安田謙一郎 – Wikipedia

安田謙一郎(やすだ けんいちろう、1944年1月14日[1] – )は、日本のチェロ奏者。

東京都出身[1]。桐朋高等学校中退[1]。1965年、第34回日本音楽コンクールでチェロ部門第1位とともに大賞を獲得、1966年、第3回チャイコフスキー国際コンクールでチェロ部門第3位に入賞した。1969年、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団のソリストとして日本、欧米の演奏旅行に同行し、同年から1973年までピエール・フルニエのアシスタントを務めた。1986年、安田弦楽四重奏団を結成し、ハイドン、ベートーヴェンの室内楽作品の演奏で評価されている。

これまでにチェロを斎藤秀雄、ガスパール・カサド、ピエール・フルニエに師事した。

  • 現在、桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室講師。妻の安田明子と共に水戸室内管弦楽団団員を務めている。

安田弦楽四重奏団[編集]

  • 第1ヴァイオリン:安田明子
  • 第2ヴァイオリン:戸澤哲夫
  • ヴィオラ:白尾偕子、斉藤和久、臼木麻弥
  • チェロ:安田謙一郎
  1. ^ a b c 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.526