朝日村 (新潟県) – Wikipedia
岩船地域における平成の大合併。当町は村上中心部に対し北東に位置した。
朝日村(あさひむら)は新潟県の北部に存在した村である。
2008年4月1日に村上市、荒川町、神林村、山北町と合併し、村上市となった。平成17年国勢調査によると旧・村上市への通勤率は33.8%。
合併以前は、日本の村では奈良県十津川村に次いで2番目に大きい面積を持っていた。
村域の大半を山林が占め、平坦地は南西部の三面川流域に広がる。
隣接していた自治体[編集]
- 村長:鈴木源左衛門(2001年2月26日から)
産業[編集]
林業が盛んであり、1971年(昭和46年)には県の林業試験場(後に森林研究所に改称)が村上市から移転して村内の鵜渡路で業務を開始した[2]。
かつては鳴海金山[3]や、鉛などを産出していた葡萄鉱山(昭和30年代に閉山[4])があった。
姉妹都市・提携都市[編集]
- 朝日中学校
- 猿沢小学校(合併後の2019年に塩野町小と統合し「朝日さくら小学校」となる[5])
- 小川小学校
- 塩野町小学校(合併後の2019年に猿沢小学校と統合し「朝日さくら小学校」となる[5])
- 朝日みどり小学校
- 三面小学校(合併後の2019年に小川小へ統合[5])
鉄道[編集]
村内に鉄道路線なし
道路[編集]
(2008年3月1日時点)
-
- ※村上市との合併後に日本海東北自動車道が開通し、朝日三面IC・朝日まほろばICが設けられている。
観光・文化[編集]
「みどりの里」や葡萄スキー場など、村営の施設を中心とする観光開発が行われていた[6]。
- 朝日みどりの里(道の駅朝日)
- 1986年にオープンし順次拡張が進められた国道7号沿いの観光拠点。
- 大須戸能 定期演能4月3日・8月中旬(特設舞台にて薪能)
- ※毎年海外公演も行っている(平成16年はドイツ)
- 二子島キャンプ場
- 新潟県朝日村と山形県鶴岡市(旧朝日村)を結ぶ朝日スーパーライン沿い
- 県内最大級の水力発電所三面発電所の貯水池に二つの島が浮かぶ。
- ダム完成前は山の山頂であり、中腹に神社有り。
- イワナ・ニジマス・コイなどの魚釣りや甲虫・蝶などの昆虫採集に極めて適しており、ボーイスカウトなどが利用する。
- 売店・トイレ等完備
- 猿田川野営場
- 同上のスーパーラインを山形県に向かい進み県境一歩手前にある。
- ブナの原生林や天然魚の住む渓谷に囲まれた、キャンプ場。
- 鳴海金山(鳴海ゴールドパーク)
- 同上スーパーライン脇に位置する金山跡。
- 越後黄金山として佐渡金山より産金量が多かったと言われている。
- スーパーラインの開通を機に、1990年度から観光整備が進められた[7]。季節限定で一般に大切坑と黄金坑(大千畳坑)を公開している。残雪・土砂崩れ等により臨時閉園する事もある。
- 砂金採集体験も安価にて可能。
- 三面川
- 朝日村から村上市をとおり日本海に注ぐ2級河川。
- 朝日連峰を源流とし、途中3箇所の大規模ダムを越え、豊富な水量で下流域の生活用水となる。
- 釣りの名所であり、近年[いつ?]、新潟県内の河川では初めてサクラマスの竿釣りが解禁となった。
- 塩野町陣屋跡
- 縄文の里朝日
- ぶどうスキー場
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 行政
- 観光
Recent Comments