コメツブツメクサ – Wikipedia

コメツブツメクサ(米粒詰草、学名: Trifolium dubium)はシャジクソウ属の1年草。道端や河原などに生える雑草。

和名は、シロツメクサに似ているが全体に小さいことに由来する。コゴメツメクサ(小米詰草)、キバナツメクサ(黄花詰草)ともいう。

往々にしてコメツブウマゴヤシと間違われる。

形態・生態[編集]

葉は、3出複葉で、小葉の先がくぼむ。

花は、黄色の蝶形花が数個 – 20個集まる。受粉後も花弁が残る。

果実(豆果)は、枯れた花弁に包まれる。

分布・生育地[編集]

ヨーロッパ – 西アジア原産で、日本では1930年代に確認された帰化植物。

花言葉は「お米を食べましょう」と「小さな恋人」である。

参考文献[編集]

  • 平野隆久写真『野に咲く花』林弥栄監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、268頁。

    ISBN 4-635-07001-8。

  • 写真で見る外来雑草』畜産技術協会、1995年、9頁。ISBN 4-88137-056-1。
  • 岩瀬徹『形とくらしの雑草図鑑 : 見分ける、身近な280種』全国農村教育協会〈野外観察ハンドブック〉、2007年、53頁。ISBN 978-4-88137-135-0。
  • 岩瀬徹・川名興・飯島和子『校庭の雑草』全国農村教育協会〈野外観察ハンドブック〉、2009年、4版、73頁。ISBN 978-4-88137-146-6。
  • 亀田龍吉、有沢重雄『花と葉で見わける野草』近田文弘監修、小学館、2010年、140頁。ISBN 978-4-09-208303-5。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]