百済王神社 – Wikipedia

百濟王神社

拝殿
所在地 大阪府枚方市中宮西之町1-68
位置

北緯34度48分55.5秒 東経135度39分37秒 / 北緯34.815417度 東経135.66028度 / 34.815417; 135.66028 (百済王神社)座標: 北緯34度48分55.5秒 東経135度39分37秒 / 北緯34.815417度 東経135.66028度 / 34.815417; 135.66028 (百済王神社)

主祭神 百濟王
牛頭天王
社格等 旧村社
創建 不詳
本殿の様式 春日造
地図

百濟王神社

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百濟王神社(くだらおうじんじゃ)は、大阪府枚方市中宮西之町にある神社。旧社格は村社。百済王氏の祖霊を祭る神社である。

  • 百濟国王
  • 進雄命(江戸時代までは牛頭天王)

百済滅亡後、日本に残留した百済王族・善光(禅広)は朝廷から百済王(くだらのこにきし)の姓を賜り、その曾孫である百済王敬福は陸奥守に任ぜられ、749年陸奥国小田郡で黄金900両を発見して朝廷に献じた。功によって敬福は従三位宮内卿・河内守に任じられ、百済王氏の居館を難波から河内に移した。当地には氏寺として百済寺、氏神として百済王神社が造営された。その子の南典が死去した時、朝廷は百済王の祀廟を建立させた。

数度の火災により百済寺・百済王神社は次第に衰退した。後に奈良の興福寺の支配下に入り、再興が図られた。現在の本殿は、興福寺と関係が深い春日大社の本殿を移築したものである。

現地情報[編集]

所在地
  • 大阪府枚方市中宮西之町1-68
交通アクセス
  • 最寄駅:京阪交野線宮之阪駅下車後、徒歩約10分
  • 最寄バス停:京阪本線枚方市駅より京阪バスでバス停「中宮病院前」下車後、西へ100m
周辺
  • 百済寺跡 – 神社に隣接しており、特別史跡に指定されている。

関連項目[編集]

  • 百済王氏
  • 百済寺
  • 春日移し

外部リンク[編集]