さんふらわあ ぱーる – Wikipedia

さんふらわあ ぱーるは、フェリーさんふらわあが運航するフェリー。神戸港(六甲アイランドフェリーターミナル)と大分港と結ぶ航路に就航している。

ダイヤモンドフェリーによりスターダイヤモンドの代船として三菱重工業下関造船所で建造され、2008年1月16日に神戸 – 大分航路(中九州航路)の直行便に就航した。船名はダイヤモンドフェリーの第2船「フェリーパール」に由来する[1]

関西汽船とダイヤモンドフェリーのフェリーさんふらわあへの統合により、2009年11月1日からフェリーさんふらわあによる運航となった。その際、ファンネルマークがダイヤモンドフェリーの頭文字のDのマークからオレンジ1色に変更された。

船内デザインは渡辺友之が手掛け、「うらら」をテーマとしたコンセプチュアルストーリーに基づいて作られた[2]

船室[編集]

個室は全て洋室となっている。2016年にはツーリストルームの一部を改装して「プライベートベッド」を設置、2月26日から使用を開始[3]。個室とプライベートベッドの利用者には、使い捨てのカードキーが発行される。

船室タイプの一覧
タイプ クラス 定員 設備
個室 デラックス 2-4名 2名以上で利用の場合は補助ベッド使用
ユニットバス、シャワートイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、バルコニー付き
スタンダード 4名 二段ベッド、洗面台、テレビ付き、窓あり
2名 二段ベッド、洗面台、テレビ付き、窓なし
1-2名 2名利用の場合は補助ベッド使用、洗面台、テレビ付き、窓なし
寝台 プライベートベッド 1名 テレビ、電源コンセント
大部屋 ツーリスト テレビ、電源コンセント(共用)

設備[編集]

  • エントランス
  • プロムナード
  • 展望デッキ
  • レストラン – 夕食、朝食ともにバイキング方式
  • 売店
  • 自動販売機
  • 展望風呂
  • シャワールーム
  • ゲームコーナー
  • キッズスペース
  • 喫煙サロン
  • ペットルーム

事故・インシデント[編集]

2009年10月21日、同型船の「さんふらわあ ごーるど」が大分港から神戸港へ航行中、油圧式可変ピッチ推進装置(プロペラ)の翼角が変わらなくなり、所定の速度で航行出来なくなった。原因は設計上の欠陥により、油圧式可変ピッチ推進装置のアウターオイルチューブおよびボスヘッド締付けボルトに亀裂が生じたためであった。本船でも同様の損傷が確認され、当該部は形状が変更された対策品と交換された[4]

2014年1月9日、18時33分ごろ、六甲アイランドフェリーターミナル第1バースで荷役中だった本船に、西側のバースに着岸しようとしていた貨物船が圧流され接触した。本船の左舷側に貨物船の後部が繰り返し衝突する形となり、 本船は船橋左舷下部に破口を生じるなど左舷外板が損傷した。本船は応急補修後、約2時間半遅れで運航された[5]

2017年12月15日、機関故障が発生し、MES-KHI由良ドックへ緊急入渠。原因は不明だが故障が深刻であったため9カ月間運休し、2018年8月29日の神戸発便より運行を再開[6]。休航中の2018年5月から8月にかけては、本船の代替としてさんふらわあ さつま1が別府-神戸間を臨時運航した。

外部リンク[編集]