Month: August 2021

水無川 (長崎県) – Wikipedia

水無川(みずなしがわ)は、島原半島中央部の雲仙岳東斜面から有明海(島原湾)へ注ぐ二級河川である。流域は長崎県島原市と南島原市の境になっているが、源流部の一部は雲仙市にも属する。 流域の全てが雲仙岳に由来する火山砕屑物に覆われ、地表を水が流れるのは降雨時のみである。1990年-1995年の雲仙普賢岳噴火では、この流域に沿って土石流・火砕流が流れ下って大きな被害を出し、地形も大きく変化した。 雲仙山系の普賢岳(1,359m)・平成新山(1,483m)の東側斜面を水源とする。平成新山の東側には垂木台地・稲生山・岩上山・貝野岳といった丘陵があり、その間に赤松谷・おしが谷などの谷がある。南端にあたる赤松谷から本流にかけては島原市と南島原市深江町の境界となっている。谷は島原市上木場地区・南島原市大野木場地区・島原市安徳地区を通り、東の有明海へ繋がる。 本流の谷は約8kmあるが、降雨時のみ地表を水が流れ、平常は涸れ川となる。上流部にある雲仙岳の火山砕屑物が崩落・流下するため、流域は火山砕屑物が厚く堆積する。特に下流域は天井川と化している。 災害と河川改修[編集] 流域では1658年(万治元年)に土石流が発生し30余人が死亡したという記録がある。1957年(昭和32年)7月末の諫早豪雨の際には1日の降水量が765mmに達し、眉山の崩壊した土砂が水無川にも流入した。 1990年(平成2年)には普賢岳が噴火し、翌1991年からはデイサイト質の火山砕屑物に由来する土石流や火砕流が流域に頻発した。火砕流による死者・行方不明者は計44名、火砕流と土石流による負傷者計12名、家屋被害は計1,331戸にのぼった。 噴火活動は1995年(平成7年)に収束したが、土石流はその後も発生している。土石流に備えて大規模な堤防や砂防堰堤の設置、本流北側に導流堤の造成、下流域のかさ上げ工事などが行われた。 関連施設[編集] 道路 国道57号(水無川橋)→(水無大橋) なお、1991年(平成3年)6月3日 に当時噴火していた雲仙岳の火砕流が島原市水無川橋に襲来し、「定点」と呼ばれたこの橋付近で52名の死傷者がでた。橋はのちに土石流で消失したため、1999年(平成11年)3月16日に消失した水無川橋に代わり、水無大橋が開通した。詳しくは雲仙岳を参照。 国道251号(安徳大橋) 島原深江道路(がまだすロード) 鉄道 土石流被災家屋保存公園 平成新山の噴火に起因する土石流で被災した家屋が保存されている。なお、隣接する道の駅みずなし本陣ふかえにも展示施設があったが2021年11月30日に営業を終了した[1]。 島原市平成町 噴火災害からの復興事業として、流域の土砂を利用して安徳海岸が埋め立てられ、埋立地は平成町と名づけられた。平成町には島原復興アリーナや雲仙岳災害記念館が作られた。

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妹尾青洸 – Wikipedia

妹尾 青洸(せのお せいこう、1964年1月25日[1][4][2] – )は、日本の俳優。本名は妹尾 幸延(せのお ゆきのぶ)[1][4]。旧芸名、妹尾 洸(せのお あきら)[4]。 岡山県出身[4][2]。関西高等学校卒業、明星大学卒業[5]。竹内事務所[6]、柊企画を経て[1]、ラスタエンターテインメント[2]を経て、2020年現在は株式会社エノンに所属。「青映塾」主宰。 来歴・人物 高校卒業後に上京し、俳優を志して友人の紹介でモデル事務所に所属[4]。荻島真一司会による情報番組のアシスタントなどを経験するが、その経験により自分はタレントに向いていないと考え、俳優になるために大学在学中に映画演技研修所研修生となり[5]、研修所で演技を学ぶ[4]。 エキストラを経て、1987年にテレビ朝日系『超人機メタルダー』主人公の剣流星(メタルダー)役でデビュー[4]。その際、プロデューサーの吉川進から、苗字か名前のどちらかを変えるように言われ、苗字はそのままに「妹尾 洸」の芸名を名乗る[4]。 1988年に初舞台を踏み、以降は舞台を中心に活躍[4]。舞台の仕事が増えたことについて、妹尾は「悪い意味ではなく、子供番組の癖を取って、ナチュラルな芝居に戻そうと思った。実際勉強になったし、しっかりした芝居ができる役者を目指したかったので。」と語っている[4]。 2006年には演劇集団「ゲキ塾。」(現「青映塾」)を創立する。 趣味は、サックス[2]、ツーリング、バスケットボール[4]。特技は、剣道(初段)[1]、スキー[1]、合気道(初段)[2]、水泳指導管理士免許、ライフガード免許、小型船舶1級免許。 『メタルダー』の後番組である『世界忍者戦ジライヤ』主演の筒井巧、『ジライヤ』後番組である『機動刑事ジバン』主演の日下翔平らと親交があり、共演イベントも開催されている。 出演 テレビドラマ

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わたなべ生鮮館 – Wikipedia

株式会社わたなべ生鮮館(わたなべせいせんかん)とは、岡山県岡山市を中心にチェーン展開する食品スーパーマーケットである。 鮮魚店(株式会社 渡辺鮮魚)が発祥で、以前は中鉄ストア(解散、中鉄バスのグループ会社)等のスーパーマーケットの鮮魚売り場に入っていた。福富店や庭瀬店等の店外看板に「生鮮館わたなべ」と表示されている店舗もある。 なお、2008年12月に岡山県津山市に本部がある食品スーパーマルイと業務資本提携し、現在は同社の完全子会社となっている。そのため、マルイの道路と敷地境目付近の大型看板にはテナントとして渡辺鮮魚店と記載しているマルイの店舗も存在している。(マルイの魚売り場が渡辺鮮魚店の運営になっているだけで鮮魚専門店のテナントとして入居していない) マルイ子会社化と同時にCGCグループにも加盟した(マルイが加盟店のため)。 2016年に親会社のマルイが東久ストアからの事業譲渡を受けたため、その運営店舗を引き継ぐ事となった。これに該当する店舗は「東久わたなべ生鮮館」として営業している。 店舗一覧[編集] ※2022年1月現在 スーパーマーケット 泉田店 – 岡山市南区泉田 柳川いちば – 岡山市北区中山下(旧ダイエー柳川店→トポス柳川店→柳川いちばとして1階の半分程度のみを使用→その後ビル解体に伴いはるやま商事所有の近隣ビルに移転) 福富いちば – 岡山市南区福富東 庭瀬店 – 岡山市北区平野(旧中鉄ストア庭瀬店)

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ベイクウェルプディング – Wikipedia

ベイクウェルプディング ベイクウェルプディング フルコース デザート 発祥地 イギリス 地域 ダービーシャー・デイルズ 考案者 ラットランド・アームズ、ベイクウェル、1820年 提供時温度 温かい(焼き立て)または冷たい 主な材料 粉にしたアーモンド、ジャム、バター、卵 派生料理 ベイクウェルタルト テンプレートを表示 ベイクウェルプディング(英語: Bakewell pudding)はイングランドのデザートである。こしたジャムの層が土台となった薄片のペイストリーで、中身は卵とアーモンドペーストで作られている。プディングはダービーシャーのベイクウェルという町に由来する[1][2]。

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川﨑星輝 – Wikipedia

この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。目安に適合することを証明するために、記事の主題についての信頼できる二次資料を求めています。なお、適合することが証明できない場合には、記事は統合されるか、リダイレクトに置き換えられるか、さもなくば削除される可能性があります。出典検索?: “川﨑星輝” – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2022年2月) かわさき ほしき川﨑 星輝 生年月日 (2005-03-28) 2005年3月28日(16歳) 出身地 日本・東京都[1] 血液型 A型 職業

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初詣臨時列車 – Wikipedia

「初詣列車」はこの項目へ転送されています。映画については「喜劇初詣列車」をご覧ください。 「初詣」ヘッドマークで運転される183系の初詣臨時列車 初詣臨時列車(はつもうでりんじれっしゃ)は、大晦日から正月にかけて運行される臨時列車。 初詣の参拝客の多い神社や寺院への交通アクセスとしての役割を持つ。略称は「初詣臨」など。 ダイヤについて[編集] 一般乗客が乗車できる列車については、運行時期に発行される時刻表にダイヤが記載されている。一部の列車では大晦日終夜運転や初日の出列車として運行され、寺社の名前を付けた列車愛称で運行されることがある。また沿線に参拝客の多い寺社が点在する場合は正月用の特別ダイヤを組んで、普段は通過する優等列車を臨時停車させたり、増発、増結、延長運転する場合もある。 営業面ではこの期間に寺社の最寄り駅までの企画乗車券や一日乗車券、往復乗車券・臨時列車の座席指定券・現地の観光をセットにした日帰りツアーを発売したり、優待券などの特典を添えて発売することがある。なお近畿日本鉄道のように大々的に行う会社がある反面、京王電鉄の高尾山往復割引券のように参拝客の利用が集中する期間は企画乗車券の発売を中止する場合もある。 新型コロナウイルス感染症第3波流行のもと、2021年の初詣臨時列車は感染拡大防止の観点からほとんどの事業者で運転中止となった[1]。 主な初詣臨時列車[編集] この節は更新が必要とされています。この節には古い情報が掲載されています。編集の際に新しい情報を記事に反映させてください。反映後、このタグは除去してください。(2021年1月) 日帰りツアーの一種として団体専用列車として運行されるものと、多客臨時列車として一般客でも利用できるものがある。前者の場合はジョイフルトレインで運行されることがある。愛称は一例で、年によって変化することもある。 北海道[編集] 東北地区[編集] 関東地区[編集] 高尾臨の団体列車の一例。八高線金子→箱根ヶ崎間にて(1999年1月) 熱海初日の出号(2008年) 迎光かがやき号(2006年) 中部地区[編集] 近畿地区[編集] 中国・四国地区[編集]

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サケ類 – Wikipedia

サケ科 川を遡上するマスノスケの成熟個体 分類 産卵期に他のオスとの争いや河川への遡上で傷だらけになり、皮が白く変色し、背と腹の肉の一部がむき出しになったサケ(シロザケ)のオス(上) サケ類は、単にサケまたはシャケともいい、サケ目の唯一の科であるサケ科に属するものあるいはそのうちサケ属に属する魚類の総称。狭義にはサケ(鮭)は、サケ属のサケ(通称シロザケ、学名:Oncorhynchus keta)を指すが、広義にはシロザケ以外にも、タイセイヨウサケ(アトランティックサーモン)、ベニザケ、ギンザケ、キングサーモン などの仲間を総称する。 サケ科(Salmonidae)は、イトウ属 (Hucho)、イワナ属(サルベリヌス属 Salvelinus)、サルベティムス属(Salvethymus)、サケ属(タイヘイヨウサケ属、オンコリンクス属 Oncorhynchus)、タイセイヨウサケ属(サルモ属 Salmo、アカントリングア属 Acantholingua)、カワヒメマス属(グレイリング属、テュマルス属 Thymallus)、シロマス属(コレゴヌス属、ワカソ属 Coregonus)、ステノドゥス属(Stenodus)、コクチマス属(ブラキミスタクス属 Brachymystax)、プロソピウム属(ラウンドホワイトフィッシュ属 Prosopium)の11属、約66種以上に分類される。9属68種説もある。10属214種[1]。 シロマス亜科[編集] シロマス亜科 Coregoninae

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