グラマン ガルフストリーム II – Wikipedia

グラマン ガルフストリーム II

グラマン ガルフストリーム IIアメリカ合衆国のグラマン社が開発・製造したビジネスジェット機。

グラマンでは初めてのビジネスジェット機であり、ターボプロップ機のガルフストリーム I英語版を大幅改良し、ジェット化した機体である。

1966年に初飛行し、1979年までに258機が製造された。アメリカ陸軍ではC-11として、アメリカ沿岸警備隊にもVC-11Aの名称で1機が採用されている。アメリカ航空宇宙局では、スペースシャトルオービタの飛行特性に習熟するためシャトル訓練機英語版のベースとして利用されている[1]。日本では運輸省航空局飛行検査機(JA8431)として1機を採用し、現在はダイヤモンドエアサービス株式会社で運用されている[2]

機体は、ジェットエンジンを胴体後部左右に持ち(リアエンジン)、T字尾翼を有する。主翼は低翼配置で後退翼となっている。

採用国(軍/政府機関)[編集]

ガボン
日本
リビア
モロッコ
モーリタニア
ナイジェリア
オマーン
パナマ
ベネズエラ
アメリカ合衆国
  • 全長:24.36m
  • 全幅:20.98m
  • 全高:7.47m
  • 自重:16.576t
  • 総重量:29.771t
  • エンジン:ロールス・ロイス スペイ 511-8 ターボファンエンジン(推力51kN)2基
  • 乗員:2名
  • 乗客:最大19名
  • 最大速度:936km/h=M0.76
  • 航続距離:6,635km