六甲駅 – Wikipedia

六甲駅(ろっこうえき)は、兵庫県神戸市灘区宮山町三丁目にある、阪急電鉄神戸本線の駅である[2]。駅番号はHK-13

快速急行(早朝・夜間に運行)以下の種別の列車が停車する。

地上駅だが、駅舎は2000年(平成12年)に橋上化されている[2]

開業当初のホームは島式2面4線であったが、山陽電鉄本線との直通運転と神戸本線の8両編成運転に備え、1968年(昭和43年)までに待避線2線の外側に相対式2面2線を配し、主本線を通過線とした新幹線(主要駅)型の構造に改良された[1]。阪急線内でこのような構造のホームを有するのは当駅のみである[注 1]

山陽から乗り入れる列車は1998年2月まで設定され、当駅を起終点としていた。到着後は隣の御影駅の西側にある引き上げ線まで回送して折り返していた。

かつて普通の多くは当駅で特急の通過待ちを行なっていたが、1995年に岡本駅が特急の停車駅となってからは、当駅での平日昼間の通過待ちは廃止された(休日ダイヤでの日中は通過待ちはしなかった)。

のりば[編集]

2・3号線は通過線で、ホームはない。この通過線が主本線であるため、停車列車が使用する1号線と4号線は副本線である。

1号線の大阪梅田方にも出発信号機が設置されており、1号線から大阪梅田方面への逆線出発も可能である。

利用状況[編集]

2020年(令和2年)の1日平均乗降人員は20,370人である[6]。同社の駅では第27位。

近年の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。

  • 2007年度から2015年度までのデータは、平日の1日平均乗降・乗車人員である。
  • 2016年度以降のデータは、1日平均乗降・乗車人員である。
1日平均乗降・乗車人員推移
年次 平日限定
乗降人員
平日限定
乗車人員
通年平均
乗降人員
通年平均
乗車人員
2007年(平成19年) 33,727 16,550
2008年(平成20年) 34,191 16,776
2009年(平成21年) 33,550 16,478
2010年(平成22年) 33,977 16,714
2011年(平成23年) 34,069 16,791
2012年(平成24年) 34,181 16,866
2013年(平成25年) 34,182 16,872
2014年(平成26年) 34,206 16,899
2015年(平成27年) 34,132 16,907
2016年(平成28年) 29,566 14,646
2017年(平成29年) 29,516
2018年(平成30年) 29,233
2019年(令和元年) 29,523
2020年(令和2年) 20,370

六甲山への南側の玄関口で、山上へはバスに乗り換える。六甲ケーブルへはこのバスで連絡している[2]

神戸大学や神戸松蔭女子学院大学や六甲学院中学校・高等学校や親和中学校・親和女子高等学校などの最寄り駅でもあるため、ラッシュ時を中心に学生の利用が多い。

JR神戸線の六甲道駅は当駅から南へ700メートル(徒歩で約9分)。

バス路線[編集]

「阪急六甲」バス停があり、神戸市バスと阪急バスの路線が乗り入れる。

  • 阪急バス六甲線(系統番号なし)

登場する作品[編集]

槙明夫(石原裕次郎)が、三宮駅(当時)から阪急電車に乗って逃げる大貫哲次(中谷一郎)を同じ電車で追跡し、六甲駅であと一歩まで追い詰めるも、大貫が一度ホームに降りて扉が閉まる直前に再び同じ電車に飛び乗ってしまったため槙は取り逃がしてしまう、というシーンで登場。なお、映画で登場するのは現在の相対式2面4線ホームではなく、改良前の島式2面4線時代のものである。また、大貫が乗ってそのまま逃げたのは当時としては最新型の2000系(中間車2018が映っている)であったが、槙が見送った車両は800系(855)であった。また、ホームに入線するシーンでは同じく800系(805)が映し出されている。
  • 神戸電鉄有馬線にも「六甲」の名を冠する神鉄六甲駅が北区にあるが、六甲山をはさんで7キロメートル以上離れている。神鉄駅へは、鉄道では新開地駅経由で約56分、三宮駅乗換神戸市営地下鉄経由(谷上駅でも乗換)で約41分ほどかかる。
  • また、近隣のJR六甲道駅と区別するため「阪急六甲駅」とも呼ばれる。また山陽からの乗り入れ列車は、阪神本線方面の列車との区別を明確にする意味で、当駅発着列車の方向幕表記を「阪急六甲」としていた。
  • 登山シーズンには、六甲ケーブルを利用して六甲山上へ向かうため、神戸市バスに乗り換える乗客が多い。しかし、神戸大学生が多く乗車する朝の時間帯を中心に、二つ手前の六甲道駅で満員になることもあり、バスの便数の不足に対して不満の声も上がっている。行楽客が見込まれる土日等の場合に阪急六甲駅や六甲道駅を始発とする臨時バスが出るケースがあるが、行楽期によく臨時ダイヤを設定する六甲ケーブルとは対照的に、続行便を出すなどの対応が不十分と感じる人からダイヤの改良を求める声もある[8]。なお、山上へ直接向かうには阪急バスの路線を利用すると良い。
阪急電鉄
神戸本線
特急・通勤特急
通過
快速急行
岡本駅 (HK-11) – 六甲駅 (HK-13) – 神戸三宮駅 (HK-16)
急行・通勤急行・普通
御影駅 (HK-12) – 六甲駅 (HK-13) – 王子公園駅 (HK-14)

注釈[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]