ワンデュ・ポダン県 – Wikipedia
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座標:
北緯27度30分 東経90度10分 / 北緯27.500度 東経90.167度
ワンデュ・ポダン城[編集]
ガワン・ナムゲルが1638年にワンデュ・ポダン城を建てた。
2012年6月に焼失したが、当時は修復中で中の物品を倉庫で保管していた為破壊から免れた。
[1]
ワンデュ・ポダン県の主要言語は国語のゾンカ語で、西側の2/3で用いられる。
ブムタン県に接する北東部はラ語が用いられる。
中央部ではニェン語が話される。
南東部では僅かにオレ語が話される。
ワンデュ・ポダン県には3本の舗装道路が通っている。
1本目の東西道路は西のドチュ峠から入り、サンコシュ川を横切り、東のトンサ県に抜ける。
2本目はワンデュ・ポダン県から北のプナカ県、ガサ県に向かう。
3本目はペレ峠で東西道路から分岐し、南のガンテン修道院とフォブジカ谷に達する。
この谷では貴重なオグロヅルが見られる。
行政区画[編集]
ワンデュ・ポダン県は15の村に分かれる。
[2]
- アサン村
- ブジェナ村
- ダガ村
- ダンチュ村
- ガンテ村
- ガセツォ村
- ガセツォ・オム村
- カジ村
- ナヒ村
- ニイショ村
- ファンギュエル村
- フォブジ村
- ルエピサ村
- セフ村
- セドゥショ村
ワンデュ・ポダン県の殆どは自然保護区である。
北半分(カジ村、ダンチュ村、セフ村)はワンチュク百年国立公園に属する。
北西部(カジ村)はジグメ・ドルジ国立公園に属する。
南東部(アサン村、フォブジ村)はジグメ・シンゲ・ワンチュク国立公園に属する。
これらは緑の回廊で繋がっている。
[2][3]
環境的に貴重で脆いフォブジカ谷は政府の保護を受けていないが、ブータン人による民間保護団体の王立自然保護学会(RSPN)が管理している。
RSPNは公共の福祉を目指す非営利組織(PBO)で、教育や持続可能な農業、エコツーリズム、生活の向上に注力している。
[4][5]
関連項目[編集]
- ワンデュ・ポダン州
- ^ “Wangduephodrang Dzong completely gutted” (2012年6月24日). 2012年6月24日閲覧。
- ^ a b “Chiwogs in Wangdue Phodrang (PDF)”. Election Commission, Government of Bhutan (2011年). 2011年7月28日閲覧。
- ^ “Parks of Bhutan”. Bhutan Trust Fund for Environmental Conservation online. Bhutan Trust Fund. 2011年7月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年3月26日閲覧。
- ^ John D and Catherine T MacArthur Foundation (2010年). “The Royal Society for Protection of Nature – Protecting Bhutan’s rich biodiversity”. 2010 MacArthur Award for Creative & Effective Institutions. 2011年8月30日閲覧。
- ^ “Royal Society for the Protection of Nature”. Bhutan Foundation. 2011年8月31日閲覧。
外部リンク[編集]
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