吉岡可奈 – Wikipedia

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吉岡 可奈 (よしおか かな、女性、1995年10月14日 – )は、日本のバレーボール選手。ニックネームは カナ[2]で、シャツネームはYOSHIOKA 。V.LEAGUE Division1のヴィクトリーナ姫路に所属している[2]

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東京都あきる野市出身[2]。中学生のとき、バレーボール部の顧問の先生に誘われてバレーボールを始める[1]

2015年9月11日、青山学院大学在学中、秋季リーグ東海大学戦の最中に腹痛を訴え病院へ搬送され緊急入院。その後、3年生時は選手登録しつつ治療に専念し、それから約1年7ヶ月後(2017年4月22日)の小田原アリーナにて行われた春季リーグ松蔭大学戦第2セットにコートへ舞い戻り、チームメートと応援席から祝福を受けた。その年、青山学院大学女子バレーボール部は9年ぶりとなる全日本インカレ優勝を果たした[3][4][5][6]

2018年3月9日、ヴィクトリーナ姫路の公式サイトにて入団内定が発表[7]。同月29日に行われたチームのシーズン報告会に登壇し、出席者らに挨拶をした。同期入団は大元朱菜、菅原未来、中本葉月、溝口由利香ら。入団に際してのコメントは以下。

背番号13番(入団当時)、東京都あきる野市出身の吉岡可奈です。ポジションはミドルブロッカーです。私の得意なプレーはブロックです。駆け引きをしながら相手の動きを読み、ブロックできた時は本当に嬉しい気持ちになります。また、日常で意識していることは『常に笑顔でいること』です。V2リーグへの参加が決まり、姫路の皆様にも、私のブロックと笑顔をお見せできるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。 — 吉岡可奈「ヴィクトリーナ姫路公式チャンネル|2018年3月29日シーズン報告会新人選手挨拶」より[8]
大学で『思いっきりバレーボールができなかった』という悔しい思いをずっと持ってやってきたので、もう一度、このチャンスをくれたチームでバレーボールがしたいと思ったので、入団させてもらいました。 — 吉岡可奈「サンテレビ|【GO!ヴィクトリーナ】第9回 吉岡可奈選手(ミドルブロッカー)」より[9]

2019年4月6日、Vリーグ機構により3月17日に閉幕した「2018-19 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN」の個人賞が発表され、この年、チームのV2優勝の原動力となった吉岡は「最優秀新人賞」「スパイク賞」「サーブ賞」の三冠に輝いた。同日には「2018-19 V.LEAGUEオールスターゲーム女子大会」の出場選手も発表され、吉岡はこれにファン投票で選出された[10]

2019年5月19日、飾磨警察署の一日署長に委嘱[11]

2020年9月2日、兵庫県姫路市の「ホテルモントレ姫路」で行われたヴィクトリーナ姫路の「2020-21シーズン公式会見」に、貞包里穂、長野有紗らと共に登場。今シーズン限定採用(22試合中4試合で着用)されることになったVリーグ初の「スコートユニフォーム」姿を披露した[12][13][14][15]

――新らたに採用されるスコートユニフォームについて
 他のチームがやっていないことに挑戦できるのは嬉しく思います。 — 吉岡可奈「バレーボールマガジン|姫路 前監督の竹下佳江球団副社長「今後は違う形でバックアップしたい」。Vリーグ初のスコートユニフォームも披露 新シーズン公式会見」より[12]

2020年9月9日、姫路市立手柄小学校で開催された「バレーボール人権教室」にヴィクトリーナ姫路を代表し、田中咲希、孫田菜奈らと共に参加。小学生から寄せられた質問に回答した[16]

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――チーム内でケンカしたり、仲間割れが起きたりしないのですか?
 意見がぶつかることもありますが、お互い自分の気持ちや考えを相手に伝え、しっかりコミュニケーションを取りながらみんなで問題を解決しています。 — 吉岡可奈「ヴィクトリーナ姫路|令和2年度 バレーボール人権教室をリポートします」より[16]

2020年12月21日、ラジオ関西のヴィクトリーナ姫路応援番組『いいな117ヴィクトリーナ』に合宿先から電話インタビューに答えた[17]

――合宿中にインタビューありがとうございます。今回の合宿はどんな目標や目的がありますか?
 ラリーを勝ち切るというのを目標に掲げているので、そのために体力作りをイチから見直して基盤を作る、という合宿にしています。

――吉岡選手ご自身の合宿の課題は何ですか?
 パスが乱れた時でもクイックに入れるようにしていきます。

――合宿では主にどんな練習やトレーニングをされているか教えてください。
 基礎的なことや、連携とかはもちろんですが、ラントレやウエイトトレーニングなどのトレーニングも重視してやっています。

――監督からフィジカル面を鍛えたいという話をよく聞きますが、それもつながっているということですか?
 そうですね。はい。ふふふ(笑)。

――それでは、来年から始まるシーズン後半に向けて抱負をお願いします。
 粘ってラリーを取り切る、というのが抱負(個人の目標)です。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
 いつも応援ありがとうございます。リーグ後半戦も、1本に対して執着心を持って、全員で勝ちに行きます。応援よろしくお願いします。 — 吉岡可奈「ラジオ関西トピックス|ヴィクトリーナ姫路の吉岡可奈、V1後半戦での巻き返しへ抱負『粘ってラリーを取り切る』」より[17]

選手としての特徴[編集]

吉岡選手は高い身長と長い手足が特徴のミドルブロッカー。相手をよく見て動く選手なので、ミスが少なく安定している。 — ラジオ関西トピックス「ラジオ関西トピックス|バレーV1姫路、応援番組で“ブロックの中心的役割”ミドルブロッカーを特集」より[18]

人物・エピソード[編集]

吉岡可奈選手が最近よく聞いている曲は「ジブリメドレー」。朝は、映画『魔女の宅急便』テーマソング「やさしさに包まれたなら」を流してからカーテンを開けているという。試合中の姿からは想像できない“乙女な”一面を垣間見せた。 — 「ラジオ関西トピックス|ヴィクトリーナ姫路、ラジオ番組で連動企画 第2弾では選手の「アスリート力と女子力」をチェック!」より[19]

所属チーム[編集]

  • 2018-19 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN:最優秀新人賞 / スパイク賞(51.9%) / サーブ賞(15.9%)[20]

個人成績[編集]

V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(交流戦・プレーオフを含む)[21]

大会 所属 出場 アタック バックアタック アタック決定本数 ブロック サーブ サーブレシーブ 総得点
試合数 セット数 打数 得点 失点 決定率 打数 得点 失点 決定率 セット平均 得点 セット平均 打数 ノータッチ エース 失点 効果 効果率 受数 成功 成功率
V1 20-21 姫路 24 76 181 70 5 38.7 3 1 0 33.3 0.92 27 0.36 274 1 11 29 70 8.1 11 9 68.2 109
V1 19-20 24 76 181 70 5 38.7 3 1 0 33.3 0.92 27 0.36 274 1 11 29 70 8.1 11 9 68.2 109
CM 19-20 2 6 18 11 1 61.1 0 0 0 1.83 4 0.67 21 0 0 1 12 13.1 5 4 70.0 15
V2 18-19 18 57 201 100 11 49.8 0 0 0 1.75 29 0.51 210 2 12 22 77 13.2 17 9 38.2 143
通算:4大会 44 139 400 181 17 45.2 3 1 0 33.3 1.30 60 0.43 505 3 23 52 159 10.4 33 22 53.0 267

YouTube[編集]

ヴィクトリーナ姫路公式チャンネル

サンテレビ

青学TVスポーツ

DAZN[編集]

  • 『Talk ZONE』(2020年4月8日〜)[22]

Twitter[編集]

【公式】ヴィクトリーナ姫路 Victorina Himeji (@victorinahimeji)

Maison KOSÉ/メゾンコーセー (@MaisonKOSE)

ラジオ[編集]

ラジオ関西
  • いいな117ヴィクトリーナ、インタビュー(2019年11月04日)

その他

  • 海上保安庁 PRポスター「海の事故をゼロに」[23][24]

外部リンク[編集]

その他

関係のある人物[編集]


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