ハセベバクシンオー – Wikipedia

ハセベバクシンオー
誕生 長谷部 晋作
1969年7月26日
日本の旗 日本・東京都
職業 作家
ジャンル 推理小説・ミステリー小説
主な受賞歴 第2回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞
デビュー作 ビッグボーナス
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ハセベバクシンオー(本名:長谷部 晋作、1969年7月26日 – )は、日本の小説家、脚本家、元映画プロデューサー。

東京都生まれ、神奈川県川崎市育ち。

父は映画監督・演出家の長谷部安春、姉は女優の長谷部香苗。獨協大学経済学部卒業。東映ビデオ企画制作部勤務を経て外資系レコード店アルバイトを経験。東映時代には『BE-BOP-HIGHSCHOOL』等十数本の作品をプロデュースした。

2003年、「ビッグボーナス」で第2回『このミステリーがすごい!』大賞で優秀賞・読者賞を受賞した。受賞当時はハセノバクシンオーという名だった。ペンネームは、競走馬サクラバクシンオーに由来する。

尊敬する作家は馳星周。特に好きな映画には「ニュー・シネマ・パラダイス」「スティング」等を挙げている。

近年では『長谷部 幕臣王』のペンネームを用いることもあり、その名義で2019年2月にBS朝日・BS朝日4Kで放送された時代劇スペシャル『紀州藩主 徳川吉宗』を手掛けた[1]

作品リスト[編集]

小説[編集]

  • ビッグボーナス
  • ダブルアップ
  • ビッグタイム
  • 鑑識・米沢の事件簿〜幻の女房〜
    • テレビ朝日系列のテレビドラマ『相棒』のスピンオフとして2009年に映画化(タイトル『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』)され、監督を父の長谷部安春が務めた。また、同作が長谷部の遺作となった。
    • 『ビッグコミック増刊』2009年4月17日号(小学館)にてこやす珠世作画で漫画化もされた。
  • 歌舞伎町ペットショップボーイズ(「小説推理」にて連載)
  • 鑑識・米沢の事件簿2〜知りすぎていた女〜

脚本[編集]

テレビドラマ[編集]

  • 相棒シリーズ(2009年 – 2013年、テレビ朝日)
    • season7 第11話(2009年)
    • season8 第9話(2009年)
    • season10 第18話(2012年)
    • season11 第5話(2012年)、第16話(2013年)
  • メイド刑事 第5話(2009年、テレビ朝日)
  • 警視庁捜査一課9係シリーズ(2010年 – 、テレビ朝日)
    • 新・警視庁捜査一課9係 season2(第5シリーズ) 第6話(2010年)
    • 新・警視庁捜査一課9係 season3(第6シリーズ) 第1話、第10話(2011年)
    • season7 第2話(2012年)
    • season9 第6話 (2014年)
    • season10 第4話 (2015年)
    • season11 第3話 (2016年)
    • season12 第4話 (2017年)
  • 紀州藩主 徳川吉宗(2019年、BS朝日・BS朝日4K)[1]

劇場映画[編集]

  • 25 NIJYU-GO(2014年11月1日、東映ビデオ) – 柏原寛司・大川俊道・岡芳郎と共同執筆
  • 疾風ロンド(2016年11月26日、東映)- 吉田照幸監督と共同執筆
  • 野球部員、演劇の舞台に立つ!(2018年2月24日、京映アーツ)-鈴木一美・片島章三・山崎太基と共同執筆(ハセベピロウィナー名義)
  • アウト&アウト(2018年11月16日、東映ビデオ)-きうちかずひろ監督と共同執筆

プロデュース[編集]

  • DAN-GAN教師(1995年1月6日・東映ビデオ)
  • BE-BOP-HIGHSCHOOLシリーズ(東映ビデオ)

漫画原作[編集]

  • RT -リプレイタイム-(漫画:紅林直、スロマガ7、双葉社、2015年 – 2016年、全2巻)単行本は電子書籍のみで発売。
  1. ^ a b “山本耕史が“暴れん坊将軍”の若き日を演じる” (日本語). 映画com. 株式会社エイガ・ドット・コム. (2018年12月15日). https://eiga.com/news/20181215/1/ 2018年12月15日閲覧。