三浦龍輝 – Wikipedia

三浦 龍輝
名前
愛称 リューキ[1]
カタカナ ミウラ リュウキ
ラテン文字 MIURA Ryuki
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1992-05-17) 1992年5月17日(29歳)
出身地 東京都町田市[2]
身長 181cm
体重 75kg
選手情報
在籍チーム ジュビロ磐田
ポジション GK
背番号 21
利き足 右足[1]
ユース

2008-2010
2011-2014
町田JFC
FC東京U-18
明治大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2015 柏レイソル 0 (0)
2016 AC長野パルセイロ 15 (0)
2017- ジュビロ磐田 39 (0)
代表歴
2007-2008  日本 U-15/16
1. 国内リーグ戦に限る。2021年12月5日現在。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

三浦 龍輝(みうら りゅうき、1992年5月17日 – )は、東京都町田市出身のサッカー選手。Jリーグ・ジュビロ磐田所属。ポジションはゴールキーパー(GK)。 明治大学商学部[3]卒。

プロ入り前[編集]

スキー一家で育ち、小学1年生時からサッカーを始める[3]。小学6年生時にGKへ転向し[4]、中学生の頃からGKに専念[3]

2008年にFC東京U-18へ加入し2010年にはトップチームに2種登録されている[5]。同期には松藤正伸、武藤嘉紀、江口貴俊、佐々木陽次、廣木雄磨ら[2]。2009年のU-17ワールドカップを目指す日本代表の候補でもあったが、2008年9月に肩の脱臼により[3]AFC U-16選手権出場を辞退[6]。以後、同代表に復帰することは叶わなかった。

2011年、松藤と共に明治大学へ進学し、サッカー部に所属。3期上の高木駿が卒業した2年時から正GKの座を掴んだ。2014年は自ら立候補して主将を務め[7][8]、リーグ戦での最少失点を記録。足元の技術に長け[7]、スウィーパーさながらの高い位置取りから[9]多様なキックで[10]ビルドアップにも貢献[9]。体格の小ささを補って余りあるプレーぶりから[8]、同世代のGKの中でNo.1と評価されていた[11]

プロ入り後[編集]

2015年、Jリーグ・柏レイソルへ加入するも[12]出場機会の無いまま1年限りで契約満了[13]

2016年、AC長野パルセイロへ移籍[14][15]。同年のJ3開幕節大分戦でJリーグ初出場を果たした。

ジュビロ磐田[編集]

2017シーズンからジュビロ磐田へ完全移籍することが発表された[16]。6月21日、天皇杯2回戦のHonda FC戦で移籍後初先発し、PK戦でHondaのキッカー4人のPKをストップし、磐田の3回戦進出に貢献した[17]
その後の試合からこれまで第2GKだった八田直樹やルヴァンカップなどで出場機会を得ていた志村滉などを抑え第2GKに昇格。2018年はカミンスキーがJ1第2節・対名古屋グランパス戦の前日に負傷したことから、同試合に急遽スタメンとしてフル出場し、J1リーグデビューを果たした[18]

2019シーズンも控えがメインだったが、チームの不調で守護神だったカミンスキーに代わってこれまでメンバー外だった八田がスタメンに返り咲いたために追い出される形で第3GKへ降格した。このままシーズンは終了。チームもJ2へ降格し、自身も出場は無かった。

2020シーズンも引き続き八田が先発で起用されたことから、自身の出場はこの年も0で終わったが、翌年の2021シーズンは昨季と一転。J2リーグ第6節・ファジアーノ岡山FC戦以降は開幕から不調の八田に代わってレギュラーとしてシーズン終了まで出場し、J2優勝とJ1昇格へ貢献した[19]

3年ぶりにJ1に復帰した2022シーズンは、背番号を21に変更した。

所属クラブ[編集]

  • 町田JFCジュニア (町田市立町田第五小学校)[12]
  • 町田JFCジュニアユース (町田市立南大谷中学校)[12]
  • 2008年 – 2010年 FC東京U-18 (東京都立小平西高等学校)[12]
    • 2010年 FC東京 (2種登録)
  • 2011年 – 2014年 明治大学体育会サッカー部
  • 2015年 柏レイソル
  • 2016年 AC長野パルセイロ
  • 2017年 – ジュビロ磐田

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2014 明治大 1 2 0 2 0
2015 35 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2016 長野 31 J3 15 0 2 0 17 0
2017 磐田 36 J1 0 0 0 0 4 0 4 0
2018 2 0 4 0 3 0 9 0
2019 0 0 5 0 1 0 6 0
2020 J2 0 0 0 0
2021 37 0 0 0 37 0
2022 21 J1
通算 日本 J1 2 0 9 0 8 0 19 0
日本 J2 37 0 0 0 54 0
日本 J3 15 0 2 0 17 0
日本 2 0 2 0
総通算 54 0 9 0 12 0 75 0
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2015 35 0 0
通算 AFC 0 0
  • 2010年は2種登録選手。
  • 2016年3月13日:Jリーグ初出場 – J3第1節 vs大分トリニータ (大分銀行ドーム)

タイトル[編集]

クラブ[編集]

ジュビロ磐田
  • J2リーグ:2021年

出場大会[編集]

  • U-15日本代表
    • 2007年 – AFC U-16選手権2008 (予選)[20]
  • U-16日本代表
    • 2008年 – サニックス杯国際ユースサッカー大会[21]、AFC U-16選手権2008[22]

タイトル[編集]

  • JFAプリンスリーグU-18関東 (2008年、2009年、2010年)
  • 日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会 (2008年)
  • Jユース・サンスタートニックカップ (2009年)
  • アミノバイタルカップ (2013年)[23]
  1. ^ a b 『Jリーグ選手名鑑2016 J1・J2・J3 (エルゴラッソ特別編集)』三栄書房、2016年、263頁。
  2. ^ a b FC東京U-18 選手紹介”. 2010年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月18日閲覧。 FC東京
  3. ^ a b c d 大学蹴球 注目! この人 三浦龍輝/明大・GK 前編 日刊スポーツ (2014年4月2日)
  4. ^ AC長野の新戦力・GK三浦龍輝 守備範囲と足元の技術強み 信濃毎日新聞 (2016年2月14日)
  5. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2010年9月3日)
  6. ^ U-16日本代表(AFC U-16選手権 ウズベキスタン2008)選手入れ替え 日本サッカー協会 (2008年9月16日)
  7. ^ a b 大学蹴球 注目! この人 三浦龍輝/明大・GK 後編 日刊スポーツ (2014年4月3日)
  8. ^ a b 三浦主将 明大Vだ 最後のリーグ戦&全日本選手権 東京中日スポーツ (2014年6月11日)
  9. ^ a b 守護神にしてドリブラー。利き手は右だが左投げという新加入選手・三浦龍輝の謎 blogola (2015年2月15日)
  10. ^ 大学サッカー 早稲田大・近藤貴司 『とにかくキックの種類が豊富です。』 blogola (2014年5月16日)
  11. ^ 2015年の君たちは――。東京ヴェルディユース、花の92年組を追って:第9回 松澤香輝 (7/7) フットボールチャンネル (2014年8月21日)
  12. ^ a b c d 明治大学 三浦龍輝選手 新加入のお知らせ 柏レイソル (2015年2月13日)
  13. ^ 契約満了選手のお知らせ 柏レイソル (2015年12月5日)
  14. ^ 三浦龍輝選手 AC長野パルセイロへ移籍 柏レイソル (2016年1月6日)
  15. ^ 新加入選手のお知らせ AC長野パルセイロ (2016年1月6日)
  16. ^ “三浦 龍輝選手が完全移籍加入” (プレスリリース), ジュビロ磐田, (2017年12月21日), http://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=5225&year=2016&month=12 2018年11月4日閲覧。 
  17. ^ 磐田3回戦進出 PK戦GK三浦が好セーブ勝利呼ぶ”. 日刊スポーツ (2017年6月21日). 2018年11月4日閲覧。
  18. ^ 【磐田 vs FC東京】 ウォーミングアップコラム:チャンスを掴み飛躍を遂げる三浦龍輝J’s GOAL(2018年3月9日)
  19. ^ 磐田J2優勝、最後方から支えた守護神GK三浦龍輝の存在/Jの焦点日刊スポーツ 2021年11月30日
  20. ^ 【AFC U-16選手権予選】U-15日本代表チームメンバー 日本サッカー協会 (2007年10月10日)
  21. ^ U-16日本代表チーム (2008サニックス杯国際ユースサッカー大会 3/18-23) 日本サッカー協会 (2008年3月10日)
  22. ^ U-16日本代表チームメンバー (AFC U-16選手権 ウズベキスタン2008) 日本サッカー協会 (2008年9月12日)
  23. ^ 「アミノバイタル」カップ2013 第2回関東大学サッカートーナメント大会 最終結果”. 2013年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月10日閲覧。 関東大学サッカー連盟 (2013年6月9日)

関連項目[編集]

  • 柏レイソルの選手一覧
  • AC長野パルセイロの選手一覧
  • ジュビロ磐田の選手一覧

外部リンク[編集]