のぞき屋 – Wikipedia
『のぞき屋』(のぞきや)は山本英夫による漫画作品。小学館刊「ヤングサンデー」により掲載された作品である。実写映画化しており、テレビ東京系列で2007年にドラマ化している。また、2008年にVシネマも制作されている。なお、本項では『新・のぞき屋』についても説明する。
屈折した社会を創っているのは、個人のゆがんだ欲望である。
主人公・見(ケン)の職業は依頼を受ければどんな人間の生活も覗き、ターゲットの心の中も覗いてしまうプロの“のぞき屋”。新人のスマイル、イルカ並の聴覚を持つ聴(チョウ)と探偵稼業を営んでいる。見(ケン)を通して、依頼された調査にからむ様々な事件や人間模様を描いて行く。
登場人物[編集]
- 見(ケン)
- 主人公。幾多の事件を、その眼で覗いてきた「のぞき」のプロ。盗聴やピッキングなど、裏社会のあらゆる技術にも精通している。左眼はブ厚いコンタクトレンズで濁っており、その眼で「心の奥」まで覗き込む。
- 高見沢レイカ
- 有名進学校に通う高校2年生。成績も学年トップ3に入るほどの秀才だが、影では売春斡旋の元締めをする冷めた一面も持つ。
- 父親から歪んだ愛情を受け、当初は父親が「のぞき屋」に素行調査を依頼していた「対象者」であったが、見(ケン)らのぞき屋メンバーに救われた事をきっかけに「のぞき屋」のメンバーとなる。
- スマイル
- “のぞき屋”見習い。『探偵物語』の工藤ちゃんに憧れて「のぞき」の世界に飛び込んだ。仕事は未熟だが、熱いハートで難事件に挑む見(ケン)の右腕的な存在。普段は粋がっているが、実は奥手なチェリーボーイ。
- 聴(チョウ)
- イルカ並みの聴力を持つ探偵のスペシャリスト。興信所での豊富な経験を活かして“のぞき屋”の危機を救う。昔気質で警察との関係も深く、若きメンバーたちの頼れる人生の先輩。
- ハスキー
- のぞき屋で飼われている犬。
テレビドラマ[編集]
キャスト[編集]
レギュラー[編集]
ゲスト[編集]
1話-3話
4話-6話
7話-9話
10話-12話
サブタイトル[編集]
- 因縁の周波数
- 売春の周波数
- 圏外の周波数
- 妄想の周波数
- 背徳の周波数
- 偶像の周波数
- 盗聴の周波数
- 脅迫の周波数
- 対決の周波数
- 失踪の周波数
- 追憶の周波数
- 眼球の周波数
- 再生の周波数
ネット局[編集]
スタッフ[編集]
主題歌[編集]
- エンディングテーマ:FLAME「スリル」(作詞:齋藤博美、作編曲:齋藤真也)
- 挿入歌(4話~6話):みひろ「大きなモノ小さなモノ」
『のぞき屋 NOZOKIYA』は、1995年05月13日から東映系列にて劇場公開した日本映画。
キャスト[編集]
スタッフ[編集]
オリジナルビデオ[編集]
- 新のぞき屋 援助交際(エンコー)のぞきます (1998)
- 新のぞき屋 盗聴尾行(ストーカー)のぞきます(1998)
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