上沼垂信号場 – Wikipedia

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上沼垂信号場(かみぬったりしんごうじょう)は、新潟県新潟市中央区紫竹一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の信号場である。

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信越本線・白新線・信越本線貨物支線(焼島駅方面)の分岐・合流地点である。かつてはさらに沼垂駅方面へも分岐していたが、2010年に廃線となっている。

新潟車両センターを囲むように形成されているデルタ線の北側の分岐点となっている。信越本線・白新線の複々線のほか数本の着発線がある。ダイヤ上では旅客列車が上沼垂信号場に停車することはない。

かつては貨物駅として営業しており、新潟車両センターの白新線を挟んだ北側には、有蓋車用の貨物ホームや貨車仕分線が広がっていた。また車運車による自動車輸送基地や、秩父セメントの包装所へ至る専用線があった。

現在も上沼垂信号場所属の社員が配置され信号取扱業務を行う、今では珍しい有人の信号場である。

開設以来、旅客駅として整備されないまま現在に至っている。信越本線と白新線の相互間を乗り換える場合は、必然的に上沼垂 – 新潟間を1往復する事になるため、乗客の利便性の面で少なからずネックになっている。また、信号場西側は新潟駅南口からタクシーで5分ほどと比較的近いが、東側は本馬越中山跨線橋を通過する路線バスなどの交通機関に頼る公共交通の脆弱な地域で、過去にも周辺住民から「信号場を駅として整備して欲しい」という要望が新潟市[11]やJR東日本新潟支社に幾度か寄せられているものの、実現に前向きな動きはない[11]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
信越本線

越後石山駅 – 上沼垂信号場 – 新潟駅
白新線

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新潟駅 – 上沼垂信号場 – 東新潟駅(新潟貨物ターミナル駅)
日本貨物鉄道
信越本線貨物支線

上沼垂信号場 – (貨)焼島駅

かつて存在した路線[編集]

日本貨物鉄道
信越本線貨物支線

上沼垂信号場 – (貨)沼垂駅
  1. ^ 鐵道省告示第二百三十号” (日本語). 官報. 1924年11月17日 – 国立国会図書館デジタルコレクション. 国立国会図書館. 2021年10月17日閲覧。
  2. ^ 地方鐵道貨物運輸開始” (日本語). 官報. 1924年12月08日 – 国立国会図書館デジタルコレクション. 国立国会図書館. 2021年10月17日閲覧。
  3. ^ 鐵道省告示第百七十一号” (日本語). 官報. 1941年08月27日 – 国立国会図書館デジタルコレクション. 国立国会図書館. 2021年10月17日閲覧。
  4. ^ 『三十年史』内略年表P585、国鉄新潟支社
  5. ^ 『三十年史』内略年表P586、国鉄新潟支社
  6. ^ a b c 『三十年史』内略年表P588、国鉄新潟支社
  7. ^ 『貨物輸送これでOK 新潟 専用の「上沼垂駅」完成』昭和42年5月11日読売新聞新潟読売B
  8. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、588-589頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  9. ^ 『五十年史』内略年表P500、国鉄新潟鉄道管理局
  10. ^ JR貨物の管内輸送実績”. 国土交通省北陸信越運輸局. 2020年10月17日閲覧。
  11. ^ a b 中央区意見交換 質問6 – 新潟市 2021年5月23日閲覧


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