京都マル秘仕事人 – Wikipedia

before-content-x4

京都マル秘仕事人』(きょうとまるひしごとにん)は、1999年から2002年までテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で放送されたテレビドラマシリーズ。全3回。主演は中条きよし。

after-content-x4

この項では、同シリーズにつき『京都マル秘仕置帖』(きょうとまるひしおきちょう)についても説明する。

便宜上

  • 京都マル秘仕置帖 → 第1作
  • 京都マル秘仕事人 (1) → 第2作
  • 京都マル秘仕事人 (2) → 第3作

とする。

必殺シリーズの登場人物の「三味線屋勇次」が現代の京都に甦り、闇に隠れた悪を討つというスピンオフ企画。

スピンオフ企画といっても必殺シリーズとは直接の関係はなく、通常の2時間サスペンスと変わらない作りになっているが、劇中では往年の必殺シリーズを髣髴とさせるシーンが続々出てくる。

  • 必殺シリーズのテーマ音楽・BGMが使われる。
  • お馴染みの勇次の殺し技が、現代の悪を成敗するイメージシーンとして再現されている。

「京都マル秘仕置帖」は松竹京都映画の企画であるが、「京都マル秘仕事人」は松竹芸能の企画である。

  • 「京都マル秘仕事人 (1)」は松竹芸能製作の「ザ・ハングマン」のテイストで作られている。そのためか、劇中では歴代のハングマンシリーズのBGMが多用されている。
  • だが、「京都マル秘仕事人 (2)」では一転してハングマンシリーズのBGMは一切使用されず、内容も必殺シリーズのそれに近くなっている。

キャスト[編集]

レギュラー[編集]

笠谷良次(第1作) → 木暮伸一(第2作) → 小暮伸一(第3作)
演 – 中条きよし
京都市内にてカラオケ教室のマスターを営む。かつてはプロ歌手だったが血の気の多さ故に所属レコード会社とのトラブルを起こし、あっさりと引退してしまう。裏の顔は悪人に制裁を加える仕事人。
水木志乃
演 – 青田典子(第2作)、細川ふみえ(第3作)
第2作はブティック経営者で、第3作は女優。第3作で何者かに銃殺される。
草野慎平(第2作) →草野一平(第3作)
演 – 田村勤(第2作・第3作)
妙心尼の弟子。第3作で何者かに撲殺される。
妙心尼
演 – 小畠絹子(第2作・第3作)
元締。嵯峨野に「虚心庵」という庵を結ぶ。

ゲスト[編集]

第1作「京都マル秘仕置帖」(1999年)
第2作「京都マル秘仕事人 (1)」(2001年)
第3作「京都マル秘仕事人 (2)」(2002年)

スタッフ[編集]

  • 脚本 – 保利吉紀、田上雄
  • 音楽 – 宮本一(第1作)、若草恵(第2作)、平尾昌晃
  • 監督 – 石原興
  • 挿入曲
    • 京都マル秘仕置帖 – 中条きよし「おまえの夢」
    • 京都マル秘仕事人 (1) – 中条きよし「抱擁の切れ間」
    • 京都マル秘仕事人 (2) – 西崎みどり「旅愁」(エンディングのクレジットには表記されず)
  • ナレーション – 乾浩明
  • プロデューサー – 辰野悦央、東浦陸夫(朝日放送)・齋藤立太、佐久間博、木村正人(松竹芸能)
  • 制作協力 – 松竹京都映画(現・松竹撮影所 / 第2作・第3作)
  • 制作 – 朝日放送、松竹京都映画(第1作)、松竹芸能(第2作・第3作)

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督
京都マル秘仕置帖
1 1999年10月16日 伝説の男“必殺仕事人三味線屋勇次”が京の町に現れた!
カラオケ教室美人殺人事件 デビュー直前に消された演ドルの秘密
保利吉紀 石原興
京都マル秘仕事人
2 2001年05月19日 三味線屋勇次の糸が京の闇を裂く!殺された美人ストーカーとカラオケ男の秘密 保利吉紀 石原興
3 2002年11月16日 5億円古美術鑑定士殺人事件 必殺三味線屋勇次VS闇の魔宮 田上雄

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

after-content-x4