エルヴェイティ – Wikipedia
エルヴェイティ(Eluveitie)は、スイス出身のフォーク・メタルバンド。
民族楽器を取り入れた音楽性が特徴で、ライブではサポートを含めた大所帯の楽団編成で活動。バンド名は、ガリア語で『スイスに住んでいたケルト人』の意[2]。同語を採用した曲を主体としている。
2002年、クリゲル・グランツマンを中心に結成。2003年に、デモEP『Vên』をリリースし、翌年にオランダのフィアー・ダーク・レコードと契約。同年に『Vên』をリメイクしてリリースした。
2006年、1stアルバム『Spirit』をリリース。『Spirit』はサウンドホリックからもリリースされ日本デビューを果たした。
2008年、レーベルをニュークリア・ブラストに移し、2ndアルバム『Slania』をリリースした。また、同年には1stEP『Vên』と1stアルバム『Spirit』がフランスのシーズン・オブ・ミストから再発されている。日本では、ハウリング・ブル・エンターテイメント傘下のPerfect Crime Recordsから邦題『魔笛の国のスラニア』としてリリースされた。
2009年に、3rdアルバム『Evocation I: The Arcane Dominion』をリリース。同アルバムは、メタルの要素を廃し、フォークソングの要素が強いアルバムとなっている。
2010年、4thアルバム『Everything Remains as It Never Was』をリリース。同アルバムでは、再びメタル要素を含んだ、フォークメタルとなっている。
2012年、5thアルバム『Helvetios』をリリース。2nd、4thと同様フォークメタル中心のアルバムである。また、同年には廃盤となって久しい1stEP『Vên』のリレコーディングと、1stアルバム『Spirit』のリマスターを収録したコンピレーションアルバム『The Early Years』をリリースした[3]。
2014年6月、初来日公演。6thアルバム『Origins』をリリース。
2017年、7thアルバム『Evocation II』をリリース[4]。
2018年2月、約4年ぶりの来日公演ツアーを開催[5]。
2019年、8thアルバム『Ategnatos』をリリース[6]。
メンバー[編集]
※2019年8月時点
現ラインナップ[編集]
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クリゲル・グランツマン(Vo/Man) 2019年
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ラファエル・ザルツマン(Gt) 2019年
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ヨナス・ウルフ(Gt) 2017年
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カイ・ブレム(Ba) 2019年
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マッテオ・システィ(Bag) 2017年
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ニコル・アンスペルゲル(Vio) 2019年
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ミヒャリナ・マリーズ(Hur) 2019年
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ファビエンヌ・エルニ(Vo/Har) 2019年
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アラン・アッカーマン(Dr) 2019年
旧メンバー[編集]
- ダニ・フューアー (Dani Furer) – リードギター (2003-2004)
- イヴ・トリベルホーン (Yves Tribelhorn) – リズムギター (2003-2004)
- ジャン・アルバーティン (Gian Albertin) – ベース/ボーカル (2003-2004)
- ダリオ・ホフステッター (Dario Hofstetter) – ドラムス (2003-2004)
- リンダ・スーター (Linda Suter) – フィドル/ボーカル (2003-2004)
- メットゥ・アッカーマン (Mättu Ackermann) – フィドル (2003-2004)
- ディデ・マーフュート (Dide Marfurt) – ハーディ・ガーディ/バグパイプ (2003-2004)
- フィリップ・レインマン (Philipp Reinmann) – ブズーキ (2003-2004)
- ベニ・ヘフェリ (Beni Häfeli) – ドラムス (2004)
- セヴァン・キルデール (Sevan Kirder) – バグパイプ/フルート (2003-2008)
- メリ・タディッチ (Meri Tadić) – ヴァイオリン (2003-2013)
- セヴェリン・”セヴィ”・ビンダー (Severin “Sevi” Binder) – ボーカル (2004-2006)
- イーヴォ・ヘンツィ (Ivo Henzi) – リズムギター (2004-2016)
- シーメ・コーチ (Sime Koch) – リードギター (2004-2012)
- ラフィ・キルデール (Rafi Kirder) – ベース (2004-2008)
- マーリン・スーター (Merlin Sutter) – ドラムス (2004-2016)
- サラ・キーネル (Sarah Kiener) – ハーディ・ガーディ/バス・ショーム/アコーディオン/ボーカル (2005-2006)
- アンナ・マーフィー (Anna Murphy) – ハーディ・ガーディ/ボーカル (2006-2016)
- パトリック・”ペデ”・キストラー (Patrick “Päde” Kistler) – バグパイプ/ホイッスル (2008-2014)
ディスコグラフィ[編集]
アルバム[編集]
- 2006年 『スピリット』 Spirit
- 2008年 『魔笛の国のスラニア』 Slania
- 2009年 『イヴォケーションI〜神秘の地ガリア〜』 Evocation I: The Arcane Dominion
- 2010年 『エブリシング・リメインズ』 Everything Remains as It Never Was
- 2012年 『ヘルヴェティオス』 Helvetios
- 2014年 『オリジンズ』 Origins
- 2017年 『イヴォケーションII:ヴィジョンズ』 Evocation II: Visions
- 2019年 『アテグナトス』 Ategnatos
コンピレーション[編集]
- 2012年 アーリー・イヤーズ The Early Years
シングル・EP[編集]
- 2003年 Ven (デモEP)
- 2004年 Ven (EP)
- 2009年 Omnos (シングル)
2016年にバンドを脱退したアンナ・マーフィー(Vo/Hur)、イーヴォ・ヘンツィ(Gt)、メルリン・スッタ―(Dr)の3人は同年にCellar Darlingを結成し、現在も音楽活動を続けている。[7]
外部サイト[編集]
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