おネプ! – Wikipedia
『おネプ!』は、テレビ朝日系列局で放送されたテレビ朝日製作のバラエティ番組。製作局のテレビ朝日では1999年10月2日から2001年3月26日まで放送。 この項目では、1998年10月2日から1999年9月25日まで同局で放送された前身番組『ネプいっ!』についても触れる。 ネプチューンの3人がメインを務めた深夜番組で、1998年に『ネプいっ!』と題してスタートした後、1999年に改題リニューアルした。当初はローカルセールス枠で放送の単独番組だったが、2000年4月以降は『ネオバラエティ』月曜第1部の番組として放送されていた。 番組の終了後、同じく『ネオバラエティ』枠で後継番組の『ちゃんネプ』がスタートした。 スタッフ[編集] 主なコーナー[編集] ネプタク[編集] ネプチューンの3人がタクシーの運転手役を務めていたコーナー。『ネプいっ!』時代から2000年まで実施。 祈願成就!出張ネプ投げ[編集] 原田扮する「原田大明神」が、番組に応募してきた団体の祈願(商店街の発展やサークルの試合の勝利等)を成就させるべく、彼らに巴投げを仕掛けていたコーナー。『ネプいっ!』時代から続くメインコーナーである。露払いを務める堀内は、原田の相棒であり愛人の「堀内MICO一番」に扮して出演。名倉はコーナーの進行役を務めていた。 原田の投げ方は様々で、ノーマルな巴投げはもとより、巨乳の女性に対しては胸を強調させる「バックボイン投げ」を、原田の個人的な好みの女性に対しては難解とされる「エックス投げ」を、満場一致の美人に対しては股を大きく広げさせる「フェニックス(不死鳥投げ)」などを仕掛けていた。さらには、堀内に対しても「MICOフラッシュ」や「パコーンフラッシュ」という股を自ら広げさせる必殺技を仕掛けていた。そして、堀内が投げられた女性に対し抱いたインスピレーションを「出ました!○○○○○でございます」と述べるのがコーナーの定番となっていた。コーナーのラストでは、原田がその日の思いを込めた言葉を刻んだボクサーパンツをその場で脱ぎ、収録に訪れているギャラリーに向かって投げるのが恒例になっていた。 また、終わりが近付くと、正体不明のライバルが原田の前に姿を現していた。ライバルとの戦いで苦戦する原田を救うため、堀内は原田に対し変身カプセルを使用するが、なぜか当の原田はパワーダウンしてしまう。エネルギー切れになった原田に、堀内はハートマークの巨大な破魔矢を尻にグサリと刺してエネルギーを注入し、刺された原田が「効いた〜、愛〜の目覚め〜」(元ネタは『ゼンダマン』)と叫びながら復活して敵を倒すというお決まりのコントも行われていた。 このコーナーは、主に若い女性を対象としていた。原田が投げる際に高確率で彼女たちの肌や下着が見えるため、男性視聴者からは人気を博していたが、世間ではその事が軽く問題になっていた[1]。放送と青少年に関する委員会(現・放送倫理・番組向上機構)からも「カメラアングルがのぞきを肯定しているかのようだ」との指摘を受け、コーナー打ち切りを余儀なくされた[2]。YouTubeなどの動画投稿サイトにはこのコーナーのビデオが権利者への断り無しに投稿されているが、そのようなサイトでは18禁扱いになっている。 番組の最終回には生放送でネプ投げ封印式が行われ、原田大明神の断髪式ならぬ「断パンツ式」が行われた。この時に、原田は普通の30歳[3]の男性に戻ると同時に、堀内MICO一番と結婚することを発表した。多数のゲストが駆けつけ、最後にはアントニオ猪木も駆けつけた。 『ネプいっ!』時代には、草彅剛とユースケ・サンタマリアが『『ぷっ』すま』の宣伝のためにゲスト出演したこともある。その際に、草彅が堀内同様にインスピレーションの一言を言うことを強いられて言葉に詰まり、勢いで女性器の名称を言ってしまい(当然ピー音で隠されたが)、周囲や視聴者を騒然とさせた。 超有名人が集まる喫茶店[編集] ネプチューンの3人が店員を務める喫茶店に、毎回コージー冨田や原口あきまさなどのモノマネ芸人扮する有名人たちが集まるという体で行われたコーナー。大物が来店するらしいとの情報を聞き付けたネプチューンが、誰が迎えに行くかをジャンケンで決め、負けた者が数分後にその大物に成りすまして1分間のショーを行うというものだった。 このコーナーで、加藤茶がザ・ドリフターズの当時のリーダー・いかりや長介のモノマネをした。 子供とガチンコなぞなぞ寿司ネタクイズ[編集] 堀内が進行役を務めたクイズコーナーで、「祈願成就!出張ネプ投げ」終了後の代替企画としてスタートした。名倉と原田に2組のゲストを加えた「大人チーム」対4人の「子供チーム」でなぞなぞ勝負をし、勝った方が高級寿司を食べられるというルールで行われた。
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