だれでもアソビ大全 – Wikipedia
『だれでもアソビ大全』(だれでもアソビたいぜん)は、任天堂のニンテンドーDS用ゲームソフトである。2005年11月3日発売。Touch! Generationsシリーズの1つ。『Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全』、DSiウェアの『ちょっとアソビ大全』についても、この項にて説明する。
2020年にはNintendo Switch用の『世界のアソビ大全51』が発売された。
お茶の間で定番のボードゲームの他、トランプゲーム、オリジナルのバラエティゲームなど、合わせて40種類以上のゲームを収録したテーブルゲーム集。ワイヤレス通信を利用して複数人で遊ぶ場合はひとつのソフトで最大8人まで楽しむことができる。
カードゲームに関しては、「ババ抜き」などの初心者向けから、「ゴニンカン」などのややマイナーなゲームまで取り揃えており、ある意味、花札や百人一首やトランプ製造会社としても名を馳せる任天堂らしいソフトである。
収録ゲームの一部を変更しニンテンドーWi-Fiコネクションに対応したバージョンが海外で『42 ALL-TIME CLASSICS』(ヨーロッパ・オセアニア版)、『CLUBHOUSE GAMES』(北米版)として発売された。後に日本でもWi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全として発売された。
収録ゲーム[編集]
★は『Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全』未収録。
〇は1人プレイ専用。
おてがるトランプ[編集]
おとなのトランプ[編集]
トリックテイキング[編集]
和風ゲーム[編集]
ボードゲーム[編集]
バラエティゲーム[編集]
- バランスゲーム(Balance)- シーソー型の不安定な台上に1人1個ずつブロックを載せていく。すでに載っているものを含めてブロックが台から落ちてしまったプレイヤーは脱落となり、最後に残ったプレイヤーの勝ち。
- ことばさがし(Word Balloon)- 81種類の文字から1人1字ずつ照合していき正解の言葉を探し当てる。違う文字は全プレーヤーに公開される。プレイヤーは正解を見つけた順に順位がつく。20回外れたプレーヤーは脱落。
- ラストワン ★ – 数十個並んだマークを1人ずつ消していき、最後の1個を消してしまったプレイヤーの負け。マークは真横に並んだものに限り一度に複数消してもよい。
- ソーダゲーム(Soda Shake)- ソーダの入ったビンを1人ずつ振っていき、ソーダが吹き出てしまったプレイヤーの負け。
- シーソーゲーム ★ – 手持ちの3種類16個の錘を任意の数だけ天秤に載せて計量を行い、数回繰り返して一番重かった回数の多いプレイヤーの勝ち。他プレイヤーの載せる錘は計量時まで確認できず、また錘は各個一度限りしか使えない。
アクションゲーム[編集]
1人プレイの場合は3つのモードが用意されている。
フリープレイ[編集]
好きなゲームを選択して遊ぶモード。メンバーやルールの設定変更も可能。各ゲームの勝利数およびクリア回数に応じて、デザインのレパートリーが増える。
スタンプラリー[編集]
全42ゲームを順番にプレイし、スタンプを3つ集めて次のゲームに進み、完走を目指すモード。フリープレイの隠しゲームを手に入れるためには、このモードで登場した該当のゲームを一度プレイし、クリアする必要がある。
レベル | ゲーム |
---|---|
1-1 | ばばぬき |
1-2 | ソーダゲーム |
1-3 | 7ならべ |
1-4 | ぼうずめくり |
1-5 | ページワン |
1-6 | スピード |
1-7 | ラストワン |
1-8 | スローモー(隠しゲーム) |
2-1 | すごろく |
2-2 | ことばさがし |
2-3 | リバーシ |
2-4 | ブラックジャック |
2-5 | ダウト |
2-6 | ボウリング |
2-7 | アメリカンページワン |
2-8 | しょうぎ |
2-9 | シーソーゲーム(隠しゲーム) |
3-1 | しんけいすいじゃく |
3-2 | だいふごう |
3-3 | おはじきじんとり |
3-4 | セブンブリッジ |
3-5 | バランスゲーム |
3-6 | ポーカー |
3-7 | はさみしょうぎ |
3-8 | ラミー(隠しゲーム) |
4-1 | ごもくならべ |
4-2 | ナポレオン |
4-3 | はなふだ |
4-4 | スペード |
4-5 | チャイニーズチェッカー |
4-6 | ハーツ |
4-7 | チェス |
4-8 | おはじきゴルフ |
4-9 | チェッカー(隠しゲーム) |
5-1 | ぐんじんしょうぎ |
5-2 | おはじきビリヤード |
5-3 | ゴニンカン |
5-4 | ダーツ |
5-5 | バックギャモン |
5-6 | コントラクトブリッジ |
5-7 | クロンダイク |
5-8 | ナップ(隠しゲーム) |
スタンプの押される数は
3人以上で対戦するゲーム(2対2を除く)
1位:3個 2位:2個 3位以下:1個 全員引き分け:3個
2人or2対2で対戦するゲームor「ソーダゲーム」「ラストワン」
勝ち:3個 負け:1個 引き分け:2個
1人用ゲーム
クリア:3個 失敗:0個
チャレンジ[編集]
難問を解くモード。1問クリアする毎に隠しマークが1つ解放される。全ての問題をクリアすると音楽を「ポップ」調に変更できる。
番号 | ゲーム | クリア条件 |
---|---|---|
1 | ダウト | 誰かがあがる前にダウトを5回以上連続で成功させる。 |
2 | しんけいすいじゃく | 3分で全てのカードをめくる。 |
3 | ブラックジャック | 10ラウンド終了時点でチップを500以上。 |
4 | だいふごう | 最下位から1位になる。 |
5 | ラミー | ゴーイングラミーであがる。 |
6 | ハーツ | シュートザムーンであがる。 |
7 | ナップ | ミゼールであがる。 |
8 | スペード | ニルであがる。 |
9 | ゴニンカン | スコンクであがる。 |
10 | バックギャモン | バックギャモン勝ち。 |
11 | チャイニーズチェッカー | 7コマ連続で飛び越える。 |
12 | チェッカー | 自分の駒を10個以上残して相手の駒を全滅させる。相手の駒を動かせなくするのは駄目。 |
13 | リバーシ | 4つの角を取る。 |
14 | 全ての駒を相手の色にする。 | |
15 | ぐんじんしょうぎ | スパイで相手の大将を倒す。 |
16 | はさみしょうぎ | 自分の駒を1枚も取られずに勝利する。 |
17 | ことばさがし | 20個の風船で3問以上連続クリア。 |
18 | おはじきゴルフ | 1ホールから9ホールを打数30以下で回る。 |
19 | 10ホールから18ホールを打数35以下で回る。 | |
20 | ホールインワンを出す。 | |
21 | おはじきじんとり | 全てのパネルを自分の色に変える。 |
22 | バランスゲーム | 台の上に箱を20個以上乗せる。 |
23 | 箱を縦向きに10個以上積み上げる。 | |
24 | ボウリング | 3回以上連続ストライク。 |
25 | 5回以上連続1ピン倒し。 | |
26 | ダーツ | 200点以上。 |
27 | 10投中3回ブルズアイに当てる。 | |
28 | ソーダゲーム | 5秒以内にソーダを噴き出す。 |
29 | はなふだ | 五光を出す。 |
30 | 12ラウンド終了時点で150点以上。 |
Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全[編集]
『だれでもアソビ大全』の一部の収録ゲーム(7本)を変更し、ニンテンドーWi-Fiコネクションに対応したバージョン。ヨーロッパ・オセアニア版は『42 ALL-TIME CLASSICS』、北米版は『CLUBHOUSE GAMES』のタイトルで発売された。日本では『Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全』のタイトルで2007年4月19日に発売された。全世界のプレイヤーと通信対戦が可能。(現在はニンテンドーWi-Fiコネクションのサービスは終了している。)
日本・北米では全年齢対象だが収録ゲームのうちポーカーとブラックジャックがギャンブルに通じることやダーツが一部の国で有害玩具に指定されている関係でヨーロッパの審査機関・PEGIでは12歳以上対象、オーストラリアの審査機関・OFLCではPG(Parental Guidance、8歳以上かつ保護者の指導が必要)とされている。
新規収録ゲーム[編集]
削除されたゲーム[編集]
- おはじきゴルフ
- すごろく
- ぼうずめくり
- シーソーゲーム
- ラストワン
- ナポレオン
- ゴニンカン
Wi-Fi対応ゲーム[編集]
ちょっとアソビ大全[編集]
『だれでもアソビ大全』の一部のゲームを抽出したニンテンドーDSiウェア。価格は各500DSiポイント。ワイヤレス通信で8人までのDS、DS Lite、DSiでの対戦プレイが可能だが、『だれでもアソビ大全』および『Wi-Fi対応』との通信やWi-Fiによる対戦は出来ない。
『ちょっとアソビ大全 おてがるトランプ』には「おてがるトランプ」のうち5つのトランプゲーム(ばばぬき、スピード、7ならべ、神経衰弱、ダウト)を収録。
『ちょっとアソビ大全 じっくりトランプ』には「おとなのトランプ」のうち5つのトランプゲーム(ブラックジャック、ページワン、アメリカンページワン、だいふごう、ポーカー)を収録。
『ちょっとアソビ大全 おなじみテーブル』には「テーブルゲーム」のうち5つのテーブルゲーム(リバーシ、将棋、はさみ将棋、五目並べ、花札)を収録。全てのテーブルゲームは2人まで対戦可能で、3人以上でプレイしない人の場合は観戦になる。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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