!」(1978年)
    • 第79話「挑戦III・十三歳の旅立ち!」(1978年)
    • 第82話「望郷殺人カルテット!」(1978年)
    • 第109話「紫色のマニキュアをした女!」(1979年)
    • 第115話「チリアーノを歌う悪女!」(1979年)
    • 第125話「亡霊・帰って来た幽子!」(1979年)
    • 第139話「消えた子連れ刑事!」(1979年)
    • 第168話「亡霊・顔のない女!」(1980年)
    • 第214話「バラの花殺人事件!」(1981年)
    • 第231話「十字路・ビラを配る女!」(1981年)
    • 第241話「歳末パトロールで逢った女!」(1981年)
    • 第302話「始発電車にあった死体!」(1983年)
    • 第336話「銀色の爪の娘たち!」(1983年)
    • 第343話「汚職官僚の妻!」(1983年)
    • 第349話「ギリシャから来た女!」(1984年)
    • 第358話「単身赴任殺人事件!」(1984年)
    • 第367話「六本木ラストダンス!」(1984年)
    • 第374話「真夜中の殺人エレベーター!」(1984年)
    • 第381話「スクープ・真夜中の証言者!」(1984年)
    • 第385話「新幹線出張殺人!」(1984年)
    • 第405話「浅草の老警官・7分間の嘘!」(1985年)
    • 第421話「人妻を愛した刑事!」(1985年)
    • 第430話「昭和60年夏・老刑事船村一平退職!」(1985年)
    • 第435話「特命課・吉野刑事の殉職!」(1985年)
    • 第450話「前略、神代課長様・天使からの告発状!」(1986年)
    • 第462話「大崎の女・凍死トリック、死を招く雨!」(1986年)
    • 第474話「エアロビクス・コネクション!」(1986年)
    • 第485話「喪服のソープ嬢・1/30秒の殺人トリック!」(1986年)
    • 第499話「退職刑事船村・鬼」、第500話「退職刑事船村II・仏」(1987年)
  • 横溝正史シリーズII / 女王蜂(1978年、MBS) – 日下部達哉
  • 土曜ワイド劇場(ANB)
  • 孤独の賭け(1978年 – 1979年、12CH) – 高木
  • スーパー戦隊シリーズ(ANB)
  • 鉄道公安官 第12話「もりおか4号・消えた花嫁」(1979年、ANB)
  • 騎馬奉行 第14話「初春大当たり千両くじ」(1980年、KTV)
  • 花王名人劇場 / さらわれたスーパースター(1980年、KTV)
  • 時代劇スペシャル / 佐武と市捕物控4(1982年、CX)
  • 巨獣特捜ジャスピオン 第40話「リッチマン作戦・ダイヤ流星群の謎」(1986年、ANB) – テレビのリポーター
  • 大都会25時(1987年、ANB) – 渡辺巡査部長
  • ゴリラ・警視庁捜査第8班 第16話「無法の街に愛を」(1989年、ANB)
  • はぐれ刑事純情派(ANB)
    • 第4シリーズ 第17話「湯煙り北陸奥路・安浦刑事の婚前旅行!?」(1991年)
    • 第5シリーズ 第5話「危険な愛情・父親を刺した女!?」(1992年)

映画[編集]

舞台[編集]

CM[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b 菊池太名義。
  2. ^ ノンクレジット。

出典[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]