ふじのくに県民クラブ – Wikipedia
ふじのくに県民クラブ(ふじのくにけんみんくらぶ)は、国民民主党・立憲民主党・無所属の議員によって構成されている静岡県議会の院内会派。第二会派ではあるが、川勝平太知事を支える県政与党となっている[1][2][3][4]。
静岡県議会にて、立憲民主党、国民民主党といった旧民主党系県議で構成されている。2021年5月には初の女性代表が就任している。同会派は2021年の静岡県知事選挙にて、現職の川勝平太知事を支援する方針を示した[5][6]。
2021年11月には野党共闘候補山崎真之輔への参議補選選挙応援演説で、「人口は8万強しかないところ。その市長をやっていた人物か。あちらはコシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている。あちらは観光しかありません」と御殿場市侮辱発言などで批判された川勝への連名抗議文が自民・公明・無所属の全議員49名から提出され、1973年以来の全県議67名中51名賛成で可決される不信任決議も提出の方針も決めた際に[4][7]、無所属議員5人のうち共産党県議を含む2人の反対が予想された中で会派内から3人以上造反が出ると可決される不信任決議案の採決が無記名投票になることを想定した場合の造反票対策にと「投票用紙を机上に置いて反対の票を投じる姿勢を周囲に明らかにする」、「議会に遅刻しないよう公共交通機関で移動する」「採決時に互いに反対票を確認する」ことなどを対策とし、会派内一致で決議に反対することを表明した。そのため、辞職賛成派議員らは知事不信任決議案を可決させる全議員の4分の3には3名不足するため、辞職勧告決議することに決めた[8][9]。静岡朝日テレビによると、このように絶対に一人も造反議員を出さない姿勢をした背景には会派に強い影響力を持つ日本労働組合総連合会(連合)が造反した議員には連合静岡による公認を与えないことを事実上表明したことにある[7]。2021年11月24日の辞職勧告決議採決は1人ずつ公開投票形式で行われた。その結果、賛成が自民(議長を除いた39人)、公明(5人)と完全無所属3人の47人、反対がふじのくに県民クラブ(17人)と完全無所属1名と日本共産党1人となり、出席議員66人の過半数(34人以上)を超え可決された。全会派議員一致で反対票を入れることを決めていたふじのくにクラブに所属する県議の一人は「かなり気持ちが揺らぐような話があったことは事実」と打ち明けている[10]。
組織体制[編集]
(2021年11月現在)
会長 | 佐野愛子 |
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常任顧問 | 岡本護 林芳久仁 阿部卓也 |
副会長 | 中澤通訓 |
幹事長 | 田口章 |
幹事長代理 | 廣田直美 |
政調会長 | 伴卓 |
政調副会長 | 廣田直美 |
総務会長 | 中澤通訓 |
総務副会長 | 四本康久 |
会計監査 | 大石哲司 |
外部リンク[編集]
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