宮川駅 – Wikipedia
宮川駅(みやがわえき)は、三重県伊勢市小俣町本町にある、東海旅客鉄道(JR東海)参宮線の駅である。
快速「みえ」は原則として通過となるが、参宮線内各駅停車となる19号・21号・23号・25号の伊勢市行きに加え、名古屋行きの「みえ」2号・4号が停車する。
終着駅であった開業直後の4年間(1893年 – 1896年)については、1日平均の乗降者数が1,000人を超え、松阪駅の約2倍の人数で混雑していた。しかし、1897年(明治30年)11月の山田駅(現・伊勢市駅)開業と共に、混雑は山田駅に移り、1898年(明治31年)の乗降者数は約10分の1に激減することになった[2]。
年表[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。行き違い用線路がホームよりずっと長いのは、かつて貨物列車や伊勢神宮参拝の長距離列車が当駅で交換した名残である。
伊勢市駅管理の無人駅となっている。なお、2番線側から直接ホームに入ることも可能である。
のりば[編集]
利用状況[編集]
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[9]。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 264 |
1999年 | 259 |
2000年 | 246 |
2001年 | 254 |
2002年 | 248 |
2003年 | 242 |
2004年 | 247 |
2005年 | 262 |
2006年 | 271 |
2007年 | 277 |
2008年 | 276 |
2009年 | 261 |
2010年 | 253 |
2011年 | 253 |
2012年 | 254 |
2013年 | 281 |
2014年 | 251 |
2015年 | 261 |
2016年 | 282 |
2017年 | 258 |
2018年 | 265 |
2019年 | 279 |
バス路線[編集]
- 三交伊勢志摩交通
- 伊勢市コミュニティバス「おかげバス」
- 東大淀・明野・小俣線
- 山大淀
- 山大淀(三重ハートセンター経由)
- 小俣図書館
- 小俣・粟野デマンド(予約制)
- 湯田・新村方面(1日5便)
- 粟野団地方面(1日5便)
- 植山方面(1日4便)
※当駅に一部が停車する快速「みえ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 参宮線
- 田丸駅 – 宮川駅 – 山田上口駅
注釈[編集]
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
出典[編集]
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、25頁。
- ^ 『小俣町史 通史編』259ページ
- ^ 「宮川新驛舍 七日落成式」伊勢新聞 1938年1月4日付 7面、「省線宮川驛舍 立派に竣工 けふ盛大な祝賀宴」伊勢新聞 1938年1月7日付 2面、「宮川驛増改築落成祝賀会」伊勢新聞 1938年1月9日付 夕刊 2面
- ^ 『広報おばた 第325号』(1981年5月1日発行、発行:小俣町役場)p7、建物資産標に記載されている年月は昭和55年12月
- ^ 『JR伊勢市駅開業90周年記念誌』p12
- ^ 竣功年月が橋の銘板に記載
- ^ 「168台収容の無料駐輪場が完成 小俣町・JR宮川駅前」中日新聞 1996年4月2日付 朝刊 16面 伊勢志摩版
- ^ 「今月下旬に利用OK 参宮線宮川駅 南側出入り口建設進む」中日新聞 1997年2月5日付 朝刊 20面 伊勢志摩版
- ^ 三重県統計書 – 三重県
参考文献[編集]
- 『小俣町史 通史編』1988年11月3日発行、編集:小俣町史編さん委員会、発行:小俣町
- 『JR伊勢市駅開業90周年記念誌』1987年11月発行、編集発行者:東海旅客鉄道株式会社 伊勢市駅
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