Month: March 2022

洗瓶 – Wikipedia

洗瓶 樹脂製。左:エタノール用、右:蒸留水用 別名 洗浄瓶 用途 実験器具の洗浄。水などのすすぎ液を入れ、洗浄対象にかける。 洗瓶(せんびん)はノズルのついた噴出式のボトルで、試験管やフラスコといった実験室のガラス器具等のすすぎ[1]に用いられる。多くは蒸留水を入れて用いるが、アセトンやエタノール等の溶媒を入れることもある[2]。ポリエチレン製が主流だが、容器の溶出による汚染を懸念する顧客向けにガラス製も製作、販売されている[3](写真)。ボトル等を握って圧力をかけるとノズルから液が噴き出すので、これを洗浄対象にかけてすすぎを行う。洗瓶にアセトン等の引火性の有機溶媒を入れる場合、温度変化等によって漏れ出すので、湯沸器など火気の近くに放置してはならない[4]。漏れ出しを防ぐ弁などの機構がついたものも多く市販されている[5]。(もちろんその場合でも有機溶媒入りの洗瓶を火気に近づけるのはもってのほかである) カラーコード[編集] 企業研究所や大学の研究室において、洗瓶に入っている溶剤を容易に(視覚的に)識別するため、溶剤ごとに決まった色でラベル化した洗瓶容器を用いることがある[6]。カラーコード化されたものや、カラー化に加えて薬品名も印字された瓶が市販されている(トップ画像参照)。カラーコードは容器製造元や、運用する研究室などにおいて異なる場合があるが、下表にも見られるように、すべてのパターンにおいて赤はアセトンである。青は蒸留水、緑はメタノールのパターンが多いが、標準的な白のボトルをエタノールもしくは蒸留水とするパターンなども知られている。なお、薬品名が記載されている容器の多くは、前述の漏れ出し防止機構を備えていない。カラーラベル化のみ施された漏れ出し防止洗瓶を用い、溶剤名は使用者が直接記載またはシール貼付することで、安全に、かつカラーコードの利便性を損なわずに運用することができる。 なお、化学系実験室では実験廃液の仕分けをポリタンクの色で行う場合がある[7]が、洗瓶の配色とは異なるのが一般的である(廃液は金属含有の有無や、ハロゲンの有無で分類するが、洗瓶で用いるアルコールやアセトンは、C,H,Oだけからなるので、同じ廃液区分になることが多い)。 ^ students at York High School (2000-06-25), Washbottle, Basic laboratory

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アカハラキツネザル – Wikipedia

アカハラキツネザル(赤腹狐猿、Eulemur rubriventer)は、霊長目キツネザル科チャイロキツネザル属に分類される霊長類。 マダガスカル(ツァラタナナ山地からアンドリンギトラ山地にかけて)[4] 体長35 – 40センチメートル[4]。尾長43 – 53センチメートル[4]。体重1.6 – 2.4キログラム[4]。長い体毛で密に被われる[4]。背面は赤褐色[4]。尾は黒い[4][5]。 オスは胸部や腹部が赤褐色で、眼下部に体毛が無く白い皮膚が裸出する[4]。メスは胸部や腹部が淡黄色がかった白色で、眼下部に白い皮膚があまり裸出しない[4]。 熱帯雨林に生息する。樹上棲で、主に樹冠部に生息する。10 – 20ヘクタールの行動圏内を、1日あたり400 – 500メートルの距離を移動しながら生活する[4]。このとき地位の高いメスが先導すると考えられている[4]。オスの縄張りの中に複数のメスの縄張りが含まれることもある。2 – 6頭からなる家族群を形成して生活するが、大規模な群れを形成して生活することもある[4]。昼夜を問わずに活動する[4]。 食性は雑食で、植物の葉、花、果実、キノコ、昆虫、多足類などを食べる[4][5]。 繁殖形態は胎生。妊娠期間は123

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永興湾要塞 – Wikipedia

永興湾要塞(えいこうわんようさい)とは、朝鮮半島北部の永興湾防備のため設置された大日本帝国陸軍の要塞である。 日露戦争に伴い、永興湾の安全を確保し、また損傷艦船の修理を行うため、1904年8月、第4臨時築城団が編成され、12砲台が建設された。1905年5月、永興湾要塞司令部が元山に設置された。 本要塞はその後に増強は行われず、虎島第3砲台が廃止され、大島第2砲台・虎島第4砲台が予備砲台となるなど縮小された。 1905年(明治38年)2月 – 薪島第1砲台・薪島第2砲台・大島第1砲台・大島第2砲台・虎島第3砲台・虎島第4砲台着工 3月 – 虎島第1砲台・虎島第2砲台・新樟里砲台・元平里砲台・鶯城砲台・南端砲台着工 5月 – 永興湾要塞司令部設置 7月 – 薪島第1砲台・薪島第2砲台・大島第1砲台・大島第2砲台・虎島第1砲台・虎島第3砲台竣工 8月 – 虎島第2砲台・虎島第4砲台・新樟里砲台・元平里砲台・鶯城砲台・南端砲台竣工 1912年(大正2年)10月11日 –

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定額制 – Wikipedia

定額制(ていがくせい)は、一定期間(年、月、日など)あたり一定価格でいくらでもサービスを供用する課金システムである。また、月額定額料金を支払うことで料金を支払っている間、申し込んだサービスを利用する権利を取得するサブスクリプション方式もこの定額制にあたる。 対義語は、供用されたサービスに応じた課金をする従量制である(コンテンツ単位の場合はペイ・パー・ビューと呼ばれる)。定額と従量を組み合わせた課金(基本料金+利用料の類)も多い。 メリットとデメリット[編集] 利用者のメリット[編集] 多く使う者にとっては割安となる。 利用毎の支払いの手間がなくなる。 料金を気にせず利用できる。 利用者のデメリット[編集] サービス内容の変更、気づかなかった問題点、利用者自身の状況の変化や飽きなどにより、定額期間終了前に使わなくなる・使えなくなる可能性がある。 利用開始時にまとまった金が必要である。 個人情報を求められる機会が多い。 過剰に時間を費やしてしまい、生活に悪影響を及ぼす惧れがある。 全く使わない月でも月額料金は発生してしまう。 契約の更新が自動的に行われる場合、契約者の死亡やアカウント・パスワードの紛失などによって解約が困難になる・契約を把握できなくなる可能性がある[1]。 事業者のメリット[編集] 料金徴収の手間が減る。 収入が前倒しになる。 利用者を囲い込める。定額期間が続いている間はサービスから離れたり同業他社に流れる心配が少ない。 事業者のデメリット[編集] 定額制利用者にサービスを占有される惧れがある。

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中島啓雄 – Wikipedia

奇数回 第13回(定数50) 自民 徳永正利 林健太郎 梶木又三 岡野裕 竹内潔↓ 伊江朝雄 矢野俊比古 増岡康治 吉村真事 海江田鶴造 古賀雷四郎 大浜方栄 石本茂 山岡賢次 安西愛子 扇千景 柳川覚治

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ワダチ – Wikipedia

『ワダチ』は、松本零士による日本の漫画作品。SF路線でありながら、『男おいどん』のような四畳半モノが共存した世界を描いている。 屋台でアルバイト生計を立てる小柄な日本人、山本轍が、ふとしたきっかけから全日本人を新しい地球へ移住させる計画(カミヨ計画)に巻き込まれ、大地球での生き方を導き出すまでを描く。 1973年から1974年まで講談社の『週刊少年マガジン』に『スペース開拓者 ワダチ』というタイトルで連載された。講談社、小学館より単行本が発行されている。 あらすじ[編集] 屋台営業中に交通事故に遭ったワダチは、屋台の客として偶然訪れた佐渡酒造と出会い、研究所の作業の手伝いを依頼される。日を追うごとに身近な建造物が取り壊されていき、ついには居住していた大下宿荘まで消滅、海岸での居住を余儀なくされる。サバイバル生活後、他の日本人とともに瀬戸内海へ移住することになったワダチは、佐渡からカミヨ計画の実態を知らされる。佐渡の計画がついに実行され、脱出した日本人はついに大地球に到着。新たな惑星での生活が始まる。 主な登場人物[編集] 山本轍(やまもとわだち)/ ワダチ 本編の主人公。極度の近眼で、短足の小柄な日本人。四畳半のアパートに住み、屋台のアルバイトで生計を建てている。貧乏ながら非常に執念深く、タフ。頭が切れる人物で用心深く、用意周到であるが、美女に弱い。パンツを押し入れにため込む癖がある。緊急時の食料用のペットして、トリさん、ネコを飼っている。父母ともに健在。 アパートのおばさん 本名不詳。山本の住むアパート(大下宿荘)の管理人。タマゴ酒が得意料理。未亡人。口は悪いがワダチの面倒をよく見てくれる人物。 屋台のおっさん ワダチのバイト先のおでん屋台経営者のオヤジ。金にうるさいが女房に頭があがらない。 佐渡酒造(さど さかぞう) 私立練馬美術大学研究所の第一美術科教授。礼子という娘がいる。次元波動帯水平移動跳躍理論(=ワープ航法)の第一人者。カミヨ計画を立て実行に移すが、全日本人を地球から脱出させた後、自分をサルと蔑んだ外国人を地球もろとも破壊するという秘密のプランを持っていた。地球脱出後に、恐れをなしたカミヨ計画推進委員会により破壊計画が阻止されたため、拳銃自殺を遂げる。遺体は宇宙に投棄されるが、実は密かにワダチによって偽装隠匿されており、大地球到着後ワダチにより埋葬された。 川島美智夫(かわしま みちお) ワダチの屋台と自動車事故を起こした練馬美術大学の学生で、佐渡の教え子。エリート意識が強く、ワダチを蔑む行動をとる。ストーリー後半までワダチと関わりを持つ人物。 浅野由美(あさの ゆみ)

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宗谷臨時要塞 – Wikipedia

1947年9月2日に米軍により撮影された宗谷臨時要塞付近の航空写真。宗谷岬先端付近には監視哨、各種施設や兵舎。写真下部には4つの砲台跡が確認できる。(国土地理院ホームページより) 宗谷臨時要塞(そうやりんじようさい)とは、宗谷海峡の防備のため設置された大日本帝国陸軍の要塞である。 日露戦争後の講和条約であるポーツマス条約により、日本はロシアから南樺太(サハリン)を得たが、南樺太に要塞施設を築城することは禁じられた。 また、宗谷海峡と間宮海峡の自由航海を妨げる軍事上の措置も禁じられたため、北海道の宗谷岬に要塞施設を築城することも、外交上できなくなかった。そのため、戦時に臨時要塞の建築を予定した。 満州事変以降、ますます悪化する国際情勢から、宗谷臨時要塞の築城が現実味を帯びてきたため、要塞に充当する火砲と建築資材を時前に準備することとした。 ソ連海軍はウラジオストクの艦隊の増強を図った。万一戦争となれば、海上交通路を遮断される危険性が高まった。そこで、敵艦船の活動を阻止し海上交通の安全を確保するため、要塞兵備に見直しがされ、宗谷臨時要塞の宗谷砲台と西能登呂砲台については、砲座のみを平時に整備することとした。 「昭和十四年度 帝国陸軍 国土防衛計画」では、やむを得ずソ連と戦争する場合には、宗谷と室蘭に臨時要塞を建設すること、アメリカと戦争する場合には、まず中城湾・狩俣・船浮・根室・室蘭に臨時要塞を建築してから、宗谷臨時要塞を建築することとされた。 1939年8月、西能登呂砲台とともに着工が発令され、1940年2月、宗谷海峡の両岸で砲台工事に着手、翌年9月に竣工した。 1943年8月と10月には、海峡を抜けようとした潜水艦に砲撃を行った。これにより、アメリカ潜水艦「ワフー」の撃沈に貢献した。しかし、1945年6月には、バーニー作戦で日本海に潜入していたアメリカ潜水艦8隻が宗谷海峡を浮上通過したにも関わらず、探知できなかった。 終戦後、両岸の施設共に老朽化した状態で残されている。 1930年(昭和5年):対ソ戦時に「宗谷臨時要塞」の建設計画が立案。 1933年(昭和8年)3月11日:参謀本部が「要塞再整理及東京湾要塞施設復旧修正計画要領」を調製。 宗谷要塞に充当用火砲を準備整備することとなる。[注釈 1] 1936年(昭和11年)9月17日:参謀本部が「要塞再整理及東京湾要塞施設復旧再修正計画要領」を調製。 宗谷臨時要塞に準備すべき兵備が変更。[注釈 2] 96式15cm加濃砲

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カルロス・レイガダス – Wikipedia

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はレイガダス、第二姓(母方の姓)はカスティージョです。(Template:スペイン語圏の姓名) Carlos Reygadasカルロス・レイガダス 第22回東京国際映画祭にて (2009年) 本名 Carlos Reygadas Castillo 生年月日 (1971-10-10) 1971年10月10日(50歳) 出生地 メキシコシティ 国籍 メキシコ 職業 映画監督、脚本家、映画プロデューサー ジャンル 映画

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アントニー・デ・アビラ – Wikipedia

この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。出典検索?: “アントニー・デ・アビラ” – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2016年10月) この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はデ・アビラ、第二姓(母方の姓)はキャリスです。(Template:スペイン語圏の姓名) アントニー・デ・アビラ 名前 本名 アントニー・ウィリアム・デ・アビラ・キャリスÁntony William de Ávila Charris ラテン文字 Antony

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