イズマッシュ・サイガ12 – Wikipedia
イズマッシュ・サイガ12K |
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イズマッシュ・サイガ12 | |
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種類 | 散弾銃 |
製造国 | ロシア |
設計・製造 |
イジェフスク機械製作工場 (イズマッシュ社) |
仕様 | |
銃身長 | 580mm |
使用弾薬 | 12ゲージ |
装弾数 | 5/8発 |
作動方式 | セミオートマチック |
全長 | 1,145mm |
重量 | 3.6kg |
歴史 | |
設計年 | 1990年代 |
バリエーション |
サイガ12 サイガ20 サイガ410 KS-K |
イズマッシュ・サイガ12(ロシア語: ИжМаш Сайга 12, ロシア語ラテン翻字: IzhMash Sayga 12、英語: Izhmash Saiga 12)は、ロシアのイズマッシュ社が開発したボックスマガジンタイプの民間人・警備会社・法執行機関向け12ゲージセミオート式散弾銃。
本銃は世界三大ライフルとして呼称されるAK-47の系列をくむものであり、内部機構のガス圧ロータリーシステムはAK-47に酷似した設計である。AK-47をベースに開発されているため耐久性や信頼性が高く、モデルによっては狙撃用光学照準器を装着して使用することもできる。低価格でAK-47と同じくボックスマガジンを使用して銃弾の装填ができるため、散弾銃のマッチレースなどでも注目を浴びている。
また、バリエーションにもよるが日本でも所持ができる散弾銃であり、国内で所持可能なものは曲銃床の形式で設計されている。また、国内での所持に際しては日本の法律の関係で弾倉の装弾数が2発に改造される。曲銃床では握りにくいこともあり、所持者によってはSVDタイプのストックに改造しているものも見られる。
また、イズマッシュ社はAKS-74Uのような外観の軍用散弾銃KS-Kを開発した。
同社は同じシリーズとしてサイガという名のハンティング用セミオートライフルを販売している。7.62x39mm弾・.223Rem・5.6х39mm弾・.308Win・9x53mmR弾の5種類の口径がある。
また、サイガ12と同じロシア製散弾銃で、モロト工場がRPK軽機関銃を元に開発した「ヴェープル12モロト」という散弾銃が存在する。
バリエーション[1][編集]
- サイガ12
- 通常モデルのサイガ12。ポリマー製もしくは木製の曲銃床が取り付けられている。
- サイガ12S
- サイガ12に折りたたみ銃床と銃把を取り付けた、銃身が短いモデル。
- サイガ12K
- サイガ12Sの銃身をさらに短くしたうえで、銃床を折りたたんだ際に安全装置が作動するモデル。
- サイガ12S EXP-01
- 法執行機関向け。安全装置を作動させずにボルトの前進を止めるボルトキャッチ、光学照準器用レールなどが追加されている。サイガ12S EXP-01 Ver.030は上記されているように18,5 KS-Kとも呼ばれる[2]。
また、このほかにも12ゲージではない同シリーズのショットガンなどがある。
登場作品[編集]
イズマッシュ・サイガ12の登場作品を表示するには右の [表示] をクリックしてください。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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