相川勝敏 – Wikipedia

相川 勝敏(あいかわ かつとし、1933年9月3日 – )は、日本中央競馬会の騎手、調教師。

騎手時代[編集]

1933年9月3日、新潟県に生まれる[1]。その後は千葉県で育ち、1949年から中山競馬場の鈴木信太郎厩舎で騎手候補、1952年に同厩舎で騎手になった[1]。1968年に鈴木清厩舎、同年のうちに内藤潔厩舎に所属を移している[1]。1973年2月25日に中京10R・5歳以上400万下でのローヤルオーシャンの騎乗(5着)を最後に騎手を引退[2]。通算成績1441戦109勝、重賞未勝利[1]。通算賞金1億3276万円[3]

調教師時代[編集]

騎手引退と同年の1973年に調教師免許を取得し、東京競馬場に厩舎を開業[1]。1974年7月6日の中山2R・4歳以上未勝利のペルセポリスで初出走(2着)[1]。8月17日の新潟8R・4歳以上200万下のキヨナデイアで初勝利[1]

1978年には所属を東京競馬場から美浦トレーニングセンターに移した[1]

1987年にエビスジョウジで東京新聞杯(GIII)を制し重賞初勝利[1]

1993年からは浦和競馬から中央に転入してきたトロットサンダーを管理。1995年11月19日、マイルチャンピオンシップを同馬で勝利し、GI初制覇[1]。1996年6月9日には安田記念を勝利し、GI2勝目を挙げた[1]

2004年2月29日、調教師を引退した[1]。通算成績4080戦310勝[1]。重賞3勝、うちGI2勝[1]。通算賞金40億7258万円(うち中央40億4416万円、地方2842万円)[4]

調教師成績[編集]

  • 以下の内容は、日本中央競馬会(JRA)[1]およびnetkeiba.com[4]に基づく。
日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 1974年7月6日 3回中山7日2R 4歳以上未勝利 ペルセポリス 8頭 5 2着
初勝利 1974年8月17日 3回新潟3日8R 4歳以上200万下 キヨナデイア 10頭 3 1着
重賞初出走 1986年2月2日 1回東京4日11R 東京新聞杯 エビスジョウジ 10頭 4 6着
重賞初勝利 1987年2月8日 1回東京4日11R 東京新聞杯 エビスジョウジ 11頭 6 1着
GI初出走 1986年12月14日 5回中山6日11R 朝日杯3歳S ダイカツグリン 9頭 9 8着
GI初勝利 1995年11月19日 8回京都6日11R マイルチャンピオンS トロットサンダー 18頭 4 1着

主な管理馬[編集]

主な厩舎スタッフ[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 東京新聞杯の勝利は、内藤一雄厩舎への一時転厩していた際の出来事だった。

出典[編集]

関連項目[編集]