ケフェウス座 – Wikipedia

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ケフェウス座
Cepheus
Cepheus

ケフェウス座の恒星
属格形 Cephei
略符 Cep
発音 英語発音: [ˈsiːfiəs]もしくは英語発音: [ˈsiːfjuːs]; 属格:/ˈsiːfiaɪ/
象徴 The King/King Cepheus
概略位置:赤経 22
概略位置:赤緯 +70
正中 10月15日21時
広さ 588平方度 (27位)
主要恒星数 7
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
43
系外惑星が確認されている恒星数 1
3.0等より明るい恒星数 1
10パーセク以内にある恒星数 5
最輝星 α Cep(2.460
最も近い星 クリューゲル60;(13.15光年)
メシエ天体数 0
流星群 無し
隣接する星座 こぐま座
りゅう座
はくちょう座
とかげ座
カシオペヤ座
きりん座
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ケフェウス座(ケフェウスざ、Cepheus)は、北天の星座で、トレミーの48星座の1つ。

主な天体[編集]

恒星[編集]

以下の恒星には、国際天文学連合が正式に固有名を定めている。

  • α星:アルデラミン (Alderamin) は、ケフェウス座で最も明るい恒星で、唯一の2等星[1]
  • β星:アルフィルク (Alfirk) は、ケフェウス座β型変光星の代表星。3等星。
  • γ星:エライ (Errai) は、アラビア語で「羊飼い」を意味する言葉に由来する。3等星。
  • ξ星:クラー (Kurhah) 。

その他、以下の恒星が知られている。

  • δ星:ケフェイド変光星(ケフェウス座δ型変光星)のプロトタイプで、このタイプの変光星としてはわし座η星に次いで2番目に発見された。
  • ζ星:3等星。
  • η星:3等星。
  • μ星:エラキスまたは、ガーネット・スターとも呼ばれる美しい赤色超巨星[2]。SRC型の半規則型変光星。
  • T星:ケフェウス座の代表的なミラ型変光星。
  • U星:アルゴル型食変光星。
  • W星:赤色超巨星でSRC型の半規則型変光星。
  • RU星:黄色巨星でSRD型の半規則型変光星。
  • RW星:黄色超巨星ないし黄色極超巨星でSRD型の半規則型変光星。
  • VV星:食変光星、主星は赤色超巨星でSRC型の半規則型変光星。

西暦3100年頃にはこの星座のγ星が、また西暦5100年頃にはβ星が北極星になる。さらに西暦7500年前後にはα星が天の北極に3度まで近づいて北極星となる。

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星団・星雲・銀河[編集]

  • NGC 188:散開星団。
  • アイリス星雲:散光星雲。その形状からこの名称で呼ばれる。
  • Sh2-155:散光星雲。
  • NGC 40:惑星状星雲。
  • NGC 6946:銀河。

ケーペウスはギリシア神話のエチオピア王で、カッシオペイア(カシオペヤ座)の夫、アンドロメダー(アンドロメダ座)の父[3]。ただし、ここで言う「エチオピア」は現代とは異なり、地中海の南東岸、現在のイスラエルからヨルダン、エジプト付近全体のことを指す[3]

妻のカッシオペイアの高言が祟って、娘のアンドロメダーを生贄に出す羽目になるが、ペルセウスに助けられたとされる[3]

呼称と方言[編集]

日本では、セフェウス座と呼んだ時代がある。

  1. ^ * alf Cep — High proper-motion Star”. SIMBAD Astronomical Database. CDS. 2013年1月20日閲覧。
  2. ^ * mu. Cep — Red supergiant star”. SIMBAD Astronomical Database. CDS. 2013年1月20日閲覧。
  3. ^ a b c Ian Ridpath. “Star Tales – Cepheus”. 2014年1月31日閲覧。

座標: 星図22h 00m 00s, +70° 00′ 00″


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