トラビス・ショウ – Wikipedia

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トラビス・ショウ
Travis Shaw
Travis Shaw (40885349080).jpg

ミルウォーキー・ブルワーズ時代
(2018年6月8日)

基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州ファイエット郡ワシントンコートハウス英語版
生年月日 (1990-04-16) 1990年4月16日(31歳)
身長
体重
6′ 4″ =約193 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 一塁手、三塁手
プロ入り 2011年 MLBドラフト9巡目
初出場 2015年5月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
  • ワシントン高等学校英語版
  • ケント州立大学
  • ボストン・レッドソックス (2015 – 2016)
  • ミルウォーキー・ブルワーズ (2017 – 2019)
  • トロント・ブルージェイズ (2020)
  • ミルウォーキー・ブルワーズ (2021)
  • ボストン・レッドソックス (2021)

トラビス・R・ショウTravis R. Shaw, 1990年4月16日 – )は、アメリカ合衆国オハイオ州ファイエット郡ワシントンコートハウス英語版出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はザ・メイヤー・オブ・ディング・ドング・シティーThe Mayor of Ding Dong City[1]

父はシンシナティ・レッズやロサンゼルス・ドジャースなどでクローザーとして活躍したジェフ・ショウ[2][3]

プロ入り前[編集]

2008年のMLBドラフト32巡目(全体982位)でボストン・レッドソックスから指名されたが、ケント州立大学へ進学した。

プロ入りとレッドソックス時代[編集]

2011年のMLBドラフト9巡目(全体292位)で再びレッドソックスから指名され、6月13日に契約。契約後、傘下のA-級ローウェル・スピナーズ英語版でプロデビュー。57試合に出場して打率.262、8本塁打、36打点、3盗塁を記録した。9月4日にA級グリーンビル・ドライブへ昇格し、2試合に出場した。

2012年はまずA+級セイラム・レッドソックスでプレーし、99試合に出場して打率.305、16本塁打、73打点、11盗塁を記録した。8月1日にAA級ポートランド・シードッグスへ昇格。AA級ポートランドでは31試合に出場し、打率.227、3本塁打、12打点、1盗塁を記録した。8月30日にカロライナリーグのポストシーズン・オールスターチームに指名打者として選出された[4]

2013年はAA級ポートランドでプレーし、127試合に出場して打率.221、16本塁打、50打点、7盗塁を記録した。

2014年はまずAA級ポートランドでプレーし、47試合に出場して打率.305、11本塁打、37打点、5盗塁を記録した。5月26日にAAA級ポータケット・レッドソックスへ昇格。AAA級ポータケットでは81試合に出場して打率.262、10本塁打、41打点、2盗塁を記録した。オフの11月20日にレッドソックスとメジャー契約を結び[5]、40人枠入りした。

2015年5月8日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。「9番・一塁手」で先発起用され、3打数無安打1四球だった。以後、出番が少しずつ増え、最終的には65試合に出場して打率.274、13本塁打、36打点を記録した。

ボストン・レッドソックス時代
(2016年5月31日)

2016年は、パブロ・サンドバルの故障もあって三塁手のレギュラーに抜擢され、145試合に出場して規定打席にも到達。打撃面では打率.242、16本塁打、71打点を記録した。

ブルワーズ時代[編集]

2016年12月6日にタイラー・ソーンバーグとのトレードで、ジョシュ・ペニントン英語版)、マウリシオ・デュボーン及び後日発表選手と共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[6]

2017年は144試合に出場して打率.273、31本塁打、101打点、10盗塁(失敗なし)、出塁率.349などを記録した。

2018年7月にトレードでマイク・ムスタカスが加入したことにより、二塁手にコンバートされた。この年は152試合に出場して打率.241、32本塁打、86打点、出塁率.345などを記録した。

2019年は開幕から絶不調に陥り、打率.164で6月27日にマイナーに降格した。7月下旬にメジャー復帰するも、8月上旬に再降格。8月31日に再昇格したが、調子を取り戻すことなく、打率.157、7本塁打、16打点で終えた。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[7]

ブルージェイズ時代[編集]

2019年12月30日にブルージェイズと400万ドルの単年契約を結んだ[8]

2020年は50試合の出場で打率.239、6本塁打、17打点の成績を記録した。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[9]

ブルワーズ復帰[編集]

2021年2月16日に古巣のブルワーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10]。メジャーに昇格した場合は給与として150万ドルが支払われる。3月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]

レッドソックス復帰[編集]

2021年8月15日にウェイバー公示を経てプロ入り時の古巣であるレッドソックスへ復帰した[12]。オフの11月3日にFAとなった[13]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]















O
P
S
2015 BOS 65 248 226 31 61 10 0 13 110 36 0 1 0 2 18 1 2 57 1 .270 .327 .487 .813
2016 145 530 480 63 116 34 2 16 202 71 5 1 0 4 43 4 3 133 10 .242 .306 .421 .726
2017 MIL 144 606 538 84 147 34 1 31 276 101 10 0 1 3 60 6 4 138 20 .273 .349 .513 .862
2018 152 587 498 73 120 23 0 32 239 86 5 2 1 6 78 6 4 108 7 .241 .345 .480 .825
2019 86 270 230 22 36 5 0 7 62 16 0 0 0 0 36 3 4 89 5 .157 .281 .270 .551
2020 TOR 50 180 163 17 39 10 0 6 67 17 0 0 0 0 16 0 0 50 4 .239 .306 .411 .717
2021 MIL 56 202 178 14 34 8 0 6 60 28 0 0 1 1 19 0 3 51 2 .191 .279 .337 .616
BOS 28 48 42 6 10 3 0 3 22 11 0 0 1 0 5 0 0 17 0 .238 .319 .524 .843
’21計 84 250 220 20 44 11 0 9 82 39 0 0 2 1 24 0 3 68 2 .200 .286 .373 .659
MLB:7年 726 2671 2355 310 563 127 3 114 1038 366 20 4 4 17 275 20 20 643 49 .239 .322 .441 .762
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B)







2015 BOS 55 419 36 3 50 .993 8 5 14 0 0 1.000
2016 50 251 19 0 27 1.000 105 76 197 16 20 .945
2017 MIL 1 3 0 0 1 1.000 143 90 255 9 32 .975
2018 17 39 2 0 4 1.000 39 59 69 1 11 .992 107 66 168 10 19 .959
2019 6 12 2 0 1 1.000 2 0 0 0 0 —- 71 27 116 3 9 .979
2020 TOR 14 67 6 1 5 .986 37 20 64 2 7 .977
2021 MIL 20 34 6 0 2 1.000 48 23 76 5 4 .952
BOS 11 37 3 2 4 .952
’21計 31 71 9 2 6 .976 48 23 76 5 4 .952
MLB 174 862 74 6 94 .994 41 59 69 1 11 .992 519 307 890 45 91 .964
左翼守備


左翼(LF)



2015 BOS 1 0 0 0 0 —-
2016 1 1 0 0 0 1.000
MLB 2 1 0 0 0 1.000
  • 2021年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 47(2015年 – 2016年)
  • 21(2017年 – 2019年、2021年 – 同年途中)
  • 6(2020年)
  • 23(2021年途中 – 同年終了)
  1. ^ Explaining Crew Players Weekend nicknames MLB.com (英語) (2017年8月25日) 2017年9月17日閲覧
  2. ^ Shaw drips with potential” (2014年3月25日). 2015年8月27日閲覧。
  3. ^ Sox-Prospects.com – Travis Shaw page”. 2015年8月27日閲覧。
  4. ^ Danny Wild (2012年8月30日). “Black, Schlosser net Carolina awards”. MiLB.com. 2014年12月28日閲覧。
  5. ^ “Red Sox add four players to 40-man roster” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Boston Red Sox), (2014年11月21日), http://m.redsox.mlb.com/news/article/102015672/red-sox-add-four-players-to-40-man-roster 2014年12月28日閲覧。 
  6. ^ Adam McCalvy (2016年12月6日). “Brewers get Shaw, 2 prospects from Red Sox for Thornburg” (英語). MLB.com. 2016年12月7日閲覧。
  7. ^ Mark Feinsand (2019年12月3日). “These players just joined the free-agent pool” (英語). MLB.com. 2019年12月9日閲覧。
  8. ^ Alexis Brudnicki (2019年12月30日). “Blue Jays agree to deal with infielder Shaw” (英語). MLB.com. 2020年1月1日閲覧。
  9. ^ Blue Jays Non-Tender Travis Shaw, A.J. Cole” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年12月3日閲覧。
  10. ^ Brewers To Sign Travis Shaw” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月3日閲覧。
  11. ^ Brewers To Add Travis Shaw To 40-Man Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月16日閲覧。
  12. ^ Red Sox Claim Travis Shaw Off Waivers From Brewers” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年8月16日閲覧。
  13. ^ 160 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (2021年11月3日). 2021年11月5日閲覧。

関連項目[編集]

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 S
  • 親子メジャーリーグ選手一覧

外部リンク[編集]

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