山本光伸 – Wikipedia
山本 光伸(やまもと みつのぶ、1941年[1] – )は、日本の翻訳家。北海道当別町在住。
インターカレッジ札幌顧問、(株)柏艪舎代表取締役、文芸翻訳検定協会代表理事[2]。筆名・三木学[3]。
東京都武蔵野市出身[4]。国際基督教大学教養学部歴史学科卒業[5]。河出書房に入社するが、半年後会社が倒産、以後翻訳の道に入る[6]。『トップガン』のノベライズをはじめハードボイルド小説の翻訳が多い。30代からの20年間ほどは鎌倉市で剣道道場を経営して生計を立てた。三島由紀夫の「楯の会」の会員たちとも親交を持っていた。
趣味のツーリングで訪れた北海道に憧れを抱き、53歳のときに移住。1996年、札幌市にて本格的な文芸翻訳者養成校インターカレッジ札幌を設立[7]。2001年には同じく札幌市に総合出版社の株式会社柏艪舎を設立[8]。
- 『太宰ノオト』(筆名・三木学)、2009年6月、柏艪舎
- 『誤訳も芸のうち』2013年2月、柏艪舎
- 『R・チャンドラーの「長いお別れ」をいかに楽しむか』2013年12月、柏艪舎
- 『私の中の三島由紀夫』2017年3月、柏艪舎
主な翻訳[編集]
- T・J・パーカー著『ラグナ・ヒート』1986年11月、サンケイ出版
- ポール・アードマン著『マネー・パニック ’89』1987年6月、サンケイ出版
- ピーター・エヴァンス著『英国人の娘』1987年8月、文芸春秋
- ポール・アードマン著『カジノ、砂漠の巨大ビジネス』1988年11月、新潮社
- ジャスティン・スコット著『シップキラー(上・下)』1989年1月、角川書店
- ウィルバー・スミス著『闇の豹』1989年12月、早川書房
- クライヴ・バーカー著『不滅の愛(上・下)』1995年4月、角川書店
- ロバート・ラドラム著『狂信者(上・下)』1995年6月、新潮社
- デイヴィッド・L・リンジー著『狂気の果て』1995年8月、新潮社
- H・ホークスリー、S・ホルバートン著『米中戦争』1998年6月、二見書房
- ピーター・マース著『アンダーボス』1998年10月、光文社
- ケン・アリベック著『バイオハザード』1999年6月、二見書房
- マルコム・マクファーソン著『墜落!の瞬間』1999年6月、青山出版社
- ジュリー・パーソンズ著『メアリー最期の八日間』1999年1月、扶桑社
- ボブ・グリーン著『デューティ』2001年7月、光文社
- アルフレッド・ランシング著『エンデュアンランス号漂流』2001年7月、新潮社
- ロバート・ラドラム著『単独密偵(上・下)』2001年8月、新潮社
- トニー・ホルヴィッツ著『青い地図 キャプテンクックを追いかけて(上・下)』2003年12月、バジリコ
- ジャン・グレープ著『子猫探偵ニックとノラ』2004年12月、光文社
- ロバート・ラドラム著『メービウスの環(上・下)』2005年1月、新潮社
- マーク・カーランスキー著『「塩」の世界史』2005年12月、扶桑社
- ダニエル・シルヴァ著『イングリッシュ・アサシン』2006年1月、論創社
- フランク・マカダムス著『叛逆のとき』2007年6月、柏艪舎
- ディーパック・チョプラ著『「聖なる力」に満ちあふれた人生』2009年3月、大和出版
- ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
- ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
- ^ 読売人物データベース
- ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
- ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
- ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
- ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
- ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
Recent Comments