澁澤幸子 – Wikipedia

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澁澤 幸子(しぶさわ さちこ、1930年(昭和5年)7月22日[1][2] – )は、日本の著作家、トルコ研究家。日本文芸家協会会員。日本トルコ協会会員。小説家、フランス文学者澁澤龍彦の妹。

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東京生まれ。武州銀行に勤める澁澤武の長女[3]。澁澤龍彦の妹[3]。澁澤道子の姉[3]。1948年、十文字高等女学校卒業[4]。津田塾大学英文学科卒業。

『ドレスメーキング』『スタイル』編集者を経てフリーライターになる[5]。『週刊現代』『ヤングレディ』『平凡パンチ』などのアンカーをつとめ、多くの女性誌等にエッセー、旅行記など執筆[5]。1981年以降、足繁くトルコを訪問し、トルコ関連の旅行記や歴史物語、評論、エッセーなどを執筆、トルコに関する講演も行う[6]。日本トルコ協会機関誌『アナトリアニュース』に長期連載中。

  • 『食いしん坊のサラリーマンとOLのための東京うまいもの屋 : 厳選200店完全取材』(講談社、1977年)
  • 『なにかを始めたいあなたへ』(じゃこめてい出版、1981年)
  • 『新・東京うまいもの屋230 : 味にうるさいビジネスマン、OLへ』(講談社、1980年)
  • 『最新・東京うまいもの屋250 : 食べることの好きなビジネスマン、OLへ』(講談社、1985年)
  • 『女、五十歳。さあ、これから』(じゃこめてい出版、1992年)
  • 『イスタンブール歴史散歩』(池澤夏樹との共著、新潮社、1993年)
  • 『イスタンブール、時はゆるやかに』(新潮社、1994年)
  • 『澁澤龍彦の少年世界』(集英社、1997年)
  • 『イスタンブールから船に乗って』(新潮社、1997年)
  • 『寵妃ロクセラーナ』(集英社、1998年)
  • 『ハーレムの女たち』(集英社、1999年)
  • 『落日のボスフォラス』(集英社、2001年)
  • 『イスタンブールからバスに乗って』(恒文社21、2001年)
    • 韓国語版『이스탄불에서 버스를 타고』(디드로、2004年)
  • 『エーゲ海ゆらゆら』(論創社、2004年)
  • 『キプロス島歴史散歩』(新潮社、2005年)
  • 『だから、イスタンブールはおもしろい : 歴史的多民族都市の実感的考察』(藤原書店、2009年)
  • 『気がつけばドッキョロージン : ハッピーシングルライフ』(じゃこめてい出版、2010年)

参考文献[編集]

  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。

外部リンク[編集]

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