コック警部の晩餐会 – Wikipedia

コック警部の晩餐会』(コックけいぶのばんさんかい)は、2016年10月20日から12月22日まで毎週木曜 0時10分 – 0時40分(水曜深夜)にTBS系の水曜版『テッペン!』・『水ドラ!!』枠で放送されていたテレビドラマである。主演の柄本佑は連続ドラマ初主演であり、小島瑠璃子は本作が女優デビュー作かつ連続ドラマ初出演となる[1]出演するえなりかずきの代表作であり、同局の制作であるドラマ『渡る世間は鬼ばかり』を彷彿とさせる演出や楽曲が随所に見られる。[要出典]

あらすじ[編集]

古久星三(こっく ほしみつ)は、警視庁捜査一課の特命警部であるが、料理の腕前もプロ級である。“料理はウソを付かない”が彼の捜査方針で、殺人事件で被害者が最後に食べ残した料理を再現し、その料理を、古久が主宰する晩餐会に招待された犯人と思われる人物に食べさせ、その事件の犯人を炙り出す。

キャスト[編集]

主要人物[編集]

古久 星三(こっく ほしみつ)
演 – 柄本佑
本作の主人公。捜査一課特命警部。料理はプロ級の腕前で通称は「コック警部」。「料理はウソをつかない」という信念を持つマイペースな性格。勤務中、『天空』で田部の料理を堪能することもしばしば。決め台詞は「この事件、私が料理しましょう」。
七瀬 あずみ(ななせ あずみ)
演 – 小島瑠璃子
新人刑事。古久のバディ。ドラマ『刑事トロンボ』に憧れて念願の警察官になったが、頭が「高野豆腐のように」固い。カツカレーにマヨネーズを大量にぶっかける、ペペロンチーノに大量のチーズをかける、茶碗蒸しをグチャグチャに混ぜて食べるなど、古久曰く「超が付くほどのバカ舌」。ストレスが溜まったら『トロンボ』のDVDを桃と一緒に観て解消する。よく猫田の足を踏む。
猫田 典雄(ねこた のりお)
演 – えなりかずき
ベテラン刑事。古久の先輩だが、階級は警部補で、古久をライバル視し、古久の手絡を横取りしたがる。実家はラーメン店(本人談)。手柄を求めて行動するが、よく早とちりするなど捜査の腕はイマイチ。極度の猫舌。あずみからは「童貞刑事」と馬鹿にされている。チカという女性に入れあげている。

その他[編集]

一条 千鶴(いちじょう ちづる)
演 – 藤真利子
刑事部長。古久たちの上司。美食家で無類のお茶好き。
田部 歩(たべ あゆむ)
演 – 西銘駿[2]
創作料理店『天空』のシェフ。料理の腕を見込んだ古久に鍛えられたことから、古久のことを尊敬している。猫田からは「改造人間にしてやろうか!」と毒づかれたことがある。
桃(もも)
演 – 久松郁実[3]
交通課の婦人警官。「警察官舎やよい寮」における、あずみのルームメイト。

ゲスト[編集]

第1話
第2話
第3話
第4話
  • 小山内 進(アポロ2号軒店主) – 河相我聞
  • 遠藤 健三(アポロ3号軒店主) – 浜田学
  • 矢沢 翔(アポロ軒二代目店主) – 佐藤太助
  • 山岩 達雄(アポロ軒初代店主) – 外波山文明
第5話
  • 笠原 悦子(主婦) – 雛形あきこ
  • 笠原 治(サラリーマン) – 片山享
  • 笠原 悠斗(笠原夫妻の息子) – 庵原匠悟
第6話
第7話
第8話
  • 真島 和子(『カツ丼真島』初代店主) – 伊佐山ひろ子
  • 真島 三郎(和子の三男。『カツ丼真島』二代目店主) – 森岡龍
  • 真島 一郎(和子の長男。『とんかつ一郎』店主) – 阿部進之介
  • 真島 二郎(和子の次男。『蕎麦処そば二郎』店主) – 中村僚志
第9話
  • 近藤 貫太(『コンドーカレー[注 1]』店主) – 石田佳央
  • 佐久間(近所の主婦。事件現場の目撃者) – 大島蓉子
  • 犬山 徹(監察官) – 正名僕蔵( – 最終話)
  • 山田 晶(『コンドーカレー』従業員) – 馬場徹( – 最終話)
  • 浅見 チカ(『スナック48』店長) – 板野友美( – 最終話)
  • 『スナック48』ホステス – 山根千佳
最終話
  • 木村 栄子(『コンドーカレー』従業員) – 工藤美桜

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

ネット局と放送時間[編集]

  1. ^ 秋葉原のカレー店『ベンガル』にて撮影。
  2. ^ 初回は、ミニ枠放送のため5分繰り下げ木曜になってからの放送。

外部リンク[編集]