大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝 – Wikipedia

大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝(おおたき・えいいちの・アメリカン・ポップスでん)は、2012年から2013年までの連休期にNHK-FM放送でシリーズで放送されていた音楽番組である。

シンガーソングライターの大瀧詠一は自ら作詞・作曲・歌唱するだけでなく、近現代の邦楽・洋楽の研究家としても知られ、その見識が広いことでも知られている[1]

この番組では1950年代からさかのぼり、大瀧自らの視点から、近現代のアメリカのポップス史を追究するというものである。しかし、第5弾の放送準備を進めていた2013年12月30日に大瀧が急逝、その後の放送企画も進んでおらず、事実上未完状態となっている。

シリーズ[編集]

第1期[編集]

題名「大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝2012」
放送 2012年3月26-30日(3月27-31日未明) 0:00-0:50
(再放送) 同年4月1-5日 18:00-18:50(一部除く)
(アンコール) 同年8月13-17日 13:00-13:50
テーマ このシリーズはエルヴィス・プレスリーデビュー前後、そしてエルビスデビュー当初の楽曲が主であった。[1]

第2期[編集]

題名「大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝2012パート2」
放送 2012年8月27-31日(8月28-9月1日未明[注 1]) 0:00-0:50
(再放送)同年9月3-7日 18:00-18:50(一部除く)
(アンコール)2013年3月18-22日(3月19-23日未明)0:00-0:50、3月25-29日18:00-18:50(一部除く)
テーマ このシリーズでは1956年のエルビスの活躍と、それに影響を受けたアーティストを特集した。[2]

第3期[編集]

題名「大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝パート3」
放送 2013年3月25-29日(3月26-30日未明) 0:00-0:50
(再放送)同年4月1-5日 18:00-18:50(一部除く)
テーマ エルビスブームが過ぎた1960年代前半のアメリカンポップスについての紹介[3]

第4期[編集]

題名「大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝パート4」
放送日 2013年8月12-16日(8月13-17日未明) 0:00-0:50
(再放送)同年8月19-23日 18:00-18:50(一部除く)
テーマ 1950年代後半から1960年代のロックンロールブームから1960年代ポップスへどのように移って行ったかをみる[4]

第5期[編集]

題名「大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝パート5」
※2013年末ごろから、資料作りや番組の構成を練っていた段階にあったが、大瀧が2013年12月30日に急逝。2014年3月の放送を目指していたが、放送企画も進まず凍結状態となっている[5]
  1. ^ 8月31日付け分は地震による津波注意報発令のため休止となり、9月7日の再放送が初回扱い
  1. ^ a b 来週26日(月)深夜から5回にわたって放送『大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝2012』詳細決定!(NHK-FMブログ 2014年1月1日閲覧<以下出店先と閲覧日同じ> 2012年3月23日)
  2. ^ 27日(月)深夜から5夜連続放送!『大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝2012 パート2』(2012年8月24日)
  3. ^ いよいよ来週25日(月)深夜から5夜連続放送!『大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝 パート3』(2013年3月22日)
  4. ^ いよいよ来週12日(月)深夜から5夜連続放送!『大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝 パート4』(2013年8月9日)
  5. ^ 大滝詠一さん突然死 音楽界に衝撃(日刊スポーツ2014年1月1日 同日閲覧)、大瀧詠一さん急死、解離性動脈瘤で早すぎる65歳(スポーツ報知2014年1月1日 同日閲覧)