指輪物語 (映画) – Wikipedia

指輪物語』(原題: The Lord of the Rings、ビデオ題: 『ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語』)は、ラルフ・バクシが監督し、1978年のアニメーション映画。J・R・R・トールキンのハイ・ファンタジー小説『指輪物語』の前半の映画化である。

この映画は、ソウル・ゼインツのファンタジー・フィルムズ(Fantasy Films)がプロデュースし、1978年にユナイテッド・アーティスツが配給した。前半のみで終わった物語は別個につくられたランキン・バス・プロダクション版『王の帰還英語版』で一部補完される形となっている。

日本のアニメへの影響[編集]

アメリカで公開された際、漫画家の手塚治虫は渡米して鑑賞、傑作と評したが、宮﨑駿は「あれを傑作と評する神経が理解できない」と批判した。

また、この作品で使用されたロトスコープの技術に影響を受け、後に手塚治虫は『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』を制作するが、これに対しても宮﨑駿は「(人件費の削減等で)アニメの製作現場を過酷な環境にした張本人が、また手間のかかるものを持ち込んで」と批判した。

声の出演[編集]

外部リンク[編集]