ウエスト・ハムステッド駅 (ロンドン地下鉄) – Wikipedia

ウエスト・ハムステッド駅(ウエスト・ハムステッドえき、英語: West Hampstead tube station)はロンドン、ウエスト・ハムステッド英語版にあるロンドン地下鉄ジュビリー線の駅である。当駅はキルバーン駅とフィンチリー・ロード駅の間にあり、トラベルカード・ゾーン3に属する。ウエスト・エンド・レーンと呼ばれる道路のブローダースト・ガーデンズとブラックバーン・ロードの間に位置し、ロンドン・オーバーグラウンドノース・ロンドン線英語版のウエスト・ハムステッド駅から100 m、テムズリンクのウエスト・ハムステッド・テムズリンク駅から200 mの位置にある。

ウエスト・ハムステッド駅は1879年6月30日にメトロポリタン鉄道(後のメトロポリタン線)がスイス・コテージから延伸された際に開業、1879年11月24日にウィルズデン・グリーン英語版に延伸されるまで仮の終点となっていた。1939年11月20日に、メトロポリタン線スタンモア支線がベーカールー線に編入された際に、ベイカー・ストリート駅以北の各駅停車もベーカールー線の一部となり、当駅もベーカールー線の駅となった。この時にプラットフォームもロンドン地下鉄の標準的な構造に改造されたが、駅舎は開業時のものが残された。ベーカールー線スタンモア支線は1979年5月1日にジュビリー線に編入された[2]。メトロポリタン線の列車も当駅を経由するが、停車しない。

駅施設など[編集]

当駅は車椅子での利用には対応していない。2機の自動改札機と、2機の自動券売機、出札口1か所、次列車表示器、待合室、男女別の便所を備える。路線図では3つのウエスト・ハムステッド駅は一体に表示されることが多く、各駅間の乗継は割引対象となっている。

開発計画[編集]

3つのウエスト・ハムステッド駅を一体化し、付近を通過する二つの路線にも駅を新設するウエスト・ハムステッド分岐点英語版計画が提案されている。2008年には、当駅を経由するノース・アンド・ウエスト・ロンドン・ライトレイルウエイ英語版計画が提案された[3]

ギャラリー[編集]

バス路線[編集]

ロンドンバス 139系統、328系統、C11系統が当駅を経由する。

  1. ^ Out-of-Station Interchanges (Microsoft Excel)”. ロンドン交通局 (2016年1月2日). 2016年8月28日閲覧。
  2. ^ Douglas Rose (1999), The London Underground: a Diagrammatic History, Capital Transport Publishing,

    ISBN 1-85414-219-4 

  3. ^ Reducing Car Use: Proposals for a Brent Cross Railway”. London Campaign for Better Transport (2008年). 2009年12月16日閲覧。