関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE – Wikipedia

関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE』(かんジャニエイト よんじゅうななとどうふけんツアー アップデート)は、関ジャニ∞の全国ライブツアー[2]。2019年11月6日に大阪・大阪松竹座にて開幕し、2020年4月29日の沖縄公演まで全国47都道府県を巡る予定だったが、新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大の影響により、同年3月11日以降の公演は全て中止となった[1]

2007年に開催された『全国47都道府県 完全制覇!!関ジャニ∞ えっ!ホンマ!?ビックリ!!TOUR 2007』以来、約12年振り2回目の47都道府県ツアーである[2]

発表当初のツアータイトルは『関ジャニ∞ 47都道府県ツアー Upd8』だった[3]が、後に現在のタイトルへと変更された。変更の明確な理由は不明。

本ツアーは例年のライブツアーと比べ、開催会場のキャパシティが大幅に縮小され、ツアー全体を通して1000人前後の収容人数となっており、最小の収容人数の会場は1月12日の高知県・須崎市民文化会館の964人となる[4]。更に、メンバーの多忙により、1日2県での公演11日を含む計36日間で47公演と言う超過密スケジュールとなった[4]

2019年10月12日に開催予定であった自身の主催する音楽フェスティバル『関ジャムFES』が開催中止となった[5]ため、本ライブが5人体制での初ライブとなった。

本ツアーでは、会場の広さや1日に2県を跨ぐ公演がある等、楽器の搬入の都合上、セットリストをバンドを取り入れた「バンドバージョン」と、バンドを取り入れずにダンス曲をメインにした「ダンスバージョン」の大まかに2形態に分けている[6]。バンドを取り入れないライブを行うのは自身初である。

本ツアーの後述の理由による中止公演に関しては、「2021年以降の開催に向けて調整を続ける」としている[1]

会場販売[編集]

自身の43rdシングル『友よ』(2019年11月27日発売)の「47ツアーオフィシャル”BOY”Tシャツ付き盤」に本ツアーのライブTシャツが付属していた為、同シングル発売前の本ツアーのライブ会場にて、同形態と同内容の「47ツアーオフィシャル”BOY”Tシャツ フライングゲット盤」を発売した[7]。対象会場は以下の4会場。

  • 11月6日
  • 11月17日
  • 11月20日

本ツアーのライブ会場のCD・DVD・Blu-ray販売ブースにて、前述のシングル『友よ』の購入者を対象に各会場毎に絵柄が異なる「会場限定 ご当地“BOY”缶バッジ」が配布された[8]

ツアーの経緯[編集]

  • 2019年9月5日、本ツアーの開催を発表[9]
  • 同年11月1日、本ツアーの連動企画として、『関ジャニ∞TV』『47diary』『47TOUR MC Report』がスタートした[10]。詳細は本項「#連動企画」を参照。
  • 同年11月6日、大阪・大阪松竹座にてツアー開幕[2]。同会場は、自身がデビュー前の2002年に1000人程のキャパシティで空席が目立つ状態のステージを経験した会場であり、「原点」と呼べる場所である[2]
  • 同年11月29日、テレビ朝日系『ミュージックステーション』に関ジャニ∞が出演[11]。本ツアーの大分・宇佐文化会館ウサノピア公演終了後に大分県の海地獄から生出演した[12]。同出演に向けたティザー映像「Where is KANJANI∞?」が同月22日に自身の公式サイトにて公開された[13]
  • 2020年2月11日、本ツアーの和歌山公演のライブ会場である和歌山県民文化会館から兵庫公演のライブ会場である西宮市民会館への移動手段としてヘリコプターを使用し移動した[14]。ヘリコプターを使用してのライブ会場の移動は自身初である。この様子は、同年2月19日、自身の冠番組である関西テレビ『関ジャニ∞のジャニ勉』にて放送された[14]
  • 同年2月14日、後述の公演中止に伴い、2021年8月現在、本ツアー最後の公演である徳島・鳴門市文化会館公演が開催された。
  • 同年3月7日・17日・27日・4月3日・8月28日、新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大の影響による本ツアーの延期・中止を発表[1]。詳細は後述。
  • 同年3月14日・21日、自身の冠番組であるフジテレビ系『関ジャニ∞クロニクル』にて、本ツアーの奈良・なら100年会館公演前に、ライブ会場のある奈良県で行った緊急特別企画「せっ勝ちグルメ in 奈良」が放送された[15][16]
  • 同年8月19日、自身の44thシングル『Re:LIVE』期間限定盤A・Bの特典映像として、Aには本ツアーのメイキングを含めたドキュメンタリー映像を、Bには本ツアーのライブ映像を2本分収録[17]。ライブ映像の詳細については、本項「#セットリスト」または「Re:LIVE#期間限定盤B」を参照。
  • 同年9月22日、自身の楽曲「歓喜の舞台」のミュージック・ビデオが公開された[18]。同映像は、後述の新型コロナウイルスの影響によって中止となる前の本ツアーの大阪公演から徳島公演までの全20公演の映像を元に制作された[19]

ツアーの延期・中止[編集]

  • 2020年3月7日、新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大の影響により、本ツアーの同年3月11日に開催予定だった島根・島根県民会館公演と鳥取・米子市公会堂公演をそれぞれ同年4月22日に、翌12日に開催予定だった茨城・結城市民センターアクロス公演を同年4月23日に延期する事を発表[20]
  • 同年3月17日、同ウイルスの影響により、3月22日に開催予定だった愛知公演以降の3月に開催予定だった全公演の中止を発表[21]
  • 同年3月27日、同ウイルスの影響により、4月12日に開催予定だった岩手公演までの4月に開催予定だった全公演の中止を発表[22]
  • 同年4月3日には前述の延期公演を含む残り公演全てが中止となった[23]
  • 同年8月28日、振替公演の開催に向けての調整を行っていたが、最終的に本ツアーの全公演の中止を発表[1]。「2021年以降の開催に向けて調整を続ける」とした[1]

公演日程[編集]

セットリスト[編集]

※セットリストは各公演によって流動的だったが、本項では自身の44thシングル『Re:LIVE』期間限定盤Bの特典DVDに収録された、愛媛公演(バンドバージョン)と高知公演(ダンスバージョン)の2種類を記述。

バンドバージョン[編集]

  • 愛媛公演(2020年1月11日/西予市宇和文化会館大ホール)
  1. 歓喜の舞台
  2. EJ☆コースター
  3. JAM LADY
  4. Never Say Never
  5. 三十路少年
  6. キミへのキャロル
  7. メタメタ – CHUU
  8. MC
  9. My Story
  10. ふりむくわけにはいかないぜ
  11. 愛に向かって
  12. ズッコケ男道
  13. 友よ

<ENCORE>

  1. 無限大

ダンスバージョン[編集]

  • 高知公演(2020年1月12日/須崎市立市民文化会館)
  1. 歓喜の舞台
  2. EJ☆コースター
  3. MC①
  4. 一秒 KISS
  5. 浮世踊リビト
  6. キング オブ 男!
  7. DO NA I
  8. WASABI
  9. myself
  10. MC②
  11. My Story
  12. Faaaaall In Love
  13. キミへのキャロル
  14. ナントカナルサ
  15. 夢列車
  16. 友よ

<ENCORE>

  1. 無限大

CHUU(チュー)は、アメリカのロックバンド・KISSを模した、関ジャニ∞による5人組ヘヴィメタルバンド[24]

概要(CHUU)[編集]

メンバーの横山裕プロデュースによる本ツアーの新企画として本ツアー内で初公開された[2]

強烈なビジュアルとワイルドなシャウトを武器に、環境問題に立ち向かうべく結成された。

地球の環境問題を憂い、地球にやってきた。何でも「チュウ」がつく言葉に反応してしまう[25]

メンバー構成[編集]

※表記は名乗り順。

ハートシンルド(村上信五)
担当楽器:メインボーカル
キングショーマン(安田章大)
担当楽器:ギター
ユウモン(横山裕)
担当楽器:トランペット
タッチョマン(大倉忠義)
担当楽器:ドラムス
ゴッドマルセカンド(丸山隆平)
担当楽器:ベース

オリジナル曲[編集]

メタメタ
作詞・作曲・編曲:大西省吾[26]

連動企画[編集]

関ジャニ∞TV[編集]

自身のファンクラブ会員限定動画コンテンツ[10]。メンバーから届いたスペシャル動画がアップされる[10]

47diary[編集]

関ジャニ∞のぬいぐるみである「GR8EST BOY」による、「関ジャニ∞47都道府県ツアー UPDATE 旅行記」として、全国を旅するGR8EST BOYたちをリアルタイムに公開された[10]

メンバーが全国のご当地ベストBOY写真を選出するファン参加型企画「全国GR8EST BOYコンテスト」を開催[10]。前述の『関ジャニ∞TV』と連動し、各都道府県のご当地ベストBOY写真をメンバーが選出する動画が公開されていた。

本ツアーの3月の中止後も定期的に更新されていたが、2020年8月28日の全公演の中止発表を受け、本企画の更新も中止された[1]

47TOUR MC Report[編集]

有料公式モバイルサイト『Johnny’s web』にて、本ツアー各公演のMCレポートを公開されていた[10]

注釈[編集]

  1. ^ 発表当初は同年4月27日までの予定だったが、新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大の影響により、同年3月11日以降の公演は全て中止となった[1]
  2. ^ 当初は3月11日の島根公演と鳥取公演を4月22日、3月12日の茨城公演を4月23日に延期する予定だったが、最終的に延期した公演も中止となった。

出典[編集]

外部リンク[編集]

  • 連動企画
  • 収録作品