瞬間的シックスセンス – Wikipedia

瞬間的シックスセンス」(しゅんかんてきシックスセンス) は、シンガーソングライター・あいみょんのメジャー2ndフルアルバム。ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル「unBORDE」から2019年2月13日に発売された。

前作『青春のエキサイトメント』から約1年5ヶ月ぶりのリリース。2018年12月17日にZepp Tokyoで開催された「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」の千秋楽で本作のリリースが発表された。アートワークはとんだ林蘭が担当[3]

タイトルの「瞬間的シックスセンス」は、アルバム制作より前に決まっており[4]、「2018年は瞬間瞬間がとても大事で、迷ってる暇がない状況にいたから、感覚で行くしかないという気持ちでいた。」「“芸術は第六感が大事”というのも思っていて、もの作りに関しては自分の第六感が働いてる気がした。」と語っている[4]

本作には、シングル3枚のタイトル曲や、オリジナル長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』の挿入歌および主題歌として書き下ろされた「ら、のはなし」と「あした世界が終わるとしても」などを含む全12曲を収録[4][5]。サウンドプロデューサーには、田中ユウスケ (agehasprings) 、関口シンゴ (Ovall) トオミヨウらが参加している[6]

通常盤に加え「あいみょんonline store限定盤」「HMV・Loppi限定盤」もリリースされ、「あいみょんonline store限定盤」には「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」のフォトブック、「HMV・Loppi限定盤」にはオリジナルTシャツが特典として付属しており、通常盤はスリーブケース仕様となっている[3][5]

CD
全作詞・作曲: あいみょん。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 編曲 時間
1. 「満月の夜なら」 あいみょん あいみょん 近藤隆史、立崎優介
田中ユウスケ
2. 「マリーゴールド」 あいみょん あいみょん 立崎優介
田中ユウスケ
3. 「ら、のはなし」 あいみょん あいみょん トオミヨウ
4. 「二人だけの国」 あいみょん あいみょん 関口シンゴ
5. 「プレゼント」 あいみょん あいみょん 関口シンゴ
6. 「ひかりもの」 あいみょん あいみょん トオミヨウ
7. 「恋をしたから」 あいみょん あいみょん 関口シンゴ
8. 「夢追いベンガル」 あいみょん あいみょん トオミヨウ
9. 「今夜このまま」 あいみょん あいみょん 近藤隆史
田中ユウスケ
10. 「あした世界が終わるとしても」 あいみょん あいみょん 立崎優介、近藤隆史
田中ユウスケ
11. 「GOOD NIGHT BABY」 あいみょん あいみょん 関口シンゴ
12. 「from 四階の角部屋」 あいみょん あいみょん 會田茂一

合計時間:

曲の解説[編集]

シングル収録曲については各項目を参照

  1. 満月の夜なら
  2. マリーゴールド
  3. ら、のはなし
    オリジナル長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』挿入歌
  4. 二人だけの国
    「プレゼント」と並行して制作された楽曲で、映画『失楽園』にインスパイアされて書かれた[7]。あいみょんはアルバムのキーとなる曲としている[7]。ギターの演奏は編曲を担当した関口シンゴによるもの[7]
  5. プレゼント
  6. ひかりもの
    自分自身を題材としたバラード。2018年初頭に書かれた。あいみょんの楽曲で初めてストリングスが導入された曲で、「音ができたときに泣きそうになった」と語っている[7]
  7. 恋をしたから
    弾き語りを基調としたアレンジの楽曲で、あいみょんのパートは一発録りとなっている[7]
  8. 夢追いベンガル
    ロックバンド「andymori」の楽曲「ベンガルトラとウィスキー」の影響を受けて製作された[7]。。小林光大が監督を務めたミュージック・ビデオも製作されており、「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」に密着したドキュメンタリー仕立ての内容となっている[8][9]
  9. 今夜このまま
  10. あした世界が終わるとしても
    オリジナル長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』主題歌で、声優による音声が加えられる前の映像を見た上で書き下ろされた[10]
  11. GOOD NIGHT BABY
    あいみょん曰く「10代や20代の恋愛をイメージして書いた」ラブソング。カジュアルライン「Reebok CLASSIC」とのコラボレーションでミュージック・ビデオも制作された[10]
  12. from 四階の角部屋
    一発録りによる楽曲で、後からトランペットのみ足された[10]。これまでに発表された楽曲で最も演奏時間が短い曲で、前曲より少々間を開けて始まる。

タイアップ[編集]

チャート成績[編集]

2019年2月25日付のオリコン週間ランキングでは初動61,645枚を売り上げ、週間2位にランクインした。自身の最高順位。

チャートと売上[編集]

認定とセールス[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]