宇宙大怪獣ドゴラ – Wikipedia

公開前々年に開通したばかりの若戸大橋。劇中でドゴラによって破壊される。

宇宙大怪獣ドゴラ』(うちゅうだいかいじゅうドゴラ)は東宝が製作し、1964年(昭和39年)8月11日に封切り公開された日本の怪獣映画[5]。81分、総天然色、東宝スコープ[5][1]。同時上映は『喜劇 駅前音頭』[1]

ドゴラは、本作品の劇中に登場する宇宙怪獣の名称。

従来の怪獣映画とは異なる不定形の宇宙怪獣の表現に挑んだ異色作[7]。ストーリー面でも、従来の人間対怪獣の構図に並行して宝石強盗団とそれを追うダイヤGメンや刑事との攻防が描かれ、娯楽性を高めている[出典 3]。脚本を手掛けた関沢新一は、アクション映画も多数手がけており[8]、アクションシーンなど、当時大流行していた「007シリーズ」の影響が見られる。

後年のDVDパッケージなどにも用いられた公開当時の宣伝用ポスターでは、建物やF-104を空中に舞わせるドゴラの姿が描かれていたが、作中にそのような場面は存在しない。

ドゴラは大変な工夫と苦労を重ねて撮影されたが、後述の理由によって姿が不明瞭な怪獣とならざるを得なかったため、内容が人間アクションに重点を置いている理由にはこのような面もあった[11]

ドゴラを表現する技術力は評価されているが、怪獣としてのキャラクター性は薄いとされる[12][6]。東宝プロデューサーの田中友幸は、自身では好きな作品であるとしつつ、目先を変えようとしてストーリーにリアリティを持たせたものの、ドゴラの形状が曖昧でうまくいかなかったと述べている[13]。本作品と『マタンゴ』の興行的失敗から、本格SF路線はゴジラシリーズなどの怪獣路線に吸収されていった[12]。一方で、『三大怪獣 地球最大の決戦』や『怪獣大戦争』など、本作品と同じく関沢が脚本を手掛けた怪獣映画では、人間ドラマを中心とした作品が増えていった[8]

ストーリー[編集]

日本上空を周回中のテレビ中継衛星が、原因不明の消失を遂げる。それと並行して世界各国の宝石店が襲われ、多量のダイヤモンドが盗まれる事件が頻発する。警視庁は、ダイヤモンド盗難事件を全世界に指名手配されている宝石強盗団一味の仕業と判断して捜査を開始したが、実は宝石強盗団も正体不明の別の強盗団に強盗を妨害され、いらだっていた。

警視庁外事課の駒井刑事は、マークと名乗る謎の外国人を宝石強盗団の仲間と見て追跡中、彼が逃げ込んだと思われる、ダイヤモンドの研究を行なっている宗方博士のもとを訪れ、マークを発見するもあと一歩のところで出し抜かれてダイヤを強奪されてしまうが、マークもまた別の強盗団の一味と疑われて強盗団に拉致され、ダイヤを強奪されてしまう。しかし、マークが強奪したダイヤは宗方博士が開発・研究中の模造品「人造ダイヤ」であったことが判明し、マークもまた強盗団の隙を突いて逃亡する。強盗団は、数日後に横浜から運ばれるダイヤを強奪することを決意する。一方、宗方博士の助手をしている女性・昌代を護衛していた駒井と、電波異常の調査をしていた桐野の目の前で、石炭集積場の石炭が空に吸い取られるという事件が起きる。

数日後、ダイヤを輸送していたトラックを襲撃した強盗団は、彼らを追っていたマークとの銃撃戦になる。その最中、突如トラックが浮遊してダイヤを輸送していたトラックに落下するという異常が起きる。辛くも強盗団はダイヤを強奪するが、今度の中身は氷砂糖であった。後日、宗方博士の元を訪れた駒井刑事ら警視庁と合流したマークは、自身が世界ダイヤ保険協会の調査官(ダイヤGメン)であることを明かし、共同で強盗団に立ち向かうことになる。

それからまもなく、宗方博士や国連科学委員会の調査によって、両事件とも突然変異した宇宙細胞の仕業であることが判明する。炭素をエネルギー源としている宇宙細胞は、エネルギー補給のために炭素を大量に含んだダイヤモンドや石炭などの物質を必要としていた。そして、巨大化した宇宙細胞は「ドゴラ」と命名される。ドゴラは次々と世界各国を襲撃し始め、とくに石炭の産地として有名だった福岡県の北九州市では自衛隊が集結してドゴラを対空砲で迎え撃つが、ドゴラはまったく動じずに石炭を吸い上げ続けながら、触手を伸ばして若戸大橋を持ち上げ、水面に叩きつける。そこで自衛隊は対空ミサイルを発射してドゴラを粉砕するが、ドゴラは無数の小さく光る細胞へ変化し、状況は悪化してしまう。しかし、ジバチの群れが上空に現れるとドゴラは結晶化する。実は、ドゴラの細胞はジバチの毒によって結晶化するという弱点を持っており、炭鉱にある巣をドゴラに襲われたジバチが反撃したことによってそれが判明する。ドゴラ対策に躍起になっていた矢野博士は、ジバチの毒を世界中で大量生産することを指示する。こうして地上からドゴラへの反撃が開始され、地球上のドゴラはすべて結晶化し全滅した。

宇宙大怪獣ドゴラ[編集]

原水爆実験の影響により放射線が蓄積して一種の「吹き溜まり」状態になっている日本の上空で、その影響によって宇宙を漂流していた単細胞が突然変異して複数の単細胞が超巨大な宇宙細胞へと融合した怪獣[出典 9]

炭素をエネルギーとしているため、ダイヤモンドや石炭を狙って世界各国の炭鉱地帯や貴金属店を襲撃する。単細胞状態では細胞全体から金庫の扉を溶かすほどの高熱を出すほか、人間やトラックを浮遊させることで排除できる。その後、北九州上空で複数の細胞が結合してクラゲ状の生物となり、巨大な触手で若戸大橋を持ち上げて破壊する。

対空砲による攻撃はまったく効果がなかったが、対空ミサイルで粉々になったことにより、単細胞状のドゴラが大量発生する。しかし、ジバチの毒で細胞が結晶化することが判明すると、ジバチ毒を積んだ落下傘やF-86戦闘機などの攻撃で全滅する。

デザイン[編集]

デザインモチーフはクラゲ・タコ・ヒトデ[8][16]。デザイン担当については、小松崎茂とする説と飯塚定雄とする説が存在している。書籍『大ゴジラ図鑑2』ではデザイン画は小松崎、原案は飯塚[6]、書籍『東宝特撮映画大全集』では、デザイン担当は小松崎、最終決定画は飯塚[23]と記述している。

雑誌『宇宙船』では、本作品の公開3年前に『週刊少年サンデー』(小学館)での怪獣絵物語用に小松崎茂がデザインした怪物のイラストを立体化したものであるとしている[24]。小松崎は、本作品と同時期にテレビ企画『Woo』でも同様の不定形生物を描いていた[6]。また、書籍『東宝特撮映画大全集』では、小松崎は『アメリカン・ジオグラフィック』のクラゲ特集から着想を得たと記述している[23]

一方、飯塚は自著の中で自身がデザインを行ったことを語っている[25]。飯塚によれば、西伊豆に旅行へ行った際に監督の本多猪四郎から電気クラゲを題材とする次回作の構想を聞き、その後、特技監督の円谷英二からアイデアを要望されたという[25]。5、6枚描いたうちの1枚がスチールにも用いられたが、版権料などの支払いはなかったことも証言している[25]

造型[編集]

撮影用のミニチュアは、素材探しから始まって撮影手法に到るまで、試行錯誤の繰り返される大変手間のかかったものとなった。

東宝特殊美術スタッフの村瀬継蔵はドゴラのデザインを見て、まだ開発段階であまり市場に出ていなかったソフトビニールの素材使用を思いつき[10][26]、コニシ[6]の研究所に連日通っての練成実験で強度に目処がつくと、今度は千葉にあったソフビの貯金箱の工場を訪ね、雌型の制作を依頼した。この雌型には当時で20万円かかる非常に高価なものだったが、村瀬が特技監督の円谷に相談すると、「いいよ」と二つ返事で承諾してもらえたという[注釈 5]

つぎに、1尺ほどのドゴラの粘土原型が八木勘寿により作られて先述の工場でソフビに焼かれ、ついにドゴラのミニチュアは完成した。しかし、通常の吊り操演では破れる危険性が生じたため、これを水槽に沈めてテグスで操る手法が用いられた[10][注釈 6]

こうして撮影が始められ、この軟らかい素材のミニチュアを水槽の中にテグスで吊り下げ、水槽下部にすえつけたバルブからの水流でフワフワとした宙を舞う不安定な「宇宙大怪獣」が表現されることとなった[出典 10]。しかし、この手法ではどうしても細かい泡が発生し、画面に映り込んでしまう。また、中野昭慶によると、水道局の毎週のカルキ投入日には水道水が白く濁ってしまうため、水槽の水を透明に保つのに苦労してあまり特撮カットが稼げなかったという[27]。また、造形物自体もホコリがついて汚れやすいため、取り扱いに苦労したという[23]。村瀬は、後年のインタビューで苦労して仕上げたのでもう少し出番があっても良かったと述懐している[10]。雲から現れるシーンは、水槽とカメラの間にスモークを炊いて撮影している[8]

単細胞状態のドゴラは、有機ガラスをガラスに挟んで表現され、実景と合成された[出典 11]。結晶状態のドゴラは、塩化ビニールを熱加工して貼り合わせた15センチメートルほどのミニチュアに発光ダイオードを仕込み、ピアノ線から電流を送って発光させた[8][4]

若戸大橋に巻き付くシーンなど一部では、触手がアニメーションで表現された[出典 12]

その他[編集]

検討用台本『スペース・モンス』では、分裂した個体が地上に上陸し、人間大でも出現するという描写が存在した[18]。また最後は炭素を窒素に変換するベータ線発生器で退治されるという展開であった[18]

ドゴラの鳴き声は、アサリの呼吸音をピックアップマイクで拾って加工したもの[11]として、公開時に大いに喧伝された。脚本では「蛤のようなもの」と記述されていた[8][18]。この声は、『怪獣大戦争』(1965年、本多猪四郎監督)の劇中に登場する警報機「レディーガード」の効果音と混ぜ、円谷特技プロ制作の特撮テレビドラマ『ウルトラマン』(1966年、TBS)でバルタン星人の登場効果音に流用された。

落下して潰れる密輸団の自動車やダイヤ輸送トラックのミニチュアは、郡司模型製作所に外注された、ブリキの叩き出しによる金属製のミニチュアが使われ、金属ミニチュアならではのリアルなクラッシュ表現に成功している。

他作品に登場したドゴラ[編集]

ソノシート「宇宙怪獣対地球怪獣」(1966年、朝日ソノラマ『大怪獣戦 30怪獣大あばれ!!』に収録)
地球を襲う宇宙怪獣の1体として登場する[28]
『怪獣大全集3 怪獣絵物語ウルトラマン』(1967年、著:金城哲夫、ノーベル書房)
宇宙人や宇宙怪獣によるウルトラマン攻略会議の場面の挿し絵(作画・南村喬之)で、バルタン星人やメフィラス星人にまじってドゴラらしき宇宙人が列席しているのが描かれている。
ファミリーコンピュータ用ゲーム『ゴジラ』(1988年、東宝)
登場怪獣中では唯一背景として登場している。
特撮テレビ番組『ゴジラアイランド』(1997年、テレビ東京)
死霊界からやってきた人語を話す死神という設定で、ゴジラにスペースゴジラの霊を憑依させる。語尾に「〜ですはい」と付けて話す。武器はエロエロアザラシの呪文、名刺手裏剣など。スペースゴジラが倒された後、天国から天使の輪が飛んできて昇天させられる。造形物はマーミットのソフビ人形。声は山口勝平。
アニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』 (2017年、東宝)
作中における地球で2番目に出現した怪獣かつ人類史上初の宇宙怪獣とされ、イギリスで推定約390万人が死傷した[29]
前日譚である小説『GODZILLA 怪獣黙示録』では、宇宙空間にてミールとの接触を経て、その大気圏再突入に耐えて地球へ侵入し、2002年9月にロンドン上空に出現したことが言及されている。英国軍の攻撃から熱エネルギーを吸収して増殖し、生物を捕食しながらマンチェスターにまで勢力を拡大させる。しかし、墜落したミールの中で雀蜂が生きていたことから雀蜂の毒が有効ということが判明。その後雀蜂の毒のドゴラに有効な成分が特定され、雀蜂の毒に含まれる有効成分をイギリスとEU中の化学工場で量産、これを散布することにより駆除された。しかし、被害は人的なものにとどまらず、ロンドン塔や時計塔といった歴史的建造物も多く破壊されてしまう[30]

登場兵器・メカニック[編集]

架空[編集]

合成地蜂毒[18]
分裂したドゴラの細胞が筑豊地域の廃坑に生息するジバチの毒で結晶化することが判明したため、全世界の製薬会社に発注される。筑豊地域に出現したドゴラに対し、特殊噴霧器や落下傘、F-86戦闘機から散布され、すべてのドゴラを結晶化させることに成功する。
なお、「ジバチ」とはクロスズメバチの地域名だが、劇中に登場するジバチがスズメバチのことかは不明。
特殊噴霧機[31][20](特殊噴霧器[18][注釈 7]
合成地蜂毒をドゴラに噴霧するために使用。四脚の先に61式戦車と同様のキャタピラが付いており、自走が可能[18]。筑豊地域に出動し、石炭集積場を襲撃するドゴラに対して使用される。

  • 造形物には、相模模型から発売された61式戦車の組み立てキットを用いている[33]
自走ミサイル発射器[注釈 8]

実在[編集]

自衛隊[編集]

警察・ダイヤGメン[編集]

宝石強盗団[編集]

キャスト[編集]

参照[3][35][11]

スタッフ[編集]

参照[3][5][11]

ノンクレジット[編集]

撮影時のタイトルは『宇宙大怪獣スペースモンスター[3]

1962年に『スペース・モンス』の題で検討用台本が書かれたが、製作の決定は1964年に入ってからであった[23]。脚本では怪獣名は決まっておらず、『地球戒厳令』『宇宙大怪獣スペースモンスター』などの仮題が決定稿まで用いられていた[18]

北九州市の描写[編集]

本作品は、五市合併と政令指定都市化間もない北九州市を舞台の1つとしており、当時の北九州市のランドマークがいくつも映画に登場する。ドゴラに破壊される「東洋一の吊り橋」若戸大橋や皿倉山の展望台などがそうであるが、中でも物語に大きく関わる筑豊炭田の石炭積出港としての若松港の情景は、本作品の公開後に急速なエネルギー転換が進み、過去のものとなっていく筑豊産炭地区[注釈 18]に関する貴重な記録の1つとなっている。

特撮[編集]

本作品の最も特徴的なシーンとして、ドゴラがエネルギーとして求めている炭素を大量に含んだ石炭が、空中に渦を巻いて巻き上がるシーンがある[4]

このシーンでは、天井に吊るした一斗缶の中に入れた黒く着色した砂を回転させながら落下させ、石炭を表現している[4][23]。しかし、当時のカメラでは高速度での逆回転撮影が不可能だったため、撮影に使用したカメラを逆さまにして正回転撮影を行なった[23]

一方、石炭の渦に巻き込まれて一緒に空中に舞い上がっていく鉄塔や煙突は操演で行っており、本編終盤で舞い上がるトロッコは上述の砂と一緒に落下させ、それを逆再生させている。

その他のエピソード[編集]

本作品公開のおよそ1か月前である1964年7月11日に公開された『無責任遊侠伝』(主演:植木等、監督:杉江敏男)のオリジナル予告編の末尾20秒ほどの部分に、本作品の特報が同時収録されている。本編の映像やスチールなどは使用せず、動く文字やイメージ的な特撮カットなどで構成されている。この特報映像は『無責任遊侠伝』DVDの映像特典である、同作予告編の中で確認できる。

映像ソフト[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c ノンクレジット。
  2. ^ 資料によっては、炭素怪獣[16]宇宙細胞[14]と記述している。
  3. ^ 資料によっては、「不定[19]」、「不明[10][20]」と記述している。
  4. ^ 資料によっては「不明[出典 7]」、「不定」と記述している。
  5. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』(ヴィレッジブックス)では通った企業は「小林商店」(現・株式会社コバヤシ)、金型の金額は35万円と記述している[23]
  6. ^ 村瀬は、当初から円谷は水槽を使って撮影することを想定していたと証言している[10][26]
  7. ^ 資料によっては、名称を蜂毒噴霧車と記述している[32]
  8. ^ 資料によっては、名称をミサイル発射機と記述している[32]
  9. ^ 資料によっては、夏井浜子と記述している[36][11]
  10. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』では、マーク・ジャクソンと記述している[11]
  11. ^ 資料によっては、多田善一と記述している[36][11]
  12. ^ 資料によっては、ジョー真木と記述している[36][11]
  13. ^ 資料によっては、ゲンと記述している[36][11]
  14. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』では、マツと記述している[11]。また、東宝公式サイト映画資料室では、石炭トラック運転手と記述している[3]
  15. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』では、銀座の警官と記述している[11]
  16. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』では、火力発電所所員と記述している[11]
  17. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』では、銀座の警官と記述している[11]
  18. ^ 劇中の主人公の台詞でも「今では廃坑になっている区域が……」と言われるとおり、当時から少しずつ寂れ始めていた。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 東宝特撮映画大全集 2012, p. 82, 「『宇宙大怪獣ドゴラ』」
  2. ^ a b ゴジラ画報 1999, p. 119, 「宇宙大怪獣ドゴラ」
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 映画資料室”. viewer.kintoneapp.com. 2022年2月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i 円谷英二特撮世界 2001, p. 104, 「宇宙大怪獣ドゴラ」
  5. ^ a b c d e 東宝特撮映画全史 1983, p. 547, 「東宝特撮映画作品リスト」
  6. ^ a b c d e f 大ゴジラ図鑑2 1995, p. 60, 「ドゴラ」
  7. ^ a b c 日本特撮映画図鑑 1999, p. 141, 「東宝特撮作品 ビデオLDラインナップ 特撮シリーズ」
  8. ^ a b c d e f g h i 東宝特撮映画全史 1983, pp. 276–277, 「東宝特撮映画作品史 宇宙大怪獣ドゴラ」
  9. ^ 『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、158頁。ISBN 4766927060。
  10. ^ a b c d e f g h i オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 92, 「『宇宙大怪獣ドゴラ』ドゴラ」
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 東宝特撮映画大全集 2012, p. 83, 「『宇宙大怪獣ドゴラ』作品解説/俳優名鑑」
  12. ^ a b ゴジラ大全集 1994, pp. 62–63, 「東宝特撮映画史 ゴジラ誕生 路線の変化」
  13. ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 57, 「田中友幸 特撮映画の思い出」
  14. ^ a b c 「人類を脅かした巨大生物大図鑑」『ゴジラ×メカゴジラ超全集』構成 間宮“TAKI”尚彦、小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2003年1月10日、39頁。ISBN 978-4-09-101488-7。
  15. ^ a b 怪獣大全集 1991, p. 70, 「東宝モンスター名鑑」
  16. ^ a b c d e ゴジラ大全集 1994, p. 103, 「昭和30年代 怪獣グラフィティ」
  17. ^ a b c d ゴジラ来襲 1998, p. 203, 「第7章 特選!東宝怪獣名鑑’98」
  18. ^ a b c d e f g h i j k l 東宝特撮映画大全集 2012, p. 84, 「『宇宙大怪獣ドゴラ』怪獣図鑑/兵器図録/資料館」
  19. ^ a b c d e 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 33, 「宇宙大怪獣ドゴラ」
  20. ^ a b c d e 超常識 2016, pp. 246–248, 「謎の宇宙細胞、地球に大挙襲来! 宇宙大怪獣ドゴラ」
  21. ^ a b c d e f g h i j k 東宝特撮映画大全集 2012, p. 85, 「『宇宙大怪獣ドゴラ』撮影秘話/川北監督に訊く」
  22. ^ 金田益実「ウルトラゾーンの時代」『宇宙船』第74号、朝日ソノラマ、1996年。
  23. ^ a b c 飯塚定雄 2016, pp. 156–158, 「宇宙大怪獣ドゴラ」
  24. ^ a b 村瀬継蔵 2015, p. 262, 「村瀬継蔵インタビュー 村瀬継蔵 造形人生」
  25. ^ 中野昭慶、染谷勝樹『特技監督 中野昭慶』ワイズ出版〈ワイズ出版映画文庫〉、2014年、114 – 115頁。ISBN 978-4-89830-280-4。
  26. ^ 野村宏平 『ゴジラ大辞典』 笠倉出版社、2004年、284頁。ISBN 4773002921。 
  27. ^ アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』OFFICIAL SITE”. 2017年11月9日閲覧。
  28. ^ 怪獣黙示録 2017, pp. 19–111, 第1章『出現』
  29. ^ ゴジラ大全集 1994, p. 195, 「東宝超兵器大辞典 【た】」
  30. ^ a b c オール東宝メカニック大図鑑 2018, p. 84, 「『宇宙大怪獣ドゴラ』」
  31. ^ 夢のかけら 東宝篇 2021, p. 76, 「61式戦車」
  32. ^ a b c 東宝特撮メカニック大全 2003, pp. 296–299, 「通常兵器 [航空]」
  33. ^ a b c d e f g h 東宝特撮映画全史 1983, p. 536, 「主要特撮作品配役リスト」
  34. ^ a b c d e f 「俳優名鑑」『東宝特撮映画DVDコレクション』No.32、デアゴスティーニ・ジャパン、2011年、8 – 9頁。雑誌コード:20691-1/4。

出典(リンク)[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]

  • 石田礼助 – 当時の国鉄総裁。劇中、宗方博士が自分のことを「ヤングソルジャー」と呼んでいるが、これは前年の石田の就任演説から採られている。
  • 『外道記』 – 菊地秀行の小説。作中に登場するキャラクターを若き日の円谷英二が偶然目撃し、それをもとにドゴラが構想されたという設定。

外部リンク[編集]