岐阜市コミュニティバス – Wikipedia

加納めぐりバス
(「JR岐阜駅南口」バス停にて)

岐阜市コミュニティバス(ぎふしコミュニティバス)は、岐阜市が運行するコミュニティバス。総称して「ぎふっこバス」の愛称が付けられている。

2006年(平成18年)10月に4地区(加納、市橋、日光、三輪)で試行運行を開始し、2020年6月現在、岐阜市内19地区でコミュニティバスを運行している。

「みわっこバス」は路線の一部が山県市(岐北厚生病院)に乗り入れる。「373バス」の路線は各務原市内も通っている。「厚見・茜部ぐるりふれあいバス」は2015年(平成27年)2月15日の改正で岐南町・笠松町を経由しなくなった。

かつては岐阜乗合自動車に委託していた路線も存在したが、2017年(平成29年)3月現在は日本タクシーがすべての路線の運行事業者となっている。そのために特記ないものは運行開始当初からの「日本タクシー」の路線とする。経緯は各路線の項目を参照。

本格運行[編集]

  • 「加納めぐりバス」(加納東・加納西地区)
  • 「西ぎふ・くるくるバス」(市橋・鏡島地区)
  • 「にっこりバス」(則武・早田・島・城西地区)
  • 「みわっこバス」(岩野田北・岩野田・三輪南・三輪北地区)
  • 「ほっとバス」(黒野・西郷地区)
  • 「あいあいバス」(藍川地区)
  • 「みどりっこバス」(芥見東・芥見南地区)
  • 「いいバス」(白山・梅林・華陽地区)
  • 「373バス」(長森南地区)
  • 「境川らくちゃんバス」(日置江・鶉・柳津地区。岐阜市巡回バス(旧柳津町の柳津町公共施設巡回バス)を引き継ぎ)
  • 「ながらうかいバス」(長良・長良東地区)
  • 「芥見・岩っこバス」(芥見・岩地区)
  • 「すまいるバス」(三里・本荘地区)
  • 「さんさんバス」(常磐・鷺山・長良西地区)
  • 「厚見・茜部ぐるりふれあいバス」(茜部・厚見地区)
  • 「ひのっこバス」(日野地区)
  • 「長森ふれあいバス」(北長森地区)
  • 「七郷・木田バス」(七郷・木田地区)

試験運行[編集]

  • 「ぐるっとバス」(岩野田・岩野田北地区)- 本格運行へ移行せず運行終了。

運行終了[編集]

  • 「方県網代バス」(方県・網代地区)- 2020年5月運行終了。事前予約制の「方県網代地区デマンド型乗合タクシー」へ移行した。

詳細は、岐阜市公式サイト「岐阜市コミュニティバス運行について」を参照。

  • 一般は100円均一(方県網代バス「方県・網代地区」以外)、300円均一(方県網代バス「方県・網代地区」のみ)
  • 小中学生、障がい者は半額。幼児は無料。
  • 岐阜バスのICカード(ayuca)が使用可能である。但し、ポイントは貯まらず、既に貯まっているポイントを運賃に充当することはできない。
  • 回数券はバス車内で販売。大人(中学生以上)1,000円(100円×11枚)、小人(小学生)500円(50円×11枚)と全地区で共通となっている。また、方県網代バス(方県・網代地区)は学割回数券1,800円(300円券×11枚)が使用可能である。
  • 1日乗車券は、大人(中学生以上)200円・小人(小学生)100円(方県網代バス「方県・網代地区」以外)、大人(中学生以上)600円・ 小人(小学生)300円(方県網代バス「方県・網代地区」のみ)のバス車内販売がある。購入日の当日・購入者本人・購入の地区バスでの利用に限られる。
  • 岐阜市の「高齢者おでかけバスカード」使用の際は、運賃が2割引となる。(100円⇒80円、300円⇒240円)
  • コミュニティーバス間では乗り継ぎ割引については40円割引となる。現金・回数券においてコミュニティバス降車時に運転手からの「乗り継ぎ券」扱いとなる。ICカード(ayuca)については45分以内での処理となる。「高齢者おでかけバスカード」においては乗り継ぎ割引がない。また、岐阜バスとの乗り継ぎ割引(40円割引)はayucaのみでの処理となる。

加納めぐりバス[編集]

加納めぐりバス
(「JR岐阜駅南口」バス停にて)

加納めぐりバス(かのうめぐりバス)とは、JR岐阜駅の南部の加納地区を周回(1周:約25分)する。2006年(平成18年)10月から試験運行が実施され、2008年(平成20年)4月より本運行が開始された。 また、JR岐阜駅南口では岐阜市コミュニティバスの「いいバス」との乗り継ぎが可能。

ルート[編集]

東回り
西回り
  • JR岐阜駅南口から東回りと同じルートで逆向きに進む。ただし、加納中学校 – 加納中通り – 加納花ノ木町は別ルートを通る。

7時15分始発で19時48分終了。

歴史[編集]

  • 2006年(平成18年)10月1日:加納めくりバス試行運行開始(岐阜バスの委託で運行事業者は日本タクシー)。
  • 2007年(平成19年)1月8日:所要時間短縮。増便。右回り・左回りを、東回り・西回りに改称。
  • 2008年(平成20年)4月1日:本運行開始。
  • 2008年(平成20年)8月8日:利用者数が10万人となった。
  • 2011年(平成23年)4月1日:運行会社が岐阜バスに変更。
  • 2014年(平成26年)4月1日:運行会社が日本タクシーに変更。

西ぎふ・くるくるバス[編集]

西ぎふ・くるくるバス(2007年撮影)

西ぎふ・くるくるバス(にしぎふ・くるくるバス)とは、岐阜市西部(旧稲葉郡市橋村・鏡島村に該当)の路線である。2006年(平成18年)10月1日から試験運行され、2009年(平成21年)4月より本格運行開始。

ルート[編集]

平日の朝・夕にはJR西岐阜駅南口と県民ふれあい会館前間に県庁のみ停車するシャトル便が2便ずつ運行されている。

歴史[編集]

  • 2006年(平成18年)10月1日:西ぎふ・くるくるバス試行運行開始。
  • 2006年(平成18年)12月3日:路線見直し・時刻変更。
  • 2007年(平成19年)1月8日:県庁への乗り入れ開始。
  • 2007年(平成19年)6月1日:路線見直し・時刻変更。
  • 2009年(平成21年)4月1日:本運行開始。
  • 2011年(平成23年)4月1日:ふれあいバスの運行終了に伴い、路線見直し・時刻変更。

にっこりバス[編集]

にっこりバス(2007年3月、忠節駅にて)

にっこりバスとは、岐阜市西北部の日光町を中心に循環する路線である。名称も日光町に由来する。

2006年(平成18年)10月1日から試験運行が実施され、2010年(平成22年)4月より本格運行開始。

使用車両は2009年までは日野レインボー、2009年から2013年5月まで日野ポンチョ(初代)、2013年6月からは三菱エアロミディに変更された。また、現在は日野ポンチョ(2代目)が使用されている。

ルート[編集]

片回り循環、1時間あたり1本。8時30分始発で16時18分までの運行。ダイヤは、曜日に関係なく毎日同じダイヤで運行する。ただしお盆と年末年始は一部運休する。

試験運行当時の運賃は、中学生以上100円、小学生50円だったが、収支改善を図るため、本格運行になってから値上げした(#運賃を参照)。

車両の都合で、2007年までは24人までしか乗車できず立席乗車ができなかった。2007年に新規車両が導入され立席乗車が可能になった。

歴史[編集]

  • 2006年(平成18年)10月1日:にっこりバス試行運行開始。
  • 2007年(平成19年)1月8日:所要時間短縮。増便。右回りのみとする。
  • 2007年(平成19年)6月1日:ルート一部変更。
  • 2007年(平成19年)10月1日:車両を新車(日野・ポンチョ旧モデル=柳バスと同タイプ)に変更。
  • 2010年(平成22年)4月:本運行開始。

乗り換え[編集]

マーサ南口(正木マーサ前)
日光コミセン(北高前)
高橋クリニック(早田栄町)
メモリアルセンター(岐阜メモリアルセンター正門前)
忠節橋(忠節橋)
忠節(忠節)
島栄町2丁目(忠節西)
トミダヤ島店(島南公園前/大縄場大橋西)
いずみレディスクリニック(西菅生)
萱場(萱場)
中電アパート前(中電アパート前)
→ マーサ南口・日光コミセン・忠節橋
→ 忠節橋・忠節・島栄町2丁目(下尻毛経由)/ トミダヤ島店(島大橋経由)
→ 忠節橋・忠節・島栄町2丁目

みわっこバス[編集]

みわっこバスは、岐阜市北東部(三輪地区)で運行され、路線の一部が山県市(岐北厚生病院)に乗り入れている。

2006年(平成18年)10月1日から試験運行が実施され、2010年(平成22年)4月より本格運行を開始した。車両は日野・ポンチョ(初代)であったが、2013年5月より三菱エアロミディ[要説明]に変更された。現在は2ドアタイプの日野ポンチョが使用されている。

運賃は、かつては三輪地区と三田洞・粟野地区を跨って乗車するか、三田洞神仏温泉で下車又は乗車する場合は中学生以上200円、小学生100円であった。現在は他地区と同様に一律で中学生以上100円、小学生50円である。

運行本数は、岐北厚生病院行きは4本、岐阜ファミリーパーク行きは3本。北東部コミセンであいあいバスに乗り換えることができる。土日祝日は運休。水曜日と毎月1日は、三田洞神仏温泉の休館日のため「三田洞神仏温泉」には停車しない。

ルート[編集]

両地区を福富トンネルを経由して運行。

歴史[編集]

  • 2006年(平成18年)10月1日:みわっこバス試行運行開始。4ルートが設定される。
  • 2006年(平成18年)12月3日:路線見直し。時刻変更
  • 2007年(平成19年)1月8日:4ルートを一つに統合。毎日運転を平日運転のみにする。
  • 2007年(平成19年)3月19日:午前8時頃、岐阜市山県岩南の信号の無い交差点で、みわっこバスと乗用車が出会い頭に衝突する交通事故が発生し、一部の便が運休する。
  • 2007年(平成19年)4月11日:午前、みわっこバスと通勤途中の女性保育士が運転する乗用車が、出会い頭に衝突する交通事故が発生。
  • 2007年(平成19年)6月1日:路線見直し。
  • 2007年(平成19年)10月15日:岐阜バスとの乗り継ぎ、三田洞神仏温泉への乗り入れ、岐北厚生病院からの増便など利便性の向上。
  • 2008年(平成20年)1月15日:毎月最終営業日を「みわっこバスの日」とし、運賃無料の日とする。
  • 2010年(平成22年)4月:本運行開始。
  • 2010年(平成22年) 9月1日:三田洞バス停が新設。
  • 2012年(平成24年)3月15日:ルートおよびダイヤ一部改正。

ほっとバス[編集]

ほっとバスは、黒野病院を起点とし、岐阜市北西部の黒野地区・西郷地区を循環する。2008年(平成20年)6月1日から試験運行が実施され、2010年(平成22年)4月より本格運行開始。車両はかつては三菱ふそう・ローザが使用されていたが、現在は日野・ポンチョ(2ドアロングボディ)が使用されている。土日祝日は運休。

ルート[編集]

黒野病院を出て岐阜大学病院方面に向かう便が左回り、その逆が右回りとなっている。
黒野病院発の第1便と第2便は、黒野子ども園西まで向かった後は折り返さず、そのまま黒野病院に戻って運行を終える。第3便以降は黒野子ども園西で右回りに変わり、殆ど同じ道を通って黒野病院まで戻る。

あいあいバス[編集]

あいあいバスは、岐阜市北東部の藍川地区、芥見地区を循環する。藍川地区と芥見地区は、長良川に架かる藍川橋をはさんだ両岸にあたる。2008年(平成20年)6月1日から試験運行が実施され、2010年(平成22年)4月より本格運行開始。

ルート[編集]

本数[編集]

  • 2014年(平成26年)3月1日以降は、右回りのみの7本(平日は7本、日曜・祝日は1便が運休の6本)。
    • 1便は長山を終着とする。
    • 2・3・7便は北東部コミセン方面を経由する。
    • 1・2・3便は芥見 – 長山を経由する。
    • 4・5・6便は大船東 – 加野郵便局を経由する。
    • 7便は藍川橋・大野はり灸前(北側)止まり。
  • それ以前は6本だった。
    • 1・2便は長山方面を経由する。
    • 1・2・4便は北東部コミセン方面を経由する。
    • 6便は藍川橋・大野はり灸前(北側)止まり

みどりっこバス[編集]

みどりっこバスは、岐阜市北東部の芥見地区(東部・南部)を循環する。2008年(平成20年)6月1日から試験運行が実施され、2010年(平成22年)4月より本格運行開始。みどりっこバス専用の回数券を35枚綴3000円(1枚当たり86円)で発売している。

東部コミセン便と通常便があり、ルートが異なる(東部コミセン便は朝1便のみ)。夕方の便は東部コミセン方面には向かわず、バロー南からバロー芥見店へショートカットされる。

ルート[編集]

南回りルート
  • バロー芥見店 – 生協芥見店 – 緑山 – 桜台・柏台口 – 桜台 – 芥見東小学校 – 生協芥見店 – バロー東(バロー芥見店) – 東山 – バロー南(バロー芥見店南)- 東部コミセン – JA芥見店 – バロー芥見店
北回りルート
  • バロー芥見店 – 生協芥見店 – 芥見東小学校 – 桐ヶ丘 – 紅葉ヶ丘 – 藍川東中学校 – 柏台 – 生協芥見店 – 北山 – 東山 – バロー南(バロー芥見店南)- 東部コミセン – JA芥見店 – バロー芥見店

いいバス[編集]

いいバスは、中心市街東部地区(JR岐阜駅・名鉄岐阜駅より東部の市街地)を巡回する。2008年(平成20年)6月1日から試験運行が実施され、2010年(平成22年)4月より本格運行開始。

2013年3月31日までは岐阜バスが運行していたが、以後は日本タクシーの運行に変更された。車両は日野・ポンチョ(2代目)を使用していた。運行事業者が日本タクシーに変わった当時は日野・リエッセを使用していたが、2013年6月より日野・ポンチョ(2代目)に変更された。

ルート [編集]

  • JR岐阜駅南口 – 名鉄岐阜(左回りは「名鉄岐阜駅南」となる) – 柳ヶ瀬 – サンマート東栄店 – 岐阜市葬苑前 – ハローワーク岐阜 – 華陽郵便局 – JR岐阜駅南口
右回りと左回りで交互に継続運行される。JR岐阜駅南口で右回りで戻ってきた便は5分、左回りで戻ってきた便は15分の休憩がある。

373バス[編集]

373バス(みなみバス)は、岐阜市東部の長森南地区(一部のバス停は各務原市内)を循環する。「373バス」を「みなみバス」と呼称するのは、長森南(ながもりみなみ)に由来する。

2009年(平成21年)6月1日から試験運行が行われ、2011年(平成23年)4月1日から本格運行開始。2011年4月1日から委託運行会社が日本タクシーから岐阜バスへ変更となったが、2014年4月からは再び日本タクシーへと変わった。

左回りと右回りがあり、ルートは1周が約14.6km(約50分)。平日と土曜の1日8便が運行され、日祝日は運休。

ルート[編集]

境川らくちゃんバス[編集]

境川らくちゃんバス(さかいがわらくちゃんバス)は、岐阜市南西部の境川地区(岐阜市立境川中学校校区)で運行される。前身は旧柳津町の「柳津町公共施設巡回バス」(柳津町が岐阜市に編入後に岐阜市巡回バスに改称)である。2009年(平成21年)6月1日から試験運行が実施され、2011年(平成23年)4月1日から本格運行開始。

赤ルート(柳津・日置江地区)と青ルート(柳津・鶉地区)がある。各ルートとも1日4便で休日も運行する。2012年4月1日より1日5便へ増便されたが、日祝日が運休となる。2016年8月からは青ルート笠松町内(松波総合病院)に乗り入れ開始。

ルート[編集]

赤ルート
青ルート(1周:14.9km)
  • 柳津駅 → 柳津地域事務所 → イオン南口 →松波総合病院→イオン柳津店→ 江崎歯科東→鶉小学校→笠松病院 → 鶉公民館 → やないづもえぎの里 → カラフルタウン →イオン柳津店→ 柳津駅
カラフルタウン北口バス停はカラフルタウン北側の道路上に、カラフルタウンバス停はカラフルタウン敷地内の中央玄関付近に停車する。
イオン南口バス停はイオン南側の道路上、名鉄竹鼻線踏切より300mほど西側に、イオン柳津店バス停は、イオン柳津店敷地内駐車場、北側付近に停車する。

ながらうかいバス[編集]

ながらうかいバスは、長良川北岸の長良・長良東地区(長良橋より東の地域)を巡回し、名称は地名の長良と鵜飼いを合わせたものである。2010年(平成22年)9月1日から試験運行が実施され、2012年(平成24年)4月に本格運行開始。車両は、日野・ポンチョ(2代目)が使用されている。

2015年(平成27年)2月15日改正前は9時30分より17時18分までであったが、改正後は8時30分から17時19分までとなった。また改正前はは右回りと左回りで運行されていたが、2015年2月15日改正で右回りのみとなり、バス停が新設された[1]

ルート[編集]

  • バロー長良店→長良台→おぶさ→中川原→サンライフ岐阜前→バロー長良店→長良高校前→長良大路→長良北町→ピアゴ長良店→サンマート長良店→岐山高校南→松籟団地→長良医療センター→バロー長良店(約10分休憩後再び周回)。

芥見・岩っこバス[編集]

芥見・岩っこバス(あくたみ・いわっこバス)は、岐阜市北東部の芥見地区・岩地区で運行されている。2012年(平成24年)9月から試験運行が実施され、2014年(平成26年)4月から本格運行開始。

当初は偶数日は芥見地区、奇数日は岩地区で運行であったが、2015年(平成27年)2月15日改正で大幅に見直され、芥見地区と岩地区の路線が統合され、毎日同じルートとなった[1]

道幅が狭い、バス停が一部廃止された上芥見、高天ヶ原・和光団地には、芥見・岩地区コミュニティバスサポート便が運行されている[2]。これは事前予約制であり、日本タクシーのタクシー車両を使用するコミュニティタクシーである。停留所は芥見・岩っこバスと一部は共通であり、料金は200円(現金のみ)。

ルート[編集]

2021年現在、8便が運行されているが、便ごとにルートが異なる。大きく分けて芥見地区が2区間、岩田・岩田坂地区が1区間、諏訪山地区が1区間となっており、この4区間の組み合わせである。

説明の都合上、芥見地区をA区間、B区間。岩田・岩田坂地区をC区間、諏訪山地区をD区間とすると、

となる。この4区間を組み合わせて運行する(実際にこのような英字記号が振られているわけではない)。

1便:C→D→B
2便:A→D→B
3便:A→C→D→B
4便:A→D→B
5便:A→C→D→B
6便:A→D→B
7便:A→C→D→B
8便:A→C→D

方県網代バス[編集]

方県網代バス(かたがたあじろバス)は、かつて岐阜市北西部の方県地区、網代地区で運行されていた路線である。2012年(平成24年)10月より試験運行開始。岐阜バスの一般路線の廃止代替バスである。

かつてこの地区には、岐阜駅から岐阜バスが運行されていたが、2012年(平成24年)10月1日に廃止。方県網代バスはこの路線の一部を急遽受け継いだものである。その点では他の岐阜市コミュニティバスと開設の経緯が異なり、運賃設定も異なる。

本格運行に移行することなく、2020年(令和2年)5月に運行を終了した。同年6月からは事前予約制の「方県網代地区デマンド型乗合タクシー」に変更された。

ルート[編集]

2017年(平成29年)4月1日よりルートを統合した[3]。運行終了まではこのルートで運行された。
統合前のルート[編集]
  • 方県ルート:佐野公民館 → 方県安食 → 大学病院 → 折立平野総合病院
  • 網代ルート:さくら苑前 → ひな倉 → 大学病院 → 折立平野総合病院

すまいるバス[編集]

すまいるバスは、岐阜市北西部の三里地区、本荘地区で運行されている。2013年(平成25年)9月より試験運行。2015年(平成27年)2月15日に一部ルートおよび停車場を変更[1]。同年4月に本格運行開始。

ルート[編集]

さんさんバス[編集]

さんさんバスは、岐阜市北部の常磐地区、鷺山地区、長良西地区で運行されている。2014年(平成26年)9月より試験運行。2015年(平成27年)2月15日にルート変更[1]。2016年(平成28年)4月に本格運行開始。

ルート[編集]

ただし、2015年(平成27年)2月15日改正[4]では、運行しないルートもあるため注意が必要である。

厚見・茜部ぐるりふれあいバス[編集]

厚見・茜部ぐるりふれあいバスは、岐阜市南東部の茜部地区、厚見地区で運行されている。2014年(平成26年)9月より試験運行開始、2016年(平成28年)4月に本格運行開始。2015年(平成27年)2月15日の改正で「ふれあいバス」から同名バスとの区別のため改称[1]した。

試験運行の当初は名古屋鉄道名古屋本線岐南駅を起点にして巡回するルート(一部のバス停は羽島郡岐南町、笠松町に設置)であったが、2015年(平成27年)2月15日の改正で大幅に見直され、バロー茜部本郷とJR岐阜駅南口を結ぶルートに変更し、笠松町を経由しなくなった[1]。岐南町には「厚八グランド北」バス停のみ存在する。

ルート[編集]

ひのっこバス[編集]

ひのっこバスは、岐阜市東部の日野地区を循環する。長良・長森地区にもこのバスのバス停がある。2015年(平成27年)9月1日から試験運行が行われ、2016年(平成28年)1月15日にダイヤ改正を実施。2017年(平成29年)4月に本格運行開始。

右回りのみで、ルートは1周はおよそ48分。1日7便で、毎日運行される。

ルート[編集]

長森ふれあいバス[編集]

長森ふれあいバスは、岐阜市東部の長森北、長森西、長森東地区を循環する。日野地区にもこのバスのバス停がある。2015年(平成27年)9月1日から試験運行が行われ、2016年(平成28年)1月15日にダイヤ改正を実施。2017年(平成29年)4月に本格運行開始。車両は日野・ポンチョ(1ドアタイプ)が使用されている。

左回りのみで、ルート1周は45分程。平日と土曜の1日9便が運行され、日祝日は運休。

ルート[編集]

前一色東バス停は、岐阜バスにも同じ名前のバス停が存在するが、双方のバス停は400m程度離れている。

七郷・木田バス[編集]

七郷・木田バスは、岐阜市北西部の木田、尻毛、川部、又丸、西改田、七郷地区を循環する。2016年(平成28年)9月に七郷・木田地区で試行運用開始。2017年(平成29年)5月1日に毎日運行でのダイヤ改正を実施。2018年(平成30年)4月に本格運行開始。車両は日野・ポンチョ(2ドアロングボディ)が使用されている。

ルート[編集]

  • マーサ南口 → 柿ヶ瀬東 → 西木田公民館前 → 下尻毛 → 岐阜中央病院 → 又丸柳町 → 上尻毛・川部6丁目 → 岐阜西改田簡易郵便局前 → 西友改田店 → 東改田 → 柿ヶ瀬西 → マーサ南口

ぐるっとバス[編集]

ぐるっとバスは、2019年(令和元年)9月に岩野田・岩野田北地区で試行運用開始、2022年4月に本格運行開始。山県市内(岐北厚生病院)に乗り入れる。

ルート[編集]

  • 岩野田ルート
  • 岩野田北ルート
    • バロー粟野店 – 岩野田公園 – 八幡洞団地 – 粟野台 – 増田医院前 – 岐北厚生病院 ‐ バロー粟野店

路線間での乗り継ぎ・直接接続[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]