ロイヤル・モニサラポン勲章 – Wikipedia

ロイヤル・モニサラポン勲章
 カンボジアによる栄典
種別 勲章
対象 文学・美術、教育、司法、行政および科学の各分野における貢献
地位 グランクロワ
グラントフィシエ
コマンドール
オフィシエ
シュヴァリエ
期間 1905年2月1日

ロイヤル・モニサラポン勲章のリボン

ロイヤル・モニサラポン勲章(ロイヤル・モニサラポンくんしょう、クメール語: គ្រឿងឥស្សរិយយសមុនីសារាភ័ណ្ឌ、英語: Royal Order of Monisaraphon)は、カンボジア国王の勅令に基づき、カンボジア王国政府が下賜する勲章である。モニサラポン勲章とも呼ばれる。文学・美術、教育、司法、行政および科学の諸分野における功労者が受章する。

1905年2月1日にカンボジア国王シソワット1世により創設され、1905年4月18日に勅令が公布された。初めは、カンボジア人とフランス人による保護下にある者、および他のアジア人を授与対象者とした、単一等級であった。1948年にノロドム・シハヌーク国王の改革により3等級に拡大した。1961年に、さらに5等級に拡大され、文学・美術、教育、司法、行政および科学の分野での功労者が対象となった。1995年10月5日、ノロドム・シハヌーク国王により復興された。

5階級である。日本語ではさまざまな階級表記がされている。

  1. マハ・シルヴッダ (មហាសេរីវឌ្ឍន៍)、グランクロワ、大十字章、十字章
  2. マハセナ (មហាសេនា) 、グラントフィシエ、大将校章、大勲位
  3. テポドン (ធិបឌិន្ទ) 、コマンドール、司令官章
  4. セナ (សេនា)、オフィシエ、官僚章、将校章
  5. アスカラディダ(អស្សឫទ្ធិ) 、シュヴァリエ、騎士章
受章年 階級 氏名
コマンドール フォルチュナート・アバト英語版
グラントフィシエ ホール・ナムホン英語版
コマンドール グナパラ・ピヤセナ・マララセケラ英語版
コマンドール ノロドム・アルンラスミー英語版
コマンドール ノロドム・ユヴァネア英語版[1]
グランクロワ ノロドム・シハモニ[2]
グランクロワ & コマンドール 半田晴久[3]
2003 コマンドール 笹川陽平[4]
シュヴァリエ & オフィシエ カオ・キム・ホルン[5]
2006 コマンドール 源馬謙太郎[6]
コマンドール カオ・キム・ホルン[7]
2008 グランクロワ リキ・タクラル[8]
2010 グランクロワ 有森裕子
2011 オフィシエ ザン・ジルジャ[9]
2012 マハ・シルヴィッタ JMAS 日本地雷処理を支援する会
2014 コマンドール アレン・ドジソンタン
コマンドール レン・レオン・オースティン
2015 グランクロワ ジョージ・リーフ[10]
コマンドール ムスタファ・S・ザロトラワラ[11]
グランクロワ 渡邉美樹[12]